リビングは家族が集まるくつろぎに満ちた空間である一方、訪れるお客様に対しては邸宅の顔のような役割を果たす、邸宅の評価に直結しやすい場所でもあります。
そんな大切な空間だからこそ、オーナー様の遊び心やホスピタリティを存分に発揮できる、上質で豪華な唯一無二のリビングにしたいものですよね。
そして、それを実現させてくれるものが、「吹き抜けリビング」という空間なのです。
吹き抜けリビングは、忙しい日常で疲れた心と体を癒してくれる、ゆとりと開放感を味わえる特別な空間になっています。
ただ、吹き抜けリビングへの憧れが募る一方で、
- 自分の理想が形にできるのか…
- 冬場は寒いのではないだろうか…
などの心配から、吹き抜けリビングを取り入れることを躊躇している人もいるかもしれません。
そんなときには、吹き抜けリビングの目的やメリットとデメリット、そして作るときのポイントをおさえておけば、理想を実現させることができるでしょう。今回は、吹き抜けリビングを作る前に知っておきたいポイント、だれもが感嘆の声を上げてしまうような、高級感あふれる吹き抜けリビングの施工事例をお伝えしていきます。
目次
吹き抜けリビングがもたらすメリットとデメリット
おしゃれなイメージの高い吹き抜けリビングに、憧れを持つ人は多いものです。
しかし、自由度が高く意匠を凝らしやすい反面、その自由度の高さゆえに理想を現実化する難易度が高くなるので、作ることを躊躇してしまうこともあるでしょう。
そこで知っておいて欲しいことが、吹き抜けリビングが暮らしにもたらすメリットとデメリットです。
吹き抜けリビングを採用するメリット
開放的でゆとりのある空間
吹き抜けリビングの大きなメリットは、開放的でゆとりのある空間が得られることです。
高さがある分、同じ広さのリビングよりも空間の広がりを感じることができ、圧迫感を感じることがありません。
リビングは、家の中で最も家族の使用時間が長く、お客様をお迎えする機会の多い空間でもあります。家族と団欒する時間、気の合う仲間たちとわいわい集まる時間…
ゆとりのある広々とした空間である吹き抜けリビングならば、あらゆるシーンに対応でき、より一層楽しい雰囲気を盛り上げてくれます。
さらに、ひとりでリラックスする時間でも、吹き抜けリビングは特別なメリットを与えてくれます。
広い空間は人の気持ちをゆったりと穏やかにしてくれ、日々のストレスから解放してくれるという効果も期待できます。
自然光を多く取り入れられるので明るい部屋に
次のメリットは、自然光を多く取り入れられるので、明るい部屋にできることです。
通常のリビングの場合は、そのフロアのみの採光になりますが、吹き抜けリビングの場合は、上部に窓を設けることによりたくさんの窓からの採光が可能になり、自然光をふんだんに取り入れることができます。
高い位置から入ってくる光はリビングの奥まで届くため、窓際だけではなくリビングの奥まで自然光を取り入れられ、部屋全体を自然な光で満たせるのです。
さらに、吹き抜けリビングの天井には天窓を設置することも可能なので、太陽の光を効率よくリビングに取り入れることができます。
おしゃれでデザイン性の高いリビングを実現
さらに、吹き抜けリビングのメリットとして、おしゃれでデザイン性の高いリビングを実現できることが挙げられます。
同じ面積のリビングと比べ、吹き抜けリビングは縦方向へと空間が広がっていくので、内装に意匠を凝らせる面積が広くなります。
広い面積の壁をアクセントウォールにしたり、大きな窓を配したり、お気に入りのカーテンを吊るしたり…、オーナー様の感性を思う存分発揮することができます。
また、立体的にも遊べる空間が増えるので、デザインの自由度が高くなり、オーナー様の理想を叶えやすくなります。
お部屋のテイストに合わせて、クラッシックなデザインのシャンデリアを吊るしたり、機能性とクールさをアピールできるシーリングファンを設置したりすることで、快適でありながらもおしゃれな空間をつくりだせるのです。
