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建築

4台の車が並ぶガレージの施工事例。こだわりがつまった大人の趣味空間をご紹介。

車好きの皆さんの中には、多くの時間を共にする大切な愛車を、ご自分の分身やご家族のように思われている方も多いことでしょう。

そして、そんな車好きの皆さんの多くが頭を悩ませている問題が、それらの車を収納するガレージなのではないでしょうか。

日常使いの車、特別な日に使う車、さらには鑑賞するためだけの車…

所有しているいろいろなタイプの車を、安全安心に保管できるおしゃれでかっこいいガレージがあれば最高ですよね。

しかし、残念なことに、日本では3台以上の車を収納できる機能的かつ快適なガレージや、おしゃれでかっこいいガレージ付き住宅の施工事例が少ないことが現状になっています。

しかも、そのような施工事例も公になっていない場合が多いことから、参考にすることも難しく、おしゃれでかっこいいガレージづくりを諦めてしまう人がいるかもしれません。

それでも、ガレージ付き住宅の目的やメリット、そして作るときのポイントをおさえておけば、理想のガレージを完成させることができるでしょう。

今回は、ガレージ付き住宅を作る前に知っておきたいポイント、そして羨望のまなざしで見られること必至のおしゃれでかっこいいガレージ付き住宅の施工事例をお伝えしていきます。

ガレージ付き住宅の魅力とメリット

ガレージ付き住宅の魅力とメリット

ガレージは単なる車を収納する場所であって、車を置いておければ問題ないという考えの人もいるかもしれませんが、そのように考えることは、非常にもったいないことなのです。

ガレージ付き住宅には、数えきれない魅力とメリットがあり、それらを知ることが、おしゃれでかっこいいガレージ付き住宅を完成させるためのスタートラインになるのです。

大切な愛車を外的要因から守るガレージ

ガレージ付きの住宅ならば、家族同然の存在でもある大切な愛車達を、家族と同じように天候や災害、そして盗難という外的要因から守ってあげることが可能です。

単独のガレージでも、大切な愛車を守るための機能を備えることは可能です。

しかし、ガレージ付き住宅ならば、物理的な距離も近い分、オーナー様の安心感も増していき、愛車の存在をいつも身近に感じることができ、家族と愛車との絆も深まっていきます。

オーナー様と愛車が一緒の空間で、楽しい時間をより一層長く過ごせるので、オーナー様も愛車も、より一層幸せを強く感じられるのです。

大人の趣味を堪能できるスペース

ガレージ付き住宅に設置できるおしゃれでかっこいいガレージは、成功した大人にとっての夢の空間であり、オーナー様の大切なものを、たくさん詰め込むことができます。

ガレージ本来の目的は、外的要因から大切な愛車達を守ることですが、おしゃれでかっこいいガレージであれば、大人の趣味を思う存分楽しむことができます。

かっこいい車にはかっこいいガレージを

車にこだわるのですから、その車を収納しておく特別な空間であるガレージにも、とことんこだわりたいものですよね。

かっこいい車をかっこいいガレージに置くと、車がガレージを引き立て、ガレージが車を引き立てるので、それらの魅力は1+1=2どころか、無限大に広がっていくのです。

さらに、ガレージがおしゃれな邸宅と調和すること、相乗効果はさらに拡大してまるで絵画のような美しさを醸し出すこともできるのです。

しかし、ヨーロッパでは数多く見かけるおしゃれでかっこいいガレージ付き住宅ですが、日本ではあまり事例がありません。

それでも、理想のガレージ付き住宅を日本で実現させるためには、ヨーロッパの邸宅に精通したプロフェッショナルの存在が必須となります。

複数台の車を駐車するガレージに必要な要素

複数台の車を駐車するガレージに必要な要素

ガレージ付き住宅のガレージで車を3台収納できるタイプは一般的ではないにしろ、ごく稀には存在し、見かける機会もあることでしょう。

しかし、4台を収納できるガレージは、身近にあまり事例がないことから参考にすることも難しく、ご自身の理想とするガレージを実現できるのか不安に思われるのではないでしょうか。

