内装や外構など細部までこだわりを追求できる家。そんな魅力も注目され、近頃は家づくりで「洋風の家」を希望する人も増えています。
それと同時に、住宅街にも洋風の家を見かけることも多くなってきました。
ヨーロッパを思わせるようなおしゃれな家に住むことができれば、これまでとは違った生活が手に入りそう…。洋風の家には、そんな憧れの気持ちを抱かせる魅力があります。
ただ、心のどこかで
- 中途半端な洋風住宅になってしまったら…
- そもそもどこに頼んだらいいの…
などの不安から、洋風の家に憧れを持ちつつも、迷ったまま先に進めないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、洋風の家の特徴や魅力点、注意点など、「洋風の家に住んでみたい…」という憧れの実現のために、参考になるポイントを詳しくお伝えしていきます。
目次
「洋風の家」の特徴から見る和風住宅との違い
まずは、どんな家を洋風と言うのか、その概念が気になりますよね。特徴や、和風の家との違いなどを見ていきましょう。
洋風の家とはどんな家?
“洋風”と言っても、漠然としたイメージしか思い浮かばないという方も多いかもしれません。
洋風の家の多くは、ヨーロッパを彷彿させる凝ったデザインや明るくカラフルな色合いを取り入れた家づくりをします。室内の仕切りはあまり設けず、吹き抜けや高めの天井など、空間に広がりが感じられるのが特徴的です。
また、曲線系の形状やアイアンの飾り、部分的にタイルを施したり、壁面に収納を作ったりなど、細部にまでこだわることもできます。
これまでとは違った新たな暮らしを描き、楽しみながら家づくりができるでしょう。
さまざまな観点から「洋風の家」と「和風の家」を比較
次に、“洋風”と“和風”の違いをさまざまな観点から比較してみました。
①工法の違い
まず、家を建てるときの工法が異なります。
洋風の家の多くは、壁や天井、床という“面”を組み立てて支える「木造枠組壁工法」と言われる建て方です。木材の規格によって「2×4(ツーバイフォー)」「2×6(ツーバイシックス)」などがあります。
和風の家は、日本の伝統的な工法とも言われる「木造軸組工法」で建てられることが多いです。柱や梁に補強材となる筋交いを入れた“線”を組み立てて構造を作っていきます。
②デザインの違い
洋風の家のデザインや形状は、その名の通り、和風の日本家屋とは全く違ったデザインです。
アーチ型の扉、格子状の窓、豪華な照明、お洒落な螺旋階段レンガ造りの外壁、石組の門扉…など、細部までこだわりが感じられます。多角形の部屋やバルコニーもよく見られます。
和風住宅は、シンプルな中にも日本の伝統が感じられて、優美な住まいです。対して、洋風住宅はどこか洗練された美しさという魅力があります。
③空間の取り方・間取りの違い
洋風の家は、ゆとりのある広々とした空間が特徴です。仕切りが少なく、圧迫感のない空間づくりができます。
和風の家は、襖や障子、扉などで部屋ごとに空間を仕切る間取りプランが多いです。
④建築資材の違い
使われる建築資材が異なります。
和風の家は、木材をメインとし、畳や障子など日本独自のものを取り入れた家づくりです。
洋風の家でも木材を使って建築しますが、深みがある無垢材を使うことも多いです。そのほか石やレンガ、タイルなどの自然な風合いの素材も取り入れます。
洋風の家が生活にもたらすメリット
洋風の家の大きなメリットは、広々とした空間です。窓や扉などの開口部を大きく設けることで、横にゆとりが感じられます。
さらに、高めの天井や2階までつながる吹き抜けにすれば、縦にも広がりのあるお住まいに。
別々の階にいても空間が繫がっていることで、採光や風通しへのメリットも魅力です。
また、明るい色合いの内装、大きめの窓から差し込む自然光…と、温かみのあるリビングが実現できます。気持ちも安らぐ効果があるので、家族とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
洋風デザインの家にも種類がある
洋風の家に憧れがあるものの、“北欧”や“南欧”などの言葉を聞いて、違いがよく分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。
同じヨーロッパのなかでも地域ごとに住宅のテイストが異なっています。
種類ごとに特徴を見ていきましょう。