特に縦方向に広がる立体的な空間を自由に使える吹き抜けリビングは、おしゃれなリビング階段との相性が抜群で、デザインをトータル的にコーディネートすることができます。
このようなメリットに対する正しい知識を身につけることで、おしゃれな吹き抜けリビングを取り入れた邸宅作りが実現可能です。
吹き抜けリビングを採用するデメリット
建築コストが増える可能性がある
吹き抜けを設けると2階の床面積が減ることから「コストをおさえられる」というイメージを持つ方もいるようですが、通常のリビングと比べると建築コストが高くなるケースもあります。
確かに、吹き抜けによって“2階部分の床面積”が減ります。
ただ、
- 開放感のある空間のために大きな窓を数多く採り入れるケース
- 大空間の課題である“冷暖房の効きづらさ”の対策でシーリングファンを設置するケース
などにより、普通の部屋と比較すると施工費が高くなることもあります。
また、窓が大きく枚数も増えがちな吹き抜け空間ですが、断熱性を保持するため性能の良い窓ガラスを選ぶことも大事です。
通常の部屋と比べると高くなることもある一方で、機能性が高く品質の良い建材を採用したり、デメリットをカバーできる設計の工夫により、快適な吹き抜けリビングを実現することが可能です。
設備のメンテナンスに手間がかかる
吹き抜けは、照明や窓、ファンなどが高所となり、メンテナンスに手間がかかる点がデメリットです。
空間が広い吹き抜けは、ひとつの照明では暗くなりがちです。そこで、シャンデリアやペンダントライト、ダウンライト、ブラケットライトなど複数の照明を使った照明計画が必要になります。
さらに、冷暖房の効率を高めることからファンを設けることも多いです。
ただ、これらは高い位置に取り付けられることから一般的な脚立では届きづらくなります。そのため、メンテナンスを手間に感じて後悔するデメリットを感じやすくなります。
そこで、後悔しないためには“メンテナンスのしやすさ”にも着目した照明計画です。
頻繁に交換しなくてもよい長寿のLED電球にすればメンテナンス頻度はおさえられますが、照明器具やファンのホコリの掃除は定期的に欠かせません。
後悔しないためのポイントは「少しでもメンテナンスしやすい配置にすること」と「危険をともなう作業は専門業者に依頼すること」です。
インテリアの自由度が下がることがある
吹き抜けは優れた採光性を持ち、個性的でデザイン性の高いインテリアにできます。
しかし、華やかで洗練された空間作りが可能である反面、インテリアの自由度が下がることもあります。吹き抜けの魅力である“明るさ”や“開放感”をもたらすには、自然光をふんだんに採り入れる設計が必要です。ただ、窓のサイズ・位置や日差しの関係で、壁面を活用しづらいインテリアとなるのがデメリットに感じられるかもしれません。
部屋の向きにもよりますが、特に日差しが当たりやすい箇所には耐候性の高いインテリアを選ぶなど家具の配置にも工夫が必要です。
おしゃれで開放的な空間を実現した吹き抜けリビングの施工事例
次に、参會堂がこれまでに手掛けた開放的でおしゃれな吹き抜けリビングの施工事例をご紹介していきます。
空間の広がりと温かみ両立を叶えた吹き抜けリビング
開放感のある広々とした空間で、大切なご家族やお仲間のかたに、心からくつろいでもらいたいという、オーナー様の想いがぎゅっとつまった吹き抜けリビングです。
リビング全体を吹き抜けとして、上階からもリビング全体を見渡せる構造にしました。
庭に面した大きな窓からは自然光が差し込み、白を基調とした上品な室内を明るく照らします。
さらに、吹き抜けリビングならではの上部に配された窓からも、優しい自然光が差し込み、天然石を敷きつけた室内を優しく照らしてくれます。
天井が高い吹き抜けリビングならではの問題点として、照明があります。
この邸宅では、アンティークデザインの大型シャンデリアを、2機吊り下げて設置しています。
