“書斎”という言葉を聞くと、ワクワク感が沸いてくる人も多いのではないでしょうか。
家族との時間ももちろん大切ですが、マイホームのなかにひとりで過ごせる空間があると気持ちにもゆとりがもてます。
誰かに自慢したくなるような自分だけのかっこいい書斎にして、家でも仕事や趣味に充実した暮らしを叶えたいものですよね。
ただ、書斎への理想が膨らむ一方で、
- 思い描くかっこいい書斎が実現できるのか…
- 無駄なスペースになればもったいなさそう…
などの不安から書斎づくりを諦める人もいるかもしれません。
そんなときには、書斎の目的やメリット、そして作るときのポイントをおさえておけばきっと理想の書斎が叶うでしょう。
今回は、書斎を作る前に知っておきたいポイント、そして誰もが憧れるようなかっこいい書斎の施工事例をご紹介していきます。
目次
かっこいい書斎があなたの生活にもたらす効果
家に書斎があると便利ですが、一方で「なくても困らない」という考えの人もいるかもしれません。そこで知っておいて頂きたいのが、書斎があなたの生活にもたらすメリットです。
書斎を作る最も大きなメリットは、自宅に何かに集中できる、没頭できる空間ができることです。
本をじっくり読むという昔ながらの書斎の使い方はもちろん、パソコンやプリンターを置いた現代的な使い方も。資料を並べて、オフィスのようにじっくり仕事をすることも可能です。
近頃は在宅で仕事をする人も増えていますが、部屋数が足りずリビングで仕事をしている人も多いかもしれません。
もちろん、リビングでも仕事はできますが、「集中できない」「リモート会議のときに困る」などの問題点も。その都度、パソコンや書類を片付けるのも面倒に感じるでしょう。
書斎なら仕事に使うものを存分に広げられ、作業途中でもそのままで大丈夫。仕事の効率を保ちながら中断・再開ができます。
また、趣味の部屋として使えるのも現代の書斎です。何かを作ったり、完成したものを展示したりなど、有意義な時間を過ごせるでしょう。
ただ、注意しておきたいのは、書斎は「あればよい」という単純なものではないということ。自分好みのインテリアとは違う単なる小部屋では、居心地が悪いという気持ちになるかもしれません。いつの間にか使わなくなり、いずれ物置になるのは残念なことですよね。
「毎日のように使いたくなる…」「いるだけで心地よい」、そんな空気感を持つかっこいい書斎こそ、あなたの生活に充実感をもたらしてくれる、優れた書斎と言えるでしょう。
注⽂住宅でよく採⽤される書斎のレイアウト
おしゃれな家づくりの中でも注目度の高い書斎。ひと昔前のような“和”のテイストが強い書斎よりも、現代的で空間を彩るようなインテリア性の高いスタイルが近年注目されています。
ただ、書斎はレイアウトによって使い勝手や使用目的も異なります。
前述した通り、せっかく書斎があっても「自分の使い方にマッチしない・使いづらい」という不満が出ないようにすることが大事です。
そこで注目住宅でよく採用される書斎のレイアウトの特徴をご紹介します。
気軽に使⽤できる「オープンタイプ」
オープンタイプの書斎は、空間をきっちりと区切らずに“書斎スペース”を設けます。ダイニングの近く、リビングの一部、階段や通路の途中…など、ほかの空間と同化しつつ書斎スペースを作るレイアウトです。
オープンタイプの大きなメリットは、家族みんなが誰でも気軽に使えるという点でしょう。
たとえば、ダイニングの横にオープンな書斎を作ると、子供が勉強やお絵描きをしているところを家事中でも“見守りやすくなります。
ペットと暮らしている方にとっても、オープンタイプのレイアウトなら目が届くので安心感につながるでしょう。
周囲の気配を感じながら、隙間時間に気軽に使用できます。テレビの音が聞こえてもOKな“ながら作業”をする方ならオープンタイプの書斎もおすすめです。
また、オープンタイプの書斎は壁で区切らないことから、ほんの少しのスペースがあれば、書斎を作ることができるレイアウトです。
ただ、テレビの音や会話などが聞こえ過ぎて集中力が欠けてしまうのはデメリットと言えるでしょう。仕事でのみ書斎を使う目的にはあまり適していないレイアウトです。
作業に集中しやすい「クローズドタイプ」
クローズドタイプの書斎は、壁や扉を設けて空間をしっかりと区切るレイアウトですので、書斎空間は完全に独立します。
