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窓の防犯性を高める方法とは。防犯対策の基本は窓選びにある。

窓の防犯性を高める方法とは。防犯対策の基本は窓選びにある。

まるでヨーロッパにいるようなおしゃれなデザイン性の高い住宅を建てたい…。

家族の笑顔を心に描きながら家づくりを考えていると、これからの暮らしに期待が満ち溢れてきますよね。

ただ、いくらデザイン性が高くても、空き巣や不審者の侵入に怯えるような防犯性の低い家では、不安な気持ちがぬぐえません。

家族の安全を守るためにも防犯性の高い家づくりをしたいという気持ちの一方で、

  • 「小さな子供がいるから防犯対策をしたいけれど何をすればいいのだろう」
  • 「優れたヨーロピアン住宅に憧れるけれど防犯性は大丈夫だろうか…?」

という不安も混ざっている方もいるのではないでしょうか。

不審者や空き巣の侵入経路で多いのが「窓」。家族の安全のためには、窓の防犯対策がかなり重要です。

今回は、窓の効果的な防犯対策とともに、注目したい防犯性の高い窓について詳しくご紹介していきます。

窓の防犯性が最も低いとされる理由

窓の防犯性が最も低いとされる理由

安心して過ごせるはずの我が家に見知らぬ誰かが入ってくる…、そんな風に考えるだけでも怖いことです。不安をなくすためには、空き巣や不審者が侵入口にしやすい「窓」に、重点的に防犯対策を施すことが大事です。

でも、いったいどうして窓の防犯性が低いと言われるのでしょうか。その理由を詳しく見ていきましょう。

戸建住宅の中で最も空き巣や不審者が侵⼊しやすいのは窓

昔は「ピッキング」という方法が空き巣被害の手口として知られていました。鍵穴に細い針金を差し込んで解錠するという原始的な方法ですが、今ではずいぶん減少しています。

近年は防犯意識の高まりとともに複雑な仕組みを導入した玄関ドアが増え、昔のような方法で被害に遭うことも少なくなりました。空き巣や不審者は侵入に時間がかかることを嫌うため、複雑な構造の現代的な玄関ドアからの侵入はそもそも考えないのかもしれません。

それに代わって増えてきた侵入口が窓です。

警視庁のデータによると、一戸建てにおける空き巣や不審者の忍び込みの被害件数のうち、侵入経路のトップが窓と言われています。

施錠していない「無締り」の窓からの侵入が半数ほどを占め、次いで多いのが「ガラス破り」です。

犯罪者が窓を侵入口にするのは、「ガラスを割れば内部に侵入できる」という“簡単さ”が大きな理由となっています。

窓が玄関などに比べて防犯性能が低い理由

理由①クレセント錠の防犯性能はほとんどない

アルミサッシの窓でよく見る“クレセント錠”は、室内から施錠するために付いた半円型の鍵のことです。形状が三日月のようであることから英語の「クレセント(三日月)」が語源となっています。

鍵を回転させてロックができる構造で、日本では多くの住宅の窓サッシにクレセント錠が採用されています。

しかし、クレセント錠はそもそも「ロックをして窓ガラスを動かないようにする鍵機能」ではなく、窓を密閉し音を漏れにくくする“防音性”や、風の入り込みを防ぐ“防寒性”が主な役割でした。

防犯のための鍵ではないため、鍵周辺の窓ガラスを割ってクレセント錠の操作が可能な状態になれば、外側からでも窓ガラスの開閉ができます。

また、外気温の影響によって結露が発生しやすい箇所にあるクレセント錠は、錆びなどの劣化が早ければ「鍵がしっかり閉まらない」という不具合も起こるでしょう。

クレセント錠は、防犯性能がほとんど期待できない錠なのです。

理由②⼀般的な窓ガラスは1枚ガラスで簡単に割れてしまう

空き巣は時間をかけずに屋内に侵入したがるので、割りやすい窓を狙います。侵入に手間取って誰かに見つかるのを避けたいので、5分以上かかるような窓ガラスを侵入経路として選びません。