「北欧」~寒い地域ならではの工夫が詰まった家
フィンランドやノルウェー、スウェーデンなど、北ヨーロッパでよく見られるような家を意識したのが北欧風の洋風住宅です。
北欧の気候と言えば、寒くて長い冬が特徴。家のなかで過ごす時間が増えることから、外の寒さを感じさせないような「高気密・高断熱」で暖かさを重視した家づくりが基本です。
年数が経つにつれて味わいが増す自然素材を使用することが多く、ぬくもりやナチュラルな雰囲気も大事にしています。
日照時間が少なく、どこか寂し気になる冬でも、白い内装や照明などに工夫を凝らして、明るい印象の家が多いです。
「南欧」~カラフルで可愛らしい色使い
南欧の夏は、強い日差しと乾燥した空気が特徴的。夏は特に高温になるため、南欧では断熱性を重視した家づくりをしています。
遮熱効果のある瓦屋根は、赤やオレンジ、茶などの暖色系でカラフルです。
また、白や淡い色の漆喰の外壁は、強い日差しを反射させる効果もあります。南欧住宅は、“照り付ける太陽”と“青く輝く空”、そんな素晴らしい背景に映える魅力的な外観をしています。
「ブリティッシュ」~伝統的な歴史が感じられる住まい
ブリティッシュ住宅の特徴は、歴史を感じさせる気品のある佇まいとなっております。
レンガを積んだ重厚感のある外壁は、まるで映画のなかの洋館を彷彿させる美しさです。
内装は、アンティーク調の家具にもマッチするモダンで落ち着いた雰囲気を演出。日本にいながらにして、異国の地で住んでいるような贅沢な雰囲気が魅力です。
「イタリアネイト」~高級感のある優美な洋風住宅
イタリア北部が発祥となった建築様式をイタリアネイトと言います。
息を吞むようなロマンチックな景色にもマッチするイタリア北部の別荘地を彷彿させる洋風の家です。
石造りの外観は、高級感と優美さを感じさせてくれます。玄関や窓周りのクラシカルな装飾は芸術的な魅力があります。
「スパニッシュ」~地中海を思わせるデザイン
スペイン南部が発祥の地となるスパニッシュ様式。スペインがアメリカに持ち込み、アメリカの建築様式も混ぜ合わせながら発展しました。
主な特徴は、年間を通して晴天が多い地中海沿岸でよく見られる白い壁。白をベースにした素朴な塗り壁に、赤茶色の屋根瓦、そして青い空とのコントラストが鮮やかです。
また、暑い夏でも気持ちよく過ごせるように、パティオと呼ばれる中庭を作ることもあります。住まいと一体化したプライベート空間で、猛暑でも快適に過ごせます。
理想の洋風住宅を実現する為にこだわりたいポイント
次に、理想の洋風の家を実現するためにこだわるべきポイントをご紹介します。
内装でこだわるべきポイント
間取りをこまめに仕切りがちな和風住宅と違い、洋風の家は“広さ”にこだわって空間作りをするのがポイントです。
洋風の家では特にリビングが重視され、床面積を広めに設計したり、吹き抜けを設け“空間そのもの”を大きく確保する工夫が施されることもあります。
吹き抜けと相性の良いリビング階段なら、圧倒的な開放感とともにデザイン性を兼ね備えることができます。
高級な天然フローリングや天然石の踏み板、アイアンの手摺、そしてカーブを描くような形など素材やデザインにこだわることで、リビング階段は華やかなインテリアにもなるでしょう。
また、洋風の家の内装には、アーチ形状やモールディング装飾といったヨーロッパの伝統的な建築技法を盛り込むことで一層海外デザインを忠実に反映することが可能です。シンプルな色味のなかにも、曲線を取り入れることや細やかな装飾を施すことによって重厚感や芸術性が際立ちます。
外観でこだわるべきポイント
洋風の家とはいっても求める住宅のテイストによって、外観の特徴は違います。
先ほどの章でも解説しましたが、「北欧を意識した洋風の家」と「南欧を意識した洋風の家」では外観の色彩計画や選びたい素材も変わってきます。
北欧を意識した洋風の家なら、自然に馴染むようなシンプルな色味、そして三角屋根や大きな窓を外観にデザインすることが多いです。
対して南欧の家は、白い漆喰の外壁に合うカラフルな屋根材を使った外観が特徴と言えるでしょう。
ツートンカラーなども洋風の家の外観で色彩計画に選ばれます。
また、建物の外観は雨風や太陽の影響を直接的に大きく受ける部分であり、長く住まうためには耐久性に配慮した素材選びが求められます。