オープンタイプと違い、いったん書斎に入って作業すると家族の視界には入りません。人の気配や生活音を気にせずに作業に集中したい方には、クローズドタイプのレイアウトがおすすめです。
テレワークやオンライン会議を頻繁にする方も、クローズドタイプのレイアウトの方が適しているでしょう。
仕事中は入ってこないように家族に伝えておくことで、気が散ることもありません。完全に独立した空間なので仕事や趣味の道具を広げたまま、食事や休憩などをとることもできます。
ただ、クローズドタイプの書斎を採用する場合、ある程度の面積が必要になるのがデメリット。1畳だとデスクとチェアを置くだけにとどまり少し狭いかもしれません。収納棚を取り付けることを想定すると最低でも2畳以上は欲しいところです。
柔軟に空間を活用「セミクローズドタイプ」
セミクローズドタイプの書斎は、オープンタイプとクローズドタイプ両方の良さをミックスしたレイアウトです。
腰壁程度の高さで緩やかに区切って“半個室”にしたり、半透明の衝立を立てたり、視線の抜けや開放感を演出することが可能です。
他の空間と書斎スペースを適度に仕切りつつも、空間そのものは繋がっているので、作業に集中しながらも家族に呼びかけられたときもすぐに返答できるのがセミクローズドタイプのレイアウトです。
オープンタイプは家族との距離が近過ぎて集中が途切れる、クローズドタイプは完全に個室となり籠り過ぎてしまう…。
両方のデメリットをカバーしたセミクローズドタイプは近年注目されつつある書斎のスタイルです。
ただ、広さや収納が不足すると使いづらく、荷物の一時置きや物置化する恐れもあるため、その点には注意が必要です。
おしゃれで実用的な書斎を作るための5つのポイント
おしゃれなインテリアに仕上がった書斎でも、実用性に欠けると使う頻度が落ちるでしょう。
そこで、書斎の実用性を高めるためのポイントをいくつか挙げてみました。
①書斎で何をしたいのか、ある程度の目的を絞っておく
まずは書斎を作る前に、「何をしたいか」をイメージしておきましょう。目的によっては、必要な面積も変わってくるからです。
たとえば、読書だけが目的なら、本棚や椅子を置く程度の広さがあれば十分です。
一方、書斎では仕事をしたいと考えているなら、パソコンやプリンター、資料を広げられるスペースが必要。整理整頓しやすい収納もあると、散らかりにくくなり、すっきりします。
また、メインは仕事で使って、趣味のものづくりの空間にもしたいなどの場合、狭すぎると圧迫感から作業効率が下がることも。
作業内容に合わせて、広めのデスクが置けるスペースにするのがいいでしょう。
②滞在頻度が高い部屋からの動線を意識して設計をする
次に書斎を作るときには、書斎までの「動線」を徹底的に意識しておきましょう。
たとえば、リビングでくつろいだ後に書斎を使いたいという人は、リビングから極端に離れた場所に書斎を作ると、動線距離が長く、自然と足が遠のく可能性も。リビングと近いところなら、動線が短くなり使いやすくなります。
また、眠る前に書斎で趣味の作業をしたいときには、寝室の近くにスペースを設けるのも位置的にはいいかもしれません。
頭の中で書斎を使うときの想定をしながら、動線が悪くならないような設計がポイントです。
③使用目的に合ったレイアウト(個室・オープン)を選ぶ
“書斎”という漢字を見ると、読書や書き物など書物に関する古風なイメージが強いですよね。
どこか閉ざされた空間…というのがこれまでの書斎でした。しかし、前の章でもご紹介した通り、現代の書斎は使用する目的や自分の好みに合わせて、さまざまなデザイン・設計にすることが可能となっています。
家で仕事をすることが多いから書斎が欲しいという目的なら、区切りを設けて個室にするのもいいでしょう。雑音をシャットアウトし集中空間に…という考え方もあります。
一方、完全な個室にして、静かすぎることに抵抗があれば、ほかの部屋と空間をつなげて半個室というデザインを選ぶこともできます。
また、書斎で趣味を楽しみながらも家族とのつながりを大事にしたいという人は、最近増えているオープンタイプのデザインがおすすめ。
お子さんがいるご家庭では、オープンにした方が仕事や趣味中も気を配ることができ、お互いに安心感につながるでしょう。
