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建物情報Building Information

建設地 中部地方
工法・構造木造枠組み壁工法(2x6)
建物規模 地上2階建
延床面積81.9坪

お客様の要望Client request

家を建てる前に、既に所有している気に入った家具がいくつかあり、その家具が映えるような建物を建てたいと思った。華やかな装飾が施された家具が並ぶことを想定しながら、家具の装飾と建物のバランスを取ってデザインを先行しながらプランを決めていきたい。

参會堂を選んだ理由The reasons why client choose SANKAIDO

施工の実績を見て、参會堂が建てる住宅なら、自分がすでに所有している家具が似合い、さらにその家具たちが新たな一面を見させてくれるのではないかと思ったから。また地方での対応をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、相談を聞きに出向いてくれたことが非常に嬉しかった。

完成写真Architectural photograph

デザインのポイントUnique design point of SANKAIDO

・建物の顔になる部分に大きな4本のコラム(装飾柱)を設けて、建物の壮大さを演出。
・広い敷地を生かして家の前に大きなスペースを空け、建物全体が伸びやかに横に広がるよう平面計画に。これらにより、もともと大きな建物ではあるものの、実際の敷地以上に広い場所に堂々と建っているように見えている。
・玄関扉や階段の手摺のデザイン、照明器具の選定など目線の高さに近いものを中心に手持ちの家具の装飾イメージに沿うように作り、建物と家具の一体感を調整。
・床面のモザイクタイルや、天井にめぐらされたモールディング、折上げ天井、間接照明など空間全体に一定の密度のある装飾を配置し、家具だけが浮かないよう重厚感のある室内を演出。

提案内容SANKAIDO can comply with any of your requests

建物のデザインはすべて参會堂からの企画で提案した。家の顔になる部分を作るために 4本の大きなコラムを建物中心に据えた。これは石が風化したような独特のテクスチャのものを探し出してこのために輸入したもの。家具との関係ではクラシックな輸入家具は全体的にサイズが大きいため、建物や空間が窮屈に見えると全く見栄えがしないので、実際の建物以上に大きく堂々と見える建物の形なるよう配慮しながらデザインした。部屋も細かく区切らずに広々と使って、大きめの家具を設置してもゆとりが感じられる空間とした。とはいえ、部屋だけが広すぎても逆に家具が負けてしまうので、密度とゆとりのサイズバランスが取れるようなプラン作りを行っている。

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