多くの住宅では、1枚ガラスが一般的。1枚ガラスの窓は、「簡単に割れる・1つのロックを開ければ簡単に窓が開く」と狙われやすくなっています。

空き巣や不審者の窓破りの⼿⼝とは

空き巣や不審者の窓破りの⼿⼝とは

空き巣や不審者が侵入するのは窓破りが多いですが“割り方”にもいくつかの違いが見られます。実際の被害から、その手口についてご説明します。

窓破りの手口を紹介

打ち破り(突き破り)

「窓を硬い物で強打し割る」という昔からよくある大胆な手口を打ち破り、あるいは突き破りと言います。

ガラスを割ってから鍵を開けて中に侵入、そして金品を奪って逃げるまでの時間をかけないように、空き巣犯は一気に叩き割って中に入ろうとします。

強度の弱い窓ガラスの場合、硬い物を使い全力で叩けば割れるため、この手口が最も多いと言われています。短時間での犯行を済ませたい空き巣犯が考える代表的な手口のようです。

打ち破りの場合、打撃時に大きな音がしてガラスが割れます。大きな破壊音で周囲の人に気づかれる可能性があります。

こじ破り

時間をかけてでも気づかれずに確実に侵入したい空き巣犯の場合、音を出さない「こじ破り」の方法を取るようです。

こじ破りは、窓の鍵付近の隙間をめがけて先端の尖ったドライバーなどで穴をこじ開け、そのときに出来た“ヒビ”を利用してちょっとした力でガラスを割ります。

そこから鍵を開けて侵入する方法です。部分的に三角に割れることから「三角割り」とも言われます。

ガラスは割れますが、こじ開けるように部分的に割るため、音はあまり出ません。

焼き破り

ライターやバーナーなどの“熱”でガラスを焼き熱し、急速に冷やして発生させた“ヒビ”を利用して窓を割る方法です。

ガラスが温度変化によって起こる特性を利用した割り方で、強力な火力を持つライターがあれば、音を極力立てずに窓を割ることが可能になります。

大きな音でガラスを割って犯行を断念するよりも、気づかれないように短時間でガラスを割ることができるので、近年の空き巣被害の手口で増えている方法です。

薄いガラスほどバーナーで割りやすいと言われています。

空き巣や不審者はガラス貫通によって侵入する

窓破りの手口をいくつか紹介しましたが、空き巣や不審者が侵入するにはガラスを貫通しなければいけません。薄くて弱いガラスほど割れやすいため、鍵を開けられて侵入されるリスクが高まります。

つまり、防犯性を高める家づくりにおいて「強度の弱い窓ガラス」を設置するのは、「空き巣の侵入を許してしまう」とイコールとも言えるでしょう。

効果的な窓の防犯対策⽅法

効果的な窓の防犯対策⽅法

一戸建て住宅に侵入して犯行をする犯罪者は、犯行に時間をかけたくありません。侵入経路となりやすい窓に「侵入を手間取らせる防犯対策」をすれば効果的です。

補助錠を設置する

お手軽な防犯対策として知られるのが補助錠の取り付けです。

クレセント錠で1つのロックだけというスタイルが一般的ですが、前述したようにほとんど防犯性はありません。仮に窓を割られてクレセント錠が開けられても、もうひとつロックがかかっていれば侵入に手間取って諦めるでしょう。

窓の防犯グッズとして、ホームセンターや通販サイトでは、引き違い窓のサッシ部分に突っ張るように取り付ける補助錠が販売されています。

ただ、取り付け時の固定力が弱いと、窓を割りクレセント錠を解錠できれば、窓が動き侵入されるかもしれません。

「お住まいの窓に合うタイプの補助錠を正しく選ぶ」「しっかりと正しく装着する」の両方によって、補助錠の防犯効果が得られるのです。

面格子・室内格子を取り付ける

窓に面格子を取り付けるのも防犯対策のひとつです。

ステンレスやアルミなどの素材から作られた面格子は、窓の外側に取り付けることで防犯性が高まります。格子によって「ガラスが割りづらい」「体が入らず犯罪を抑止できる」という効果が期待されている防犯対策です。

そもそも面格子があれば、侵入に手間取りそうと感じて、ターゲットにならずに済むかもしれません。また、屋内側に取り付ける室内格子も防犯対策のひとつとして知られています。