周囲の視線を遮る“個室”、家族が見える“オープンタイプ”のどちらにするかで、書斎で作業をするときの集中力が変わります。
あなたが書斎をどんな風に使いたいかを明確にしてから、設計タイプを考えましょう。
④収納スペースをしっかり確保しておく
書斎にもっとも必要なのはデスクとチェア。それさえあれば、ちょっとした作業や読書程度はできるかもしれません。
ただ、作業のたびに他の場所から書類や本を持ってくるのは手間ですよね。
使い勝手の良い書斎をつくるためには収納スペースの確保が重要となります。
仕事や読書、勉強など書斎の用途をイメージし、容量のある収納を用意しておきましょう。パソコンやプリンター、書類、書籍をゆったり置くなら、安定感のある造り付け棚がおすすめです。
デスクの背後や、デスクのサイドなど「どんな風に使うか」をイメージして収納スペースを計画しましょう。
⑤採光と遮光を意識して窓の配置を⾏う
書斎づくりで失敗したという人の声には「窓の配置」によるものが多く存在します。
「窓なしの空間にしたら暗い」と窓を取付けたことで機能性に不満を感じている人、逆に「西日が入って暑過ぎる」と窓の向き・位置に後悔している人などさまざまです。
暗すぎると常に照明が必要なことはもちろん、その空間で作業を続けることによって目を悪くするリスクもあります。
逆に窓から自然光が入り過ぎると「眩しい」「パソコン画面に光が反射する」「暑い」といった不満も出てしまう為、遮光性も非常に重要です。
適度な採光性・遮光性を考えるとともに、位置関係も考えた計画をし、快適で過ごしやすい書斎づくりをするのがポイントです。
かっこいい書斎の施工事例とコーディネート事例3選
次に、参會堂がこれまで手掛けたかっこいい書斎の施工事例を3つご紹介していきます。
繋がりと区切りを両立させたスキップフロアの書斎
この住宅は「仕事をしているときでも家族の存在を感じたい」という施主様のご希望から、オープンな書斎にさせていただきました。
書斎とリビングが空間で繋がり、仕事に集中しながらもリビングにいる家族の気配をしっかりと感じ取ることができます。
リビングからほかの部屋に通じる部分や、開放感のあるFIX窓の部分には、アーチの丸みを帯びた形を採用しているため、書斎のデスクにもRの曲線を利用。
そうすることで、統一感があり、スマートでかっこいいなかにも、親しみやすさも感じさせてくれる使い勝手もよいデスクとなっています。
木目調のデスク回りが目にも優しく、白い壁や暖炉まわりの暖色系のデザインタイルとも調和し、落ち着いた雰囲気を演出しています。
そして、この書斎は繋がりと区切りを両立させるために、スキップフロアを採用しています。
書斎側から見ると家族がいるのは目線の下。リビングを見下ろすようにすれば、家族がくつろいでいる風景を見ることができますが、椅子に座れば目の前に広がるのは広々とした空間。
オープンでありつつも、目線が変われば区切られたような不思議な感覚になります。
リビング側から見える書斎の壁面にはブラウン系のデザインタイルを施しています。
凹凸のあるストーン調のタイルがリビング全体のアクセントとなり、モダンな雰囲気に。暖色系の壁面内に間接照明を入れることで、反射した光がまわりを優しく照らしてくれます。
日中の自然光とはまたひと味違う、優雅で上品な空間へと移り変わるのです。
ホテルカウンターを彷彿させるおしゃれで豪華な書斎
こちらの書斎も、階段を上がりきった屋根裏スペースを利用したオープンな書斎です。
ホテルカウンターのような高級感のあるデスクがおしゃれな雰囲気を作りあげています。
書斎の背後には高窓を取り付け、プライバシーを確保しつつ、光や風を取り込むことができ、書斎の前方には、階段の吹き抜け空間を明るくする天窓。室内にいながら、空へと続く開放的な雰囲気も感じることができます。
また、スペース全体を照らすための照明としてシャンデリアを取り付けました。白い壁紙にブラウンのフローリング…という上品な組み合わせに、シャンデリアを取り入れることで一層ドラマチックで華やいだ印象に。
シャンデリアは洗練されたデザインのなかにも、まるみのある柔らかなフォルムで、良質な癒しを与えてくれる特別な照明です。
