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海外デザインの家と日本の家の違いとは?日本国内に建つ海外デザイン住宅の実例3選

海外デザインの家と日本の家の違いとは?日本国内に建つ海外デザイン住宅の実例3選

日本に居ながらにして、まるで異国に住んでいるような非日常を味わえる海外デザインの家。

よく見る洋風住宅ではなく、存在感のある本物の海外デザイン住宅には魅力が溢れています。

ただ、ひとまとめに“海外”とは言っても、国によってデザインの傾向は異なります。

「自分が思い描いているのは何処の国のデザインだろうか」「建てた後にイメージと違っていたらどうしよう」「中途半端なデザインにしないためにはどこの会社にお願いしたらいいのだろう…」など、“日本で建てる海外の家”には不安な点もあるのではないでしょうか。

その国ならではの国土や習慣などが反映されている、本場“海外デザインの家”となれば、日本で建てるには難しいこともあります。

しかし、それを知り尽くしている経験豊富な設計事務所への依頼なら、本物に近づけた家づくりが可能です。

海外デザイン住宅のデザイン歴が豊富な参會堂だからこそ伝えられる“海外デザイン住宅”について、実際の施工事例を交えながら詳しくお伝えしていきます。

海外デザインの家にも種類がある

海外デザインの家を作るとき、まずは“どこの国をイメージするか”という点から始めなければいけません。センスの良い海外の家を見ると、そのデザインを「家づくりに反映させたい」という気持ちが芽生えますよね。

しかし、この部分…、あの部分…とむやみにさまざまなデザインから部分的に取り入れると、間違いなく失敗してしまいます。

そこで、まず知っておきたいのは海外デザインの種類による家づくりの特徴と傾向です。

日本から見たとき、ひとくちに海外デザインの家と言っても広範囲を指します。国によって気候や生活スタイルが同じではないため、デザインは異なるのは当然のことです。

海外デザインの家を作るときには、そういった背景にまで目を向けておくといいでしょう。

それでは、代表的な海外デザインの特徴を簡単にご説明していきます。

カナダの住宅デザイン

広大な国土を持つカナダ。自国の森林資源をふんだんに使った家づくりが特徴です。

地域にもよりますが、カナダの冬は極寒と言えるほどの厳しさ。住む人を守るため、断熱性や気密性が重視されます。

自然の風合いが伝わる明るい色調の外壁に、三角屋根や白の格子窓などのアクセントが加わることで、ナチュラルで素朴なカントリー調の雰囲気に。木材の素材が伝わってくるような温かなデザインが魅力です。

フランスの住宅デザイン

フランスの伝統ある住まいを「フレンチスタイル」と言いますが、南フランスと北フランスでは外観デザインの傾向がやや異なります。

年間を通し穏やかな気候が特徴の南フランス。地中海沿岸はリゾート地としても知られ、太陽の光と青い空を背景に家々が建ち並びます。

外観は全体的に白やクリームなど優しい色合いが多いのは、夏の強い日差し対策で断熱性を高める目的です。白い漆喰の塗り壁に、赤やオレンジ系の瓦屋根が明るく映えます。

窓も断熱性を意識し、小さめの格子が入った窓が主流で、降雨が少ないので軒の出はほとんどなく、すっきりしたデザインの三角屋根です。

一方、降雨や涼しい気候の北フランスでは、雨を流しやすくする急勾配の独特な形状の三角屋根が特徴的。中世の時代を彷彿させるような“素朴さ”や“伝統”のなかにも、親しみやすさや素朴な雰囲気も感じさせてくれる外観です。

イギリスの住宅のデザイン

イギリスでは、中世で発展した“チューダー様式”という歴史ある建築スタイルが見られます。

柱や梁、筋交いなど住宅の骨組みを敢えて剥き出しにすることで、装飾を兼ねています。

レンガや石で積まれた部分、そして白塗りの部分とツートンカラーの外壁にした「ハーフティンバー構造」もチューダー様式の特徴です。

柱や梁の温かみ、石張りの重厚感、急勾配の三角屋根…と、伝統的なイギリスの建築が長い時を超えてもなお受け継がれています。

日本の家と海外の家の違い

「人々が心地よく快適に住まうために家がある」というように、住宅に対しての想いの根本的な部分はどの国であっても共通しています。

ただ家づくりに対する細かな部分は、日本と海外の家とでは、違う部分も結構あります。

海外デザインの家づくりでは、ぜひ、その違いについても目を向けてみてください。

住宅に対する考え方

まず日本と海外の家との違いは“寿命”です。

日本の住まいの寿命は30年ほどと言われているのに対し、海外の先進諸国では80年とも100年と寿命が遥かに長くなっています。

話は古く遡りますが、戦後の日本では「とりあえず住む・長く住むわけではない」と住宅に対してはその場しのぎ的な感覚がありました。

その後、高度経済成長期に入りマイホーム購入が身近となると需要がどんどん増え、耐久性や寿命は度外視で「コスト重視」で建てられる家が多かったのでしょう。

ただ、30年経ったからと言って「絶対に住めなくなる」わけではありません。

しかし、30年も経てば何らかの不具合や劣化が起こり、大がかりなリフォームや建て替えなどを検討する人も多い時期となるでしょう。

一方、日本と比べ数倍の寿命がある海外の家。

建てる時点で、子どもや孫まで住めるように…と長期的な資産としての考えが根づいています。丈夫で長持ち、長く愛着を持って住むための家と、こだわりを反映させて家づくりが海外では一般的だったのです。