照明部分を床から遠すぎない位置に設定することで、意匠を凝らしたシャンデリアを充分鑑賞することができ、夜間でも十分な明るさを得られるようにしてあります。
吹き抜けリビングで挙げられる大きな問題点として、空調の効き具合ということがあります。
こちらの邸宅では、シャンデリアとシャンデリアの間に、室内の空気を優しく循環させるシーリングファンを設けました。
上品で高級感あふれる雰囲気を崩さないようにするために、デザインや配置する場所を綿密に計算し、目立たないように、しかし、効果を最大限に発揮できるようにしています。
自然光で遊びくつろぐ光にあふれた吹き抜けリビング
こちらの邸宅の大きな特徴は、邸宅が位置する場所にあります。見晴らしのよい山の斜面に建てられたこの邸宅は、高低差を活かしたつくりになっています。
2階に設置されている玄関から邸宅内に入ると、目の前に光あふれる広々とした空間が広がります。
階段とホールの壁面上部に、濃いブラウンの木枠で縁取られた大きな円形のFIX窓をシンメトリーに設置しました。
この特注の大きな窓は、階段の天然木の風合いと相まって、訪れる人にあたたかなぬくもりと安らぎを感じさせてくれます。
さらに、吹き抜け空間でなければ実現できない渡り廊下が正面に設置され、その先の窓から広がる雄大な景色への期待感をアップさせてくれます。
階段や2階部分の手すりにも工夫を加え、装飾を極限まで抑えたモダンでシンプルなデザインを採用しました。
階下の見通しがよくなるので空間の広がりを感じさせることができ、広々とした空間にさらに解放感を与えます。
もうひとつの吹き抜けリビングのテーマは、家族の安らぎになっています。
大開口の窓を設けるだけでなくトップライトも採用し、リビング全体に明るい日差しがふんだんに入るようにしました。
窓の外には、緑豊かな庭が広がります。
大きな窓のブラウンの窓枠や、天然の風合いが生きた床材の効果で、庭と室内が一体化しているような感覚になり、リビングの安らぎ感がアップしています。
高い天井には、壁や天井と同色のシーリングファンが設置され、お部屋の雰囲気を壊すことなく、快適な空調を実現させることができています。
荘厳さと優しさを合わせ持つ時空を超えた吹き抜けリビング
部屋に入ると目に飛び込んでくるのが、吹抜けリビングの中央に配置されたクラッシックな雰囲気の暖炉です。
天井まで続く煙突を持つ石貼りの暖炉は、中世ヨーロッパの荘厳な教会や城郭を思い起こさせ、暖房機器の枠を超えて芸術の域にも達しています。
吹き抜けリビングならではの高い天井が、邸宅のランドマークとして君臨するこの暖炉の設置を可能にしています。
この吹き抜けリビングが、荘厳ながらも明るさを感じさせる仕上がりになっているのは、大きな窓から差し込む天然光と、優しい色合いの内装の効果です。
淡い色味の石を使用することと、木目を生かした天然木の床材が重くなりがちなクラッシック様式のリビングを、軽やかな印象に変化させてます。
さらに、暖炉と同じ石貼りの壁面や部屋の出口の上部はアーチを描いていて、優しい雰囲気を演出することに成功しています。
この邸宅の空調は全館空調なので、吹き抜けリビングならではの温度差を心配する必要がありません。
全館空調の設備も写真では目に付くように感じますが、リビングにいる人からは死角になる位置に設置しています。
そのため、おしゃれな世界観を壊すこともなく、リビングを快適な状態に保つことが可能です。
クラシカルな雰囲気が印象的な吹き抜けリビング
アンティーク調のインテリアで統一したクラシックな雰囲気の吹き抜け空間です。
床や天井、壁を全体的に白い内装とし、木製ドアやオレンジ色のレザーソファなど暖かみのある要素をプラスしました。
棚付きガラステーブルや、壁面に置いたコンソールテーブルなど繊細なデザインを施した上質な家具を配置し、空間をクラシカルな雰囲気を演出しています。
