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SPECIALFLOW参會堂の建築工程

参會堂の建築工程 SPECIALFLOW

参會堂の家作りは、カタログやモデルハウスから、住みたい家を選んでいただくことから始まるのではありません。 住まい手の方が頭で描く理想の家は、その方にとって唯一無二の存在であり、ひとつとして同じものはありません。
じっくりと時間をかけ、住まい手の方が思い描くインスピレーションを引き出し、可能な限り具現化していきます。
合理化や効率性をよしとする現代の建築方法から見ると、手間と暇と時間をかけてひとつずつ丁寧に行われる参會堂の建築工程には、無駄と思えるような工程があるかもしれません。 しかし、完成することを楽しみに待つだけではなく、完成するプロセスまで、家作りのひとつとして楽しんでもらいたい。
そんな思いを込めた建築工程で完成する参會堂の家は、高級注文住宅ならではの発想やデザイン、そしてアイデアにあふれた家になります。

  • STEP 01

    エスキース・スケッチ

    参會堂の家作りは“エスキース”、つまり、方眼紙に鉛筆で図を描くことから始まります。 コンピュータで完成されたイメージは、住まい手や作り手のインスピレーションを停止させてしまいます。 住まい手から預けられたインスピレーションを膨らませ、頭で考え、手を動かし、作り手は具体的な形を探り出していきます。 さらに、考え、手を加え、それを繰り返しながら、住まい手が描く理想の形に近づけていくのです。 手間暇を惜しまず、作り手が手を動かして住まい手の姿や想いを浮かべながら、想いを形にしていくことで、人間味あふれる建物になると私たちは考えています。 どの建築会社も真似をすることができない、独自のオーラを放つ参會堂の建物は、住まい手への想いを込めたエスキース・スケッチから生まれています。

  • STEP 02

    基本設計・建築確認申請

    エスキース・スケッチでデザインが決定した後には、具体的なプランニング工程が待っています。 模型や図面を活用しながら、住まい手さんの要望とライフスタイルを最大限に尊重しつつ、提案と調整・修正を繰り返していきます。 これには、半年以上の期間がかかることもあります。 住まい手の方の夢を形にする大事な工程ですから、外観デザインや間取りなど、納得のいくまで検討を重ねる必要があります。 会話を重ねることでイメージがどんどん固まり、住まいの形がより具体的に見えるようになっていきます。 基礎建築を終え着工するためには、行政機関への建築確認申請を行い、建築確認済証の交付が必要になります。 この工程には最大3週間程度の時間が必要となりますが、どんどん夢が形になっていく時間は、どんな時間でも楽しめるものです。

  • STEP 03

    実施設計・インテリア

    基本設計をもとに、実際に使用するクロスや塗装、タイルなどを決めていきます。 参會堂では本物の家づくりを行うために、イタリアを中心とした本物の建材や家具にとことんこだわっています。 日本では、“家”の価値は年月が経つほどに低下していきますが、イタリアでは土地よりも“家”に価値がでている場合が多く存在します。そして、その家を大切にして、十年、百年、…と手入れをしながら長く住んでいくのです。 時間が経つことで家が色あせるのではなく、時間が経つほどに味わいを深めていく、そんな家づくりには本物の建材や家具が欠かせないのです。 食事でもファッションでも、もちろんインテリアも簡単に手に入るもので妥協をせず、納得がいくまで吟味を重ねて本物を選択するのが、私たち参會堂です。

  • STEP 04

    着工と監理

    参會堂の建物作りでは、“着工して施工が始まったら施工業者さんにお任せ”ではありません。 住まい手の方の要望に応じた内容が、完璧に具現化されているかどうかを逐一確認していきます。 図面で建物を建てることはできますが、図面だけでは建物に対するイメージや想いを伝えることができません。 建物に込められ住まい手の方の想いを忠実に伝えるために、現場に頻繁に赴き業者さんとコミュニケーションをとります。 ときには、工事のやり方についてアドバイスをしたり、やり直しを指示したりすることもあります。 施工業者さんは100%の力で作業をしてくれていますが、参會堂の建物を作るためには100%以上の力での作業が必要になってくるからです。 そんな私たちの思いに賛同してくれる業者の方々と、力を合わせることで、比類なきデザインの参會堂の建物は作られていくのです。

  • STEP 05

    お引渡し

    施工業者さんの管理状態から、住まい手の方に建物が正式に引き渡される大切なイベントである「お引渡し」。住まい手の方には建物の鍵が引き渡され、このときから新しい建物で始まる人生の1ページが開きだします。しかし、私たち参會堂では、住まい手の方に建物をお引渡しすることがゴールだとは考えていません。お引渡しは、家作りのゴールではなく、“スタート”です。その物語を紡いでいく舞台になる建物は、住まい手の方のライフスタイルや環境の変化によって、常に姿を変えていく必要が生じてきます。その変化に対応して、住まい手の方が常に快適な状況で生活できるよう、ベストな状況を作り出していくことが参會堂の務めなのです。 お引渡しを経て、住まい手の方と参會堂との関係は、次のステージへとすすんでいくのです。