このように、面格子・室内格子にはそれなりに防犯効果があるものの、

  • ・外側に面格子を取り付けると外観のデザインが劣る
  • ・室内格子は換気のための窓の開閉時に手間取る
  • ・格子のデザインが邪魔して景色がよくない
  • ・格子によって圧迫感を感じる

といったデメリットもあります。

外側に取り付ける面格子の場合、種類次第では強く引っ張ると「面格子ごと取り外される」という事例もあり、残念ながら万全な防犯対策とは言えないでしょう。

防犯ガラスにする

デザイン性や美観を保ちつつ、防犯性も叶えられるのが「防犯ガラス」です。

住宅に侵入して犯罪を行う者の多くは、犯行する前に下見をすると言われています。

薄いガラスは「簡単に割れる」とターゲットになりやすい一方で、厚みのあるガラスや複層ガラスなど「割れにくそう」と防犯対策が高い住まいは敬遠しがちです。

つまり、防犯ガラスを選ぶだけで、空き巣犯の標的になるリスクをおさえられるのです。

それでも標的にされる可能性はありますが、強靭な構造の防犯ガラスなら簡単には割れません。すぐに割れないことが分かれば、諦める空き巣犯も多いでしょう。

犯罪被害に遭わないためには「家に侵入させない」ことが大前提。「スピーディーに住宅に侵入して犯行をしたい」という犯罪者の行動をおさえこむなら、簡単に割れない特徴のある防犯ガラスを使うことが最も効果があります。

⾼い防犯性を誇る窓「アルプラストワン」

⾼い防犯性を誇る窓「アルプラストワン」

デザイン性に比重をおいた家づくりをして、本来、防犯対策を重視するべき窓が簡素なものとなれば、安心した暮らしは叶えられません。

ヨーロッパデザインを得意としている参會堂では、防犯性の高いドイツ製の窓「アルプラストワン」を採用し、“安心して暮らせる家”をテーマに本物の家づくりをしています。

アルプラストワンの構造を見ると、防犯性の高さがお分かりいただけるでしょう。

アルプラストワンは、

  • ・外側が「5㎜のガラス+1.52㎜の防犯フィルム+5㎜のガラス」
  • ・内側が「3㎜のガラス+0.36㎜の防犯フィルム+3㎜のガラス」
  • ・中間層が「不活性ガスの一種、アルゴンガスの14㎜の空気層」

と言う構造です。

優れた防犯性を誇る窓「アルプラストワン」

2枚の複層ガラスが2セットで、合計で4層のガラス、さらには防犯フィルム、空気層まで重なっているため、簡単に割れて貫通することはありません。複雑な構造だからこそ、高い防犯性が叶えられる窓なのです。

その割れにくさは実証されていて、硬いハンマーを使い、強い力で破壊を試みても、アルプラストワンはひび割れるだけで貫通はしません。

また、ドレーキップ窓という密閉性のある構造で隙間を作らず、外気温に左右されずに室内温度を快適に保つ“遮熱性”や、音の出入りを防ぐ“防音性”も特徴です。

世界基準のトップクラスの防犯性の高さに加え、デザイン性も兼ね備えている優れた本場の窓。参會堂のシェリーハウスには、この窓が標準装備で付いています。

防犯性の高い窓が使用された参會堂の施⼯事例

参會堂がつくる企画住宅「シェリーハウス」

参會堂がつくる企画住宅「シェリーハウス」-1

こちらは、参會堂がプロデュースする「シェリーハウス」のモデルハウス。ヨーロッパの佇まいを彷彿させる、オシャレで可愛らしさもある住宅です。

高級注文住宅で使用される窓ガラス仕様の企画住宅であるシェリーハウスは、見た目のデザイン性はもちろん、防犯性にもこだわって建てています。

特殊なフィルムがガラスに使われたアルプラストワンが標準装備、空き巣の侵入を遅らせる効果が期待できます。窓ガラスから見える外の景色を見ながら、安心した時間を過ごせることでしょう。