ひとつひとつのガラスから放つ光は、包み込むように周囲をリラックス空間にしてくれます。シャンデリアの光のもとにある書斎では、和やかな気分で仕事や趣味に集中できそうです。
夜間はもちろん、明かりをつけていない日中でも華やぐ輝きを持つシャンデリアは、かっこいい書斎のアクセントとして映えています。
そして、デスク右側には、収納力のある大きな本棚を設置。本棚の色は重厚感のある濃いブラウンを選び、フローリングとの統一感をもたせました。ホテルライクの豪華なデスクまわりとの相性は抜群です。
大容量の本棚には、仕事や趣味の本、おしゃれな小物も収納が可能。並べておくだけでもスタイリッシュさがアップします。
階段という家族が毎日通る生活動線上にある書斎。ちょっと声をかけたり、立ち止まって話をしたり…と、お互いの存在を意識し合えるコミュニケーションの場にもなります。
さらに書斎の前方に目を向けて頂くと、壁面のくぼませた部分に「ニッチ」というスペースを設けています。壁面との一体感により、全体的にすっきりとした印象にしています。
ニッチの描くアーチの曲線は、書斎の落ち着いた雰囲気との調和もぴったり。花を飾れば、まるでギャラリーのようで、一仕事終えた時の気分を満たしてくれるアクセントにもなります。
閉鎖的な集中空間。立体感を演出したかっこいい書斎
この住宅は、書斎を作るうえで、集中力を高めたいという施主様のご希望から、この書斎は敢えて閉鎖的な空間となっています。
パーソナル空間にすることで、仕事や趣味にも没頭できるように、室内のインテリアにも集中力を高める工夫を凝らせました。
書斎の奥には、白を基調とした鏡付の収納を設置。鏡が持つ視覚効果で、閉鎖的な空間でも、奥行のある広々とした感覚になります。個室タイプの書斎に狭さを感じさせない工夫です。
淡い緑色のクロスは、ほかの部屋とは異なる色にして、入室した瞬間から、引き締まった気持ちに切り替わる効果があります。
そして、デスクの背後には、大き過ぎず小さ過ぎずバランスの良いサイズの窓を開口部として設け、ブラインドで外の視線を遮りつつ、自然光が優しく書斎全体を照らしてくれています。
収納も兼ね備えた高機能でデザイン感のあるデスクは、シンプルながらにもスタイリッシュで気品が漂い、デスクがインテリアにもなり、知的で“大人かっこいい”空間を演出しています。
デスクの前方には扉付の収納を設置。書斎で使う物を大容量に収納が可能ですが、扉を閉じることですっきりとした見た目に。
デスクからの視界に入る部分は扉付にし、デスクとフローリング、そして収納をシックな茶色でまとめ、統一感を持たせることで集中力を最大限に高めてくれます。
さらに、反対側の天井上部には、凹凸がなくすっきりした印象のダウンライトを埋め込んでいます。天井がフラットになるため、空間に広がりを感じさせてくれる照明です。
ダウンライトは控えめでシンプル、書斎のおしゃれなインテリアの邪魔をしないところが魅力です。書斎全体を照らすというよりも、スポット的な明るさが特徴的。
しかし、そんなダウンライトだけでは、書斎での作業にやや暗さを感じてしまうことも。
そこで、デスクを照らすためのスタンド照明を目線の高さよりも少し上に設置しています。
スタンド照明はデスクを中心に明るさが強調され、それ以外はダウンライトの控えめな光を放っています。光の加減により立体感が生まれ、狭さを感じさせない空間作りとなりました。
書斎をおしゃれにする為にこだわるべきインテリア
ひと昔前の日本では、書斎は「読書や作業をするための専用の個室」と考えられていました。
前述したように、近年の書斎は他の空間と同化させたオープンタイプやセミクローズドタイプも増えています。書斎は単に“作業の場”ではなく、おしゃれなインテリアの一部にもなります。
おしゃれな家づくりをしたい人にとっては、書斎スペースが空間全体になじむようなデザイン性を持たせることが大切です。
書斎をおしゃれにする為にこだわるべきインテリアのポイントを3つご紹介します。
採用する家具や建具のトーンを統⼀する
書斎で使うデスクやチェアは、リビングやダイニングなどに置かれた家具や建具と同じトーンにして統一させましょう。
作業をするだけだからと量産型の安価なデスクやチェアを置いた場合、空間全体のデザイン性が損なわれる可能性もあります。見ているだけでも心が躍るような、かっこいい書斎にするには“細部へのこだわり”も大切となります。