海外の家づくりにおいての「大切な家を次世代へと受け継いで欲しい」という思想反映した現地の本物の素材を使うことで、長寿の家を実現できるでしょう。
建材にこだわることの多い洋風の家は、長い目で見た素材選びが重要です。
日本で洋風住宅を建てる際に、「レンガ調」「石目調」などのサイディングを外壁に施工することが多いのですが、コストをおさえられるメリットはあるものの、やはり本物の高級感・耐久性にはかないません。
高品質な天然の素材にこだわって機能性を実現させることで、上質な洋風の家ができるのです。
機能性とデザイン性の両立
本物の洋風の住宅を実現するために欠かせないデザイン性。海外住宅ならではの建築技法により“和”とは違う芸術作品のような雰囲気をもたらすことができます。
ただ、デザイン性ばかりを重視し過ぎると機能性が劣り、快適とは言えないこともあります。
海外の要素を取り入れながら日本で建てることを意識し、素材・設備選びをしていくことがポイントです。近年、日本でも「洋風の家」は人気があり、実際に見かけることも多いでしょう。しかし、洋風の要素を少し取り入れているだけに過ぎないことや、コストを削減するために似せた素材で妥協していることも少なくありません。
たとえば「窓」です。
日本で採用されることの多い“引き違い窓”ですが、流通量が多くリーズナブルに施工できると人気です。しかし、構造上隙間があることから気密性は低めで、窓から熱の出入りにより断熱性が悪くなることが指摘されています。
新築時はそれほど快適性を失うことはないものの、開閉を何度も続けるうち戸車の劣化などが原因でがたつきも発生。次第に気密性が悪くなるのがデメリットと考えられています。
洋風の家の場合、海外のデザインをより忠実に反映するには両開きや折れ戸、ドレーキップ窓などを選ぶことが多いです。開け方の違いから、引き違い窓と比べると気密性は高めです。
また、日本で主流のクレセント錠の引き違い窓は外から鍵が見え、“防犯性”という観点で不安を感じる方もいるでしょう。海外の住宅づくりでは、日本よりも窓の防犯性能を意識し、割れづらいほどの頑丈さを備えてる場合も多いです。
このような窓は、格子やアーチを取り入れた豊かなデザイン性に加えて、断熱性や防犯性を両立することが可能です。
本物の洋風の家5選|参會堂の施工事例
参會堂はこれまでに本格的な洋風の家をお客様とともに建ててまいりました。今回は参會堂がこれまで手掛けた施工事例を5つご紹介していきます。
ホワイトを基調とした屋上のある洋風の家
ラウンド型の窓を中心に外観をデザインしました。窓枠や玄関、門扉にも曲線系の形を取り入れ、表情に柔らかさと優しさが感じられます。
玄関アプローチには、屋根の色と合わせるような茶系のタイルを張りました。
白い外壁はもちろん、アクセントとなるアイアンの門扉との相性も良い素材です。
内装を清潔感のある白い色で統一しました。
天井と壁だけでなく、フロアーも白にすることで、視覚的に広がりが感じられます。
リビング中央部の天井は、折り上げ天井に。さらに、広々とした雰囲気になっています。
また、インテリアも白を基調に揃えることで、お部屋全体に明るさをもたらしてくれます。太陽の光が降り注ぐ日なら、照明がなくても快適に過ごすことができ、夜間にはシャンデリアの照明がお部屋を優しく照らしてくれます。
屋上には、景色を眺められる広いバルコニーをつくりました。
多角形のバルコニーは、洋風住宅ならではのデザインです。明るい色のタイルにマッチした、濃い茶系の編み柄のガーデンテーブルとチェアが高級感を演出してくれます。
植物や花々を置いて、庭のような雰囲気の屋上で、緑や青い空に囲まれた極上のひと時が過ごせるでしょう。
玄関とホールの床部分には、曲線状にモザイクタイルを張りました。段差のないフラットな玄関にモザイクタイルを用いて、柔らかなデザインで境目を作っています。
玄関ホールの白い壁に、白く輝くタイルを張り統一性を持たせ、全体的に白を基調としているなかにも、玄関扉、階段の踏み板には茶、そして階段手摺りにはアイアンの黒…というアクセントカラーを散りばめてバランス良い配色に。
オーナー様はもちろんのこと、訪れる人をも優しく出迎えてくれる素敵な玄関ホールです。
重厚感のある室内が特徴的な洋風の家
外観はシンメトリーで奥行を感じるデザインです。淡いピンクの優美な外壁に、アーチ型の柔らかな窓枠が上品で優しい雰囲気をつくりあげています。
門扉に黒のアイアンを取り入れたことで、重厚感もプラスしました。