しかし、そのような不安も、複数台の車を収納するガレージに必要な要素を理解することで、解消することができるのです。

ガレージとしての実用性とこだわりの両立

ガレージ付き住宅で複数台の車をおしゃれでかっこよく収納したい場合には、ガレージとしての実用性とこだわりの両立が大きな要因となります。

ガレージに高い実用性や機能性を追求していくと、無機質で遊び心や面白みがないガレージになってしまいがちです。

反面、ガレージに自分自身のこだわりを追及した空間や、趣味を楽しめるようなスペースという役割を求める場合には、実用性が劣ってしまうという問題もあります。

単に車を収納するだけの存在であると割り切れるのなら、問題ないのかもしれません。
単に自分自身に居心地のよい空間を作りたいだけなら、問題ないのかもしれません。

しかし、実用性とこだわりのどちらかしか実現できなければ、オーナー様と大切な愛車の両方が満足できる空間とは言えなくなります。

このバランスがとれる良質なガレージを手に入れることは難しいことですが、参會堂の高い技術とデザイン力は、おしゃれさと実用性を兼ね備えたガレージの具現化を可能にするのです。

防犯性と防火性に優れているガレージであること

治安の良さでは定評のある日本ですが、最近は車やバイクの盗難の件数も多くなってきていて、強引に侵入経路を作りだす欧米型の犯罪形式も多くなってきています。

そのような犯罪を防ぐために有効な手段が、ガレージ付き住宅になります。

一般的なガレージの防犯性に比べ、ガレージ付き住宅の場合はガレージが住宅の一部となるので、外部からの侵入に対して、住宅と同じような高い防犯性が求められます。

日本の空き巣の侵入経路の一位は“窓から”となっていて、窓からの侵入を防ぐことが愛車を守る有効手段になることは歴然としています。

参會堂では防犯意識が日本よりも格段に高いヨーロッパの、防犯性能が高い住宅向けの防犯ガラス仕様窓を直輸入して、ガレージに使用しています。

また、車には燃料やオイルが必要であり、最近増えてきた電気自動車でさえ充電時の電気トラブルなどが想定されることから、車やその周辺から出火する可能性はゼロとは言えません。

さらに、ガレージ付き住宅の場合は、ガレージと住宅との距離が近いので、居住空間への延焼のリスクにも備えなければなりません。

土地に対する居住空間とガレージのバランス

ガレージ付き住宅作りを成功させるには、居住空間とガレージのバランスが大切になってきます。

限りある敷地面積ですから、その範囲内での居住部分とガレージとの面積の割合が、住み心地を大きく左右してきます。

オーナー様のこだわりが詰まった邸宅の外観は外部へ向けた顔となり、内部の住み心地と同様にその邸宅の価値を大きく向上させます。

収納する車の台数が少ないガレージの場合、ガレージはそれほどの存在感をアピールすることはあまり多くありません。

しかし、複数台も収納できる大きなガレージはどうしても存在感が大きくなり、外部から見えるバランスも重要になってきます。

このバランスの割合に関しては、決められた基準がなく自由度が高い反面、オーナー様のこだわりが大きく反映する部分になります。

ですから、却って決めることが難しくなり、理想のバランスを実現するには、絶妙な調整が必要となり、ガレージ付き住宅設計に関しての豊富な経験でしか、それを実現させることができないのです。

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4台の車を収納!こだわりガレージの施工事例3選

次に、参會堂がこれまで手掛けたこだわりガレージの施工事例を、3つご紹介していきます。

愛車を芸術品のように鑑賞できるガレージ

愛車を芸術品のように鑑賞できるガレージ-1

趣味用の車と実用的な車を分けて収納したいというオーナー様のご要望で完成したのが、このガレージ付き邸宅です。

人間の視線は基本的に左から右へ動くため、ファーストインパクトで、オーナー様の大切な愛車が目に入るように、邸宅内でのガレージの位置を調整しました。

玄関へのアプローチを進んでいく段階から、室内で圧倒的な存在感を誇る黄色い車体に目が行きますが、車体全てが見えることがないように窓の大きさにも工夫をしています。

邸宅の玄関に近づくにつれて、オーナー様の愛車は違った表情を見せ始め、全容を知るワクワク感を盛り立てていきます。

愛車を芸術品のように鑑賞できるガレージ-2

趣味用の車を収納するガレージには、ゆったりとくつろげるようにソファや暖炉を設け、大切なお仲間との時間を楽しんだり、愛車とじっくり向き会ったりできる空間にしました。