参會堂がつくる企画住宅「シェリーハウス」-2

デザイン性の高い縦長の窓ガラスです。外から見たときに、整った形の窓ガラスが並んでいる外観に目を奪われます。採光性が高く、お家のなかも明るく開放的です。

ヨーロッパデザインの可愛らしい外観にも合う白いフレームは、明るく爽やかな真っ白な外壁にも馴染み、優れたデザイン性が叶えられました。

世界基準のクオリティが詰まった「アルプラストワン」という窓ガラスは、国内ではシェリーハウスだけが採用しています。

強靭なガラスが4枚の複層となり、防犯フィルムによって、簡単には割れません。

白い外壁と茶色の窓フレームが印象的な注文住宅

白い外壁と茶色の窓フレームが印象的な注文住宅-1

テラスへ面している部分は開口部を大きくとり、室内への明かりをふんだんに取り入れられる構造としました。縦に長いスタイリッシュな形状の窓は、一般的に引き違い窓よりも、そもそも防犯性が高いと言われています。

縦に長いことから、開口部を天井に近い部分まで確保でき、優れた採光性も備わった窓です。一日を通して、光が優しく降り注がれるでしょう。

白い外壁と茶色の窓フレームが印象的な注文住宅-2

空き巣の侵入経路として上位にあがるテラス。防犯対策が欠かせない箇所です。

「アルプラストワン」という輸入窓の特徴を活かし防犯対策をしています。夜間にライトアップされたときのテラスの雰囲気は幻想的です。

白い外壁、茶色の窓フレーム、そして植栽の緑という色味に、照明の光も相まって、立体感のある外観に…。長い夜でも、ふいにテラスに出たくなるような暖かなムードが感じられる空間となりました。

防犯性能とデザイン性を兼ね備えた賃貸住宅

防犯性能とデザイン性を兼ね備えた賃貸住宅-1

こちらは、賃貸住宅の窓ガラス施工事例です。

一般的に、賃貸住宅と言えば、建築資材や設備のクオリティが注文住宅よりも劣るイメージがあるかもしれません。

でも、こちらの賃貸住宅は、住む人の安心を叶えるために、ハイグレードな窓を採用しています。

温かみのあるベージュ系の色味の外壁に、存在感のあるサッシの白いフレームがプラスされ、デザイン性の高い外観となりました。ヨーロッパデザインのおしゃれな賃貸住宅です。

防犯性能とデザイン性を兼ね備えた賃貸住宅-3

注文住宅のレベルのガラスが採用され、デザイン性と防犯性が備わった賃貸住宅です。開口部が広く、外の景色が見やすく、解放感が感じられる造り。天気のいい日には、カーテンを開け、外からの光や風を取り込みたくなるデザイン性の高い窓です。

ハンドルによって開閉ができるタイプで、防犯性はもちろん、断熱性・防音性も発揮してくれるでしょう。入居者にもとても喜ばれています。

窓にこだわって安⼼できる⽣活を⼿に入れよう

窓にこだわって安⼼できる⽣活を⼿に入れよう

お住まいの防犯対策として、玄関ドアや外構などにさまざまな工夫を凝らす人も多いかもしれません。でも、過去の犯罪データから読み解くと、空き巣や不審者の標的となりやすい窓にこそ、防犯対策をすべきと言えます。

外壁や内装の素材・色選び、最新機能満載の設備など、家づくりではこだわりたいポイントが多いですよね。

でも、デザインばかりにこだわって防犯性が劣ると、どこか不安に怯えた日々を送り、心から“快適”とは言えないかもしれません。

窓選びは今後の生活の快適さを様々な面で左右します。参會堂の家づくりには、「デザイン性」「防犯性」のどちらかを妥協することはありません。

お客様が求める理想を形にすること、そしてその先にある暮らしに「安全・安心」が叶えられることにこだわり、パーフェクトな家を実現できる確かな実績が参會堂にはあります。

参會堂がプロデュースしたシェリーハウスは、ヨーロッパデザインと本場の素材から生まれた日本の地に立つ、本物の“ヨーロピアン住宅”です。

その外観でひときわ存在感を放つ防犯窓「アルプラストワン」は、世界基準の防犯性と美しいデザイン性を叶えることができます。

  • 「おしゃれなヨーロピアン住宅に憧れるけれど家族のために安全な窓を選びたい」
  • 「デザインと機能、どちらにもこだわった海外デザインの家に暮らしたい」

そんな思いを私ども参會堂にぜひお聞かせください。

ヨーロッパデザイン住宅の施工歴30年の参會堂があなたの想いを形にしてまいります。

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