リビングは白で統一しています。
アイアンの黒とのコントラストをつけることで、シンプルな白にスタイリッシュな豪華さも感じられます。モールディングの装飾も洋風住宅ならではの高級感があります。
たくさんの窓を設けて、自然光をふんだんに取り込めるようにしました。吹き抜けの上には円やアーチの形状の窓枠を設けています。
まるい曲線をデザインすることで、安らぎを感じさせてくれる空間となっています。
吹き抜けを設け、開放的な雰囲気になりました。洋風の丸い柱、存在感のあるシャンデリアの華やかさとのハーモニーが絶妙です。
真っ白の階段は緩やかなカーブを描き、上の階へと誘導してくれるかのようです。暖かみのある灯りで全体を優しく照らしてくれます。
曲線が映える柔らかな印象の洋風の家
ギリシャの街並みに出てくるような外壁のデザイン。青空のもと、輝くような白い壁。まるでリゾート地にいるかのような外観が素敵です。
曲線がちりばめられることで、洗練されたデザインのなかにも柔らかさが感じられます。
内装の開口部はR壁とし、やわらかい印象になりました。壁面には、ニッチと呼ばれるくぼませたスペースを設けています。目にも優しい穏やか灯りに照らされた絵画がとても美しいです。
立ち止まってじっくりと眺めたくなるような落ち着く空間となっています。
室内に段差を設け、空間を分けるようにしました。空間を完全に仕切らず、どこにいても家族の気配が感じられる間取りです。
フロアーには重厚感のある色合いを使いました。まわりの白い壁の明るさと対比するような濃い色にしたことで、シックで落ち着いた雰囲気になりました。レザーのソファーや、木を素材にしたテーブルとの調和も素敵です。
白い外壁に合う青いドアが印象的な洋風の家
海外らしい石畳をアプローチに設けました。
本場イタリアからの輸入品である青い扉は、存在感がありながらも爽やかな印象です。白い外壁のアクセントとなり、緑の美しい植栽とともにお住まいを彩っています。
玄関から通じる中庭は、まるでヨーロッパのような佇まいです。高さのあるレンガの壁により外の視線をなくしたプライベートな空間となりました。
照明により柔らかな光が注がれ、夜間でもプライバシーを守りながらゆったりとくつろぐことができます。
通路部分にアーチ壁をデザインし、柔らかな雰囲気を演出。茶色やオレンジなど色味とレンガの風合いも相まって、青い扉という洗練されたデザインにも暖かみがプラスされました。
グレーの屋根材と白く清潔感のある外壁、ドーマー窓、縦長の格子窓など、海外住宅の要素をバランスよく配置。シンプルながらにも美しさが叶えられた洋風の家の外観となりました。
澄んだ青い玄関扉が目を惹きます。海外ならではの装飾性の高い手摺を設けたバルコニーも印象的です。
モールディング装飾を随所に施し、青い扉という華やかさや、上品で落ち着いた雰囲気も感じられます。
クラシカルの外観デザインがおしゃれな洋風の家
イタリアの街を彷彿させる、重厚感のある外観デザインです。
1階には重厚感漂う石貼り、そして2階、3階は落ち着いた色味の外壁と素材に違いをもたせました。
ヨーロッパ建築で伝統的な縦長の窓を印象的にしたシンメトリーな配置です。曲線のデザインも取り入れ、重厚な雰囲気のなかにも柔らかさも描かれています。
暖かい色合いをベースとした室内です。
通路側にはタイル、そしてリビング側にはフローリング。床の素材を変え、空間に区切りを持たせ、異なる風合いでありながらも内装全体がまとまるようなコーディネートにしています。
アーチ壁により奥行きのある通路の柱には、モールディング装飾を施しクラシカルな印象になりました。いくつもの素材を駆使し立体的でクラシカルなデザインです。
ヨーロッパ建築では各階の天井高が異なる建物が多く、それをよりリアルに再現した外観デザインです。
アプローチまでの通路には茶系のタイル、その周りには少し小さめの形をした石を施しました。1階外壁の石貼りとのバランスも考えた色や形選びをして配置しています。
本場から取り寄せた素材だからこそ叶えられる質感により、一層、イタリアの街並みを感じさせるデザインとなりました。
洋風の家を建てる際には落とし穴に要注意
洋風の家を建てることを“憧れ”から“現実のかたち”にしていくときは、必ず隠れた落とし穴に注意しておかなければなりません。
周囲の環境や外構とのバランス