その一方、実用的に使う車用のガレージは、収納という用途に徹底的にこだわりました。

扉は3つに分かれていますが、内部は一つの広い空間になっていて、ガレージ内の行き来がスムーズにできるようになっています。

また、ガレージの前には広いアプローチがとってあるので、気分転換の洗車などをする際にもこのスペースを有効活用することができます。

しかし、このガレージは外部からの視線を直接集める大切な部分なので、外観のデザインにも手を抜くことはありません。

邸宅のラグジュアリー感のある優雅な雰囲気を損なわないよう、屋根や外壁、ガレージの扉の色を、邸宅のテイストと統一させました。

愛車を芸術品のように鑑賞できるガレージ-3

実用的なガレージには邸宅側からもガレージの出入りができたり、車の出し入れができたりするように、もう一つの扉も設置しています。

買い物してきた荷物などを家の中に運ぶ際にも、いったん表に出る必要がなく、ムダのない動線を確保することに成功しています。

扉にはオーナー様のお気に入りのブランドのロゴをモチーフにしたマーキングを施しているところに、オーナー様の遊び心を感じられます。

ヨーロッパの街並みを思い起こさせる邸宅のガレージ

ヨーロッパの街並みを思い起こさせる邸宅のガレージ-1

嫌でも人目を集めてしまうのが、プロバンス地方などで多く使用される屋根の様式を用いながらも、上品なピンクの外観が特徴であるこのガレージ付き邸宅です。

ピンクの外壁という一見奇抜にも思えてしまう外壁をラグジュアリー感あふれる印象に昇華させているのは、ガレージ扉に使用したブラウンの効果です。

壁面の多くの部分を占めるブラウンの扉が、優しい色合いのピンクの壁面のよいアクセントとなり、ともすれば単調になりがちな外観を絶妙なバランスで引き締めています。

さらに、ガレージを左右対称に配置することで、整然とした美しさを際立たせました。

ヨーロッパの街並みを思い起こさせる邸宅のガレージ-2

このガレージは外部と邸宅の中庭とをつなぐ、ドライブスルーガレージにもなっていて、ガレージを超えるとそのまま中庭に行くことができる設計にしてあります。

解放感を味わいながらもプライバシーにも配慮した邸宅にしたいというオーナー様のご要望により、この邸宅にはヨーロッパの街並みを思わせるような中庭が設置されています。

ガレージを通り抜けるだけで、日本での日常的な空間から一転して、ヨーロッパの街並みに一瞬でワープすることができる。そんな、夢のような仕掛けを施してみました。

ヨーロッパの街並みを思い起こさせる邸宅のガレージ-3

また、いつでも好きなときに愛車の姿を確認できるように、家の中にいながらも、中庭越しに愛車を見ることができる設計にしました。

そのため、中庭に面している方のガレージの扉は透明にしてあります。

忙しい日常から解放されて、ホッとできるご自宅での時間。ふと、目をやるとそこには、大切な愛車の姿が…

このガレージ付き邸宅は、そんな大人の贅沢を余すことなく味わえる作りに仕上げています。

一体感がありながら独立性もあるガレージ

一体感がありながら独立性もあるガレージ-1

ヨーロッパの田舎にあるセミナーハウスを思わせるこの邸宅は、プライバシーを重視した設計の工夫が随所にちりばめられています。

重厚な門柱とクラシカルな門扉により、邸宅部分は外部とはしっかり分断されています。

しかし、門扉の素材にアイアンを使用することにより、邸宅全体に閉塞感を与えることがなく明るい印象を与えることに成功しました。

ガレージ付き邸宅でありながらも、外部から見ると邸宅部分とガレージ部分はしっかりと線引きがされていて、程よい距離感を持ったガレージに仕上がっています。

一体感がありながら独立性もあるガレージ-2

オーナー様のご要望により、趣味用の車と実用的に使う車は一緒に収納する必要があり、横一列にガレージを並べました。

ガレージの中にはそれぞれを仕切る壁がなく、中で繋がっていて違う車のスペースへの行き来がストレスなく行えて、驚くような広い空間を自由に使用することもできます。

さらに、ガレージ扉を個々に設けることにより、一つひとつの扉の開閉を独立して行うことができるようにしました。

1台の車を出し入れする際に、余計なスペースまでオープンにする必要がないので、車を出し入れする際の煩わしさを解消することが可能です。

一体感がありながら独立性もあるガレージ-3

ガレージ扉の手前には、敢えて広いフリースペースを設けました。

見通しが悪くなる夜間でも、切り返しを広い空間で行えるので、オーナー様の車をガレージに出し入れしやすくなっています。