生活スタイルや間取りの違い

日本の家は、かつては壁や扉で区切られた間取りが一般的でした。

現在では、ライフスタイルも欧米の影響を受け、海外に近づいたオープンな間取りが増えてきています。独立したキッチンに、食事を取る部屋、それぞれの居室という昭和時代の独立的な間取りから、現在では“キッチンとリビングが融合した大空間”が一般的です。

ただ、リビングの考え方は微妙に異なり、家族が集うイメージの日本に対し、海外では「人に見せる」デザイン性の高いオープンキッチンが多いです。海外ではホームパーティーなど家族以外の人がやってくるライフスタイルも珍しくなく、大人数が入ってもゆとりのある開放感ある間取りが多いです。

また、居室やバスルームの数もライフスタイルの違いから、日本は海外と比べると少なめの傾向があります。

乳児の頃にはすでに自室で寝せる習慣がある海外では子ども部屋も完備、さらにはゲストルームもあり部屋数が多めです。さらに、それぞれが自由に使えるように、一つの住宅にはバスルームがいくつも設置されています。

家全体のサイズの違い

海外の先進諸国と比べると、日本は家全体のサイズが狭く感じることが多いです。

たとえば、国土がかなり広いアメリカやカナダなどと比べると、日本の一般的な戸建住宅の延床面積は半分弱程度しかありません。そもそも日本は国土が狭いため、土地の価格が高額という背景も関係しています。

海外の場合、延床面積はもちろん、空間全体のボリュームがあります。リビングやホールに吹き抜けを設け、圧迫感を感じさせません。

また、天井も海外の方が高く、豪華なゆとりがあります。日本では約2.4mの天井高が一般的なのに対し、海外では約2.7mにしていることが多いです(寝室は日本と同じく2.4mほど)。

吹き抜けや高い天井など、海外の住まいはとても広々とした印象となっているのです。

日本国内に建つ海外デザインの家

参會堂は、これまでに海外デザインの家をたくさん手がけてまいりました。

日本国内に建つ海外デザインの住宅の施工事例を3つお伝えしていきます。

日本に建つ海外デザイン住宅「カナダ」

こちらは、カナダの住宅デザインをイメージした外観のお住まいです。

海外デザイン住宅1「カナダ」

外壁には、暖色系の色合いをお選びになりました。カナダの大自然を彷彿させる温かな色味で、落ち着きのある印象の住宅に仕上がっています。味わい深い素材の質感と、ひとつひとつの色味が僅かながらに濃淡を表現し、全体的に立体感と重厚感が表現されました。

太さのある角柱で構成された車寄せを持つエントランスは、存在感があります。軒裏には幾何学模様をデザインしました。住まいの外観の雰囲気と統一させながらも、アクセントとなるようなさり気ない演出です。

模様と一体化させた照明は、日中にはモダンなデザインの一部、そして夜には住まいの入り口を照らす機能性のあるライトとなります。

海外デザイン住宅2「カナダ」

ティンバーフレームという太い柱で構成され、存在感が際立つデザインとなりました。天然の木材が持つ色味は、自然の落ち着きや温かみが感じられます。扉や階段の踏み板、吹き抜け上部の柵なども統一感のある色合いです。

自然の木材があらわになったティンバーフレームという構造にしました。フレームには凝った彫刻を施し、吹き抜けという空間に“開放感”だけでなく、“芸術的な要素”も添えています。

思わず立ち止まって見上げていたくなるほどの格調高い空間となりました。

白い壁とも調和し、柱や梁が織りなす“美しい構造”。住まいとしての頑健さを保ちつつ、デザインとして心地よく華やいだ空間にし、住まう人を日々包み込んでくれます。

日本に建つ海外デザイン住宅「フランス」

フレンチスタイルの外観のお住まいです。

海外デザイン住宅3「フランス」

外壁は全体的に白い壁とし、中庭に入るための青色の玄関をアクセントとしました。本物の素材を採り入れ、華美すぎない親しみのある雰囲気となっています。

両開きの格子窓を採用しました。白い枠が外壁の色合いとも馴染み、ヨーロッパの街並みにも似合う外観デザインです。

屋根には、採光とともにデザイン性も高まるドーマー窓を設置しました。屋根の色は一つの色だけで統一すると重い印象となりがちですが、こちらのお住まいでは同系の何色かを取り入れ優しい濃淡を作りだし、白い壁とのバランスの良さが感じられます。

海外デザイン住宅4「フランス」

青空とのコントラストも素敵な白い壁に、アイアン素材を各所に散りばめています。爽やかでナチュラルななかにも、さり気なさが感じられるアクセントです。

青い扉に向かうアプローチには自然素材の石畳を敷き、レンガの壁を造りました。石畳は淡い色味で、白い壁とのまとまりが感じられます。明るく開放感のある空間です。レンガの壁により、プライベート感が一層強まります。