まず、もっとも慎重に考えておきたいのが、周囲や外構との“バランス”になります。
テイストによってデザインの方向性が異なる洋風の家ですが、あまりにも奇抜な外壁の色や形状をもちいると周囲とのバランスが悪くなることがあります。
家づくりのメインとなるのは、もちろん建物ですが、家が建っている街並みも暮らしの一部。
あまりにも周りとかけ離れた個性的な外観デザインは、周囲から浮いてしまうかもしれません。洋風の家を日本で建てるときには、街並みとのバランスも考えた家づくりが大切です。
外構のとバランスにも注意が必要です。外構工事だけを別会社に発注するというケースもよく耳にすることです。
しかし、洋風の家の場合、門扉や門柱、玄関アプローチなども含めてテーマに合わせて設計することが大切です。洋風住宅の外構を手がけた実績が少ない会社に外構工事を依頼すると、バランスが悪くなるリスクもあるので注意が必要です。メンテナンスを前提とした設計
次に注意したいのは“メンテナンス”。
家は「建てたら終わり」ではなく、適切なタイミングで補修やメンテナンスが必要です。
しかし、施工会社との関係性が希薄になってしまえば、アフターフォローがなく住まいが衰えてしまうことも…。
私たち参會堂は、家を建てた後もお客様とずっと付き合っていける関係性を大事にしています。
安心した暮らしを実現する防犯性
また、洋風の家には、窓を多く設けるデザインもよくあります。そこで“防犯性”にも注意しましょう。
たくさんの窓は、暖かな太陽の光を受け、日中は照明がなくても快適に過ごせるメリットがあります。ただ、防犯上の観点から不安に感じる方もいるかもしれません。
防犯性の低い窓を使ってしまうと、ご家族が不安な毎日を過ごさなくてはなりません。
そこで参會堂ではドイツ製・超防犯対策機能付4枚ガラスの防犯性の高い窓を採用しています。
ヨーロッパの家づくりにおいて、窓には断熱性だけでなく、防犯性も求められます。
オーナー様の安全のため、“窓”に対する防犯意識が日本よりも高いヨーロッパから輸入した素材を使っています。参會堂は、洋風住宅の施工歴が30年あります。
洋風の家づくりにおける“バランス”や“メンテナンス”、“防犯性”という落とし穴になりがちなポイントは、オーナー様が不安に感じることのないように、私達が全てサポートをいたします。
参會堂が建てる洋風デザイン住宅へのこだわり
洋風の家を建てるなら、外観や内装の細部まで自分好みにこだわりたいものですよね。
イメージを膨らませながらの家づくりは、楽しくもあり心が豊かになる時間です。
参會堂は、そんなお客様の心に寄り添いながら、一緒に「家」を作りあげてきます。
まずは、お話をじっくり伺うところから始めます。まだ具体的なイメージができていないといった段階でも構いません。
これまで辿ってきた人生の話、趣味やお仕事の話…。何気ないお話をしていくなかで一緒に家づくりのイメージを形にしていきましょう。
家づくりのファーストステップとして、参會堂では鉛筆でイメージをスケッチしていきます。コンピューターではなく鉛筆で描くことで、インスピレーションがさらに深まっていきます。
お客様の家づくりの想いをスケッチするための手間は惜しみません。鉛筆で描くことで、お客様一人一人の素晴らしい未来につながる家づくりのイメージに近づけていきます。
また、参會堂の強みは素材と快適な暮らしにこだわった“本物の家”です。
海外の住宅に雰囲気を似せている“風”ではなく、実際の現地で使われている素材を使った“本物の家”なのです。
参會堂は、ヨーロッパにいる家づくりのパートナーとともに、お客様の想いを形にしていきます。現地の建材を使い、ときには現地のデザイナーとの協力を得ながら、ご要望にお応えできる体制が整っています。洋風の家づくりが初めてというお客様のほとんどは、どこか一歩踏み出せない“迷い”を抱えています。参會堂は、そんな迷いに向き合いながら、丁寧にお話をお聞きしていきます。
私たちはこれまで長きに渡って洋風住宅を手掛けてまいりました。相談の時点でまだ具体化できていないイメージも、ヒアリングしながら形にしてまいります。
ぜひ、お気軽にご相談にいらしてください。
下記の画像から、外観やリビングなど、場所毎にまとめた参會堂のデザイン事例をご覧いただけます。是非チェックしてみてくださいね。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。