お客様がいらっしゃった際には、お客様用の駐車スペースとしても使用してもらえるなど、使い方に幅を持たせた設計にしてあります。

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ガレージの設計には豊富な経験が必要不可欠

ガレージの設計には豊富な経験が必要不可欠

欧米におけるガレージの歴史は古く、もともとはメインの交通手段だった馬を入れていた納屋に、車を入れるようになったことがスタートだと言われています。

その後も、ガレージはスタジオや大人の趣味の空間として活用され、欧米各地で独自の発展と進化を遂げていきました。

しかし、それらのガレージのスタイルをそのまま日本に持ってくるだけでは、オーナー様が満足できるような独自性に溢れた唯一無二のガレージを完成させることはできないのです。

日本には大きなガレージ付きの住宅が少ない

国土が狭く平地の割合が少ないという特徴を持つ日本では、土地の有効活用が課題になっていて、ガレージについても「ただ車を収納できればよい」という考えをお持ちの方もいます。

映画の中や実際に欧米で目にする、欧米のガレージ付き邸宅は憧れの対象でしかなく、日本の住環境や日本人の生活スタイルに合わせた事例がほとんどない状態になっています。

だからこそ、自分の趣味や趣向に合わせた唯一無二の大きなガレージ付きの邸宅をつくりたいけど、実現できる設計事務所が日本にはあるのだろうかという心配が生じてくるのでしょう。

しかし、参會堂は、海外のデザインや素材、そしてたくさんの事例等をふまえながら、日本の文化や日本人の生活スタイルに合わせたガレージ付き邸宅の設計を数多く手がけています。

そのような豊富な経験と実績を持つ参會堂ならば、ガレージ付き邸宅の事例をご紹介しながら、オーナー様のご要望に合わせたガレージ付き邸宅のご提案をすることが可能です。

ガレージ本来の機能に加えてデザイン性が求められる

先の記事でもご紹介した通り、ガレージには大切な愛車を守るという防犯性や、火災などから大切なご家族の方や愛車を守るという防火性など、ガレージ本来の機能が求められます。

かと言って、機能面にだけこだわってしまうと面白みのないガレージになってしまい、オーナー様が理想とするような、デザイン性の高いガレージにすることができません。

しかも、ただでさえ事例が少ないガレージ付き邸宅は、オーナー様でもはっきりとイメージすることが難しく、その形を具現化することは至難の業になります。

しかし、デザイン大国イタリアのデザイナーやメーカーと豊富なパートナーシップを結ぶ参會堂でならば、デザイン性も重視しながら、最高の機能を誇るガレージを持つ邸宅を提案することが可能です。

ガレージ付き住宅の設計は経験豊富な参會堂まで

邸宅をつくる際であっても、頭の中にある漠然としたイメージから、はっきりとした形に落とし込み、それを具現化することには大変な時間と労力を要します。

しかも、まだまだ日本では一般的ではないガレージ付き邸宅づくりを成功させたい場合には、それ以上の困難が予想されることは必須であり、それを成功させるためには、設計事務所選びということが非常に重要になってきます。

ガレージ付き住宅の設計に関して豊かな経験を持つ参會堂では、オーナー様の頭の中でイメージにもなっていないインスピレーションからでも、具体的な形を引き出すことが可能です。

オーナー様の生活スタイルから車やお住まいに関する考え方などについて、じっくりとお話をお伺いさせていただき、オーナー様の理想を形にできるご提案をさせていただきます。

ぜひ、わたしたち参會堂と一緒に、理想のガレージ付き邸宅を作っていきましょう。

参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間

参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。

どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。

住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。

参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。

一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。

参會堂の事業「シェリーハウス」

参會堂の事業「クリニック設計」

参會堂の事業「賃貸設計」

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