本物の良質な素材を選び、機能性も向上させ、使い心地の良いものを選ぶのがおしゃれな書斎をつくるコツです。
洗練されたシルエットのデスク、座り心地もデザイン性も叶えるチェア、収納しやすくインテリアとして映える棚…。
住宅全体と統一性をもたせるために、総合的なコーディネートを意識しておきましょう。
書斎の印象を左右する照明にもこだわる
書斎にとっての照明は、光を灯して“作業をしやすくする”といった実用性を重んじることが大切です。
ただ、ほかの部屋と比べて小さめになることの多い書斎では、照明の存在感が際立ちます。空間の印象を大きく左右するので、デザイン性も兼ね備えたものを選ぶようにしましょう。
柔らかな雰囲気のペンダントライト、かっこいいブラケットライトやスタンドライト、シンプルなダウンライトなど、インテリアとの統一性を考えたデザインを選ぶことがコツです。
また、窓の大きさや配置によっては日中でも照明を灯さなければならないこともあります。明るく実用的な側面と、書斎をかっこいい雰囲気に仕上げられるデザイン性にもこだわりましょう。
観葉植物などを取り入れアクセントを加える
かっこいい書斎を作りたい人にとって、書斎は実用性とインテリア性を兼ねることが重要です。
シンプル過ぎる雰囲気は仕事や趣味に没頭できるメリットもありますが、空間そのものに“飽き”を感じることも。作業中にふと休憩して周囲に目を配ったとき、書斎の雰囲気にアクセントがあるとリラックスできます。
たとえば、観葉植物で緑を添えると、かっこいいデザインの中にも癒しが生まれ居心地も良くなるでしょう。観葉植物は、ナチュラルな雰囲気はもちろん。重厚感のある濃い色調の内装にも合うアクセントです。
また、空間の一部だけに異素材を加えるなども効果的なアクセントとなります。アクセントパネルやモールディング装飾、モザイクタイルといったアクセントをさり気なく取り入れてみるのもおすすめです。
書斎へのこだわりが生活を大きく変える
「おうち時間」が増えている昨今、仕事や趣味など実用的な使い道ができる「書斎」を作る人が増えています。特に大人の男性にとっては、家にいながらにして特別なプライベート空間となる書斎は憧れのスペースです。
ひと昔前の書斎と言えば「家族から離れたプライベート空間」というどこか堅苦しい印象があったかもしれませんが、現代の書斎は、おしゃれなインテリアに囲まれ、そこにいるだけで気持ちを高められるような空間となっています。
快適なスペースだからこそ、モチベーションがアップし、日々の生活が豊かになるのです。
“オフ”の時間であるはずのおうち時間でも、外から持ち帰った仕事をこなさなければならない“オン”の時間を抱えている人も多いはず。
自宅にいながら“オン”と“オフ”の切り替えを可能にしてくれるのが書斎の存在。テレワークも仕事がはかどる書斎なら、早めに切り上げて家族との時間を持つこともできるでしょう。
そんな、仕事や趣味をサクサクとこなすためのカギを握る書斎ですが、目的に合わせた理想像を思い描いてから作らなければ、無機質な部屋になってしまうことも、使っているうちに満足できずに利用頻度が落ちることもあります。
書斎の空間へこだわることは、仕事や趣味への充実とともに、毎日の暮らしに潤いをあたえることにもつながっています。
参會堂は、そんな書斎に対する施主様の大切な思いを共にこだわりながら形にしていきます。書斎を作る前には、「どのように使いたいか」という具体性のあるイメージし、目的を具体化することで、家族との距離感や見た目の雰囲気、採光確保のための窓の位置、面積の取り方、天井の高さ…なども見えてきます。
参會堂は、あなたの利用シーンや好みのインテリアなどをじゅうぶんにお聞きします。
そこから見えた書斎の位置や広さ、窓の配置をプランにしてあなたの思いを形に…。
参會堂なら、あなたの理想とするかっこいい書斎づくりのご提案が可能です。ぜひ、私たちと一緒に、理想の書斎を作っていきましょう。
下記の画像から、外観やリビングなど、場所毎にまとめた参會堂のデザイン事例をご覧いただけます。是非チェックしてみてくださいね。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。