茶やオレンジ、黒、クリームなど多彩な色合いを採り入れたレンガです。

フレンチスタイルにぴったりな装飾性のあるブラケットライトを取り付けました。フランスの街並みのようなアンティークな雰囲気に導かれるような通路です。

日本に建つ海外デザイン住宅「イギリス」

こちらは、ブリティッシュスタイルのお住まいです。

海外デザイン住宅5「ヨーロッパイギリス」

イギリスでの伝統的な建築様式となる「チューダー様式」を取り入れた重厚感のあるデザインになりました。

柱や梁を見せて仕上げるティンバーに、その間に石を積み上げ外壁を造る“ハーフティンバー”は、ブリティッシュスタイルを代表する外観の特徴です。

森や田園風景に佇むような、クラシックで伝統的な建築デザインは、住まう人はもちろん、見る人の心を惹きつける上質さがあります。

窓は、デザイン性の高い縦長窓を採用しました。小さな窓をいくつも採り入れることで、デザインのひとつとして馴染んでいます。柱がむき出しになった上階には、木材同士の間に長方形の縦長の窓がぴったりフィットします。

石貼りの外壁となった下階には丸みのあるアーチ窓を施し、デザインに変化を持たせました。

海外デザイン住宅6「ヨーロッパイギリス」

外壁から多角形に突き出た部分となるコンサバトリーを設けました。イギリス建築において伝統的な構造物です。屋内と屋外をつないでいる中間的スペースで、光をふんだんに取り入れることができる空間です。

アーチを描いた窓が5枚、その上部には5角形の屋根、さらに3枚の長方形の窓、急勾配の三角形の屋根…と続き、円形や角形の様々なコントラストが、よりデザイン性をより高めています。

イギリスの長い歴史のなかで受け継がれた風格のある外観です。

日本に海外デザインの家を建てる際の注意点

海外デザインの家を日本に建てるのは、実は簡単なことではありません。

海外デザインの住宅は、どこの国をイメージしたとしても現地に建てるときとは違い、注意しなければならない点もあります。

それは、周囲から浮いてしまわない事です。

海外においては街並みに自然に馴染み、何の違和感もない建物でも、日本で建てたときに主張が強すぎる外観となれば周辺とのバランスが悪く感じることもあります。

周辺に溶け込みつつ、個性や理想を追求することが大事です。街を歩いているとき、ふと足を止めて眺めたくなるような街並みの一部としての存在感のある家づくりを意識しましょう。

海外デザインの場合、外構と建物のバランスも重要です。門やアプローチなどは、屋根や外壁の色味との統一感をもたせること、ところどころにアクセントを設けて個性も演出すること…というように、建物と統一して設計することで全体的なバランスがよくなります。

また、小さい窓をたくさん設置することが多い海外デザインの建物は、防犯性にも要注意です。家づくりの段階でデザインばかりに注視し過ぎて、肝心の防犯面が疎かになれば、住み始めてからの不安が大きくなるかもしれません。

参會堂がおすすめしているのは、世界トップグレードの防犯性能と断熱性能を併せもつドイツ製の防犯サッシです。

オーナー様が求める海外デザインの住まいが、海外“風”とならないように、本物の素材にこだわっています。オーナー様にこれからも安心して住み続けていただきたい…。

私共はそんな思いで家づくりを考えています

海外デザインの家の実現には豊富な経験が必要

国それぞれの風土や気候、歩んできた歴史によって家づくりへの考え方や特徴は異なります。

例えば、庭の春夏秋冬の風景を眺められる縁側は、日本住宅の独特な空間と言えます。玄関とは違う、もう一つの外へ繫がる部分です。

また、日本と海外では窓にも違いが見られます。日本では高温多湿という気候から、窓などの開口部を大きめに設け、風通しをよくすることがあります。開閉方法は引き違い窓が主流で、日当たりなどの実用性も兼ねています。

一方、海外の窓は観音開きや上げ下げなどが多く、一つ一つが小さなタイプ。窓は外観のイメージをも左右し、格子やアーチ状の形、モールディングを施した窓枠など、デザイン性の高い窓も多いです。

国によって生活習慣や気候も異なるため、家づくりのデザインも異なってくるのです。日本において海外デザインの住宅を建てるとき、このような違いをきちんと理解しなければ“海外風”としか言えなくなることもあります。

参會堂は、イタリアに現地パートナーを抱えており、本場の特徴を理解することはもちろん、素材選びまで“本物”を意識し、現地パートナーとの連携をとりながらの家づくりが可能です。

「色やデザインをどうしたらいいか決めかねている」「理想はあるけれど自分のイメージが表現できない」など、イメージが不明瞭でもかまいません。参會堂は、これまでに手掛けてきた経験をもとに、お客様の家づくりに対する想いをヒアリングして理想に近づけていきます。

ぜひ、私どもと一緒に海外デザインの家について語り合いませんか。共に、本物の海外デザインの家を作りあげていきましょう。

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