自然光が吹き抜け空間に優しく降り注ぎ、開放的で居心地の良いリビングとなりました。
吹き抜けを明るく灯してくれるのは複数のランプシェードとゴールドの美しさが際立つシャンデリア。リビングを上品で暖かみのある色味の光で照らしてくれる存在です。
縦長の大きな窓からは自然光が入り込み、白く上品な大理石の床材に優しく反射しています。
2階のアイアン手摺や柱に施したモールディング装飾はシャンデリアと調和し、空間を一層ラグジュアリーに。
穏やかな色味と高級感のある素材・デザインにこだわることで、心落ち着く気品のある吹き抜けとなりました。
お城のホールのような高級感溢れる吹き抜けリビング
細かなギャザーから成る豪華なカーテンと採光性の高い大きな窓が特徴的な吹き抜けリビングです。
曲線とアイアン手摺によりエレガントな雰囲気を醸し出す木製の階段がリビングに圧倒的な存在感をもたらしました。
ダークブラウンの重厚な色味と程良い艶感のある踏み板の階段は、高級感のあるクラシックな雰囲気を演出。
広々としたリビングルームに、黒のグランドピアノがさらなる高級感を添えています。
存在感のある豪華な木製階段と調和するように、窓枠や室内扉にも“木材”を施しました。
本革のソファと個性溢れるトランクテーブルは、重厚さとともに温かみをもたらすクラシックな家具です。“本物”にこだわることで、空間に上質な印象を添えています。
清潔感のある白い内装にバランス良く“茶”と“黒”を用いることで、吹き抜けリビングの明るさを実現することができました。
お城のホールを彷彿させるダイナミックな階段もリビングの主役的な存在となり、オーナー様ご家族の心地良いひと時を叶えてくれるクラシカルな吹き抜けリビングです。
大きな窓とスケルトン階段が特徴的な振り抜けリビング
中庭に面した大きな縦長の窓を上下に設置、天井にも天窓を採用し、ふんだんに自然光を採り入れる設計としました。蹴込板のないスケルトン階段にしたことで、リビングの奥側にも明るい光が届きます。
ホワイトを基調とした内装にし、開放感と清潔感を演出。
シンプルなのに寒々しさはなく、木製のインテリアの効果も相まってぬくもりのある心地良い空間となりました。
踏み板の片側だけを固定した“片持ちスケルトン階段”を採用しました。踏み板が宙に浮いたような不思議なデザインが特徴的な階段です。
部屋全体と合わせて階段の素材も“白”で統一し、シンプルなフォルムでありながらスタイリッシュな印象にもなりました。
階段の心地良い抜け感にリビングの大きな窓ガラスからも外の景色が広がり、圧迫感のない吹き抜けリビングです。
バイオフィリックデザインを実現した吹き抜けリビング
こちらは、参會堂プロデュースのBETTEIデザイン例です。
外の景色を窓から室内に取り込む「バイオフィリックデザイン」を実現したリビングです。
一般的なサイズとは比較にならないほど大きな窓ガラスを並べ、ダイナミックな開放感を叶えた空間となりました。
太陽の光を浴びながら緑の木々を眺め、自然との一体感を味わえる設計です。
多角形のデザインで貼ったフローリング、円形のフォルムが柔らかなフォルムが印象的な照明器具など細やかなところにもこだわっています。
暖炉を取り囲むように複数人がゆったりと寛げる広々したリビングです。
屋内に居ながらにして、自然ののどかさと心地良さを実現した“大自然”と一体化した空間となりました。
エレガントな雰囲気を醸し出す大理石の壁面に、大きな窓から差し込む自然光が優しく煌びやかに反射し一層開放感が増します。
スタイリッシュな要素に、フローリングや大理石などの“天然素材”の魅力が融合したラグジュアリーな設計を実現しました。
参會堂のBETTEIは、無機質な素材による“モダン”とヨーロッパ建築の“気品”を交差させた美しさを叶えることが可能です。
吹き抜けリビングをつくる際に注意するポイント
吹き抜けリビングを成功させるためには、いくつかのポイントが大切になってきます。
快適な空間を実現する空調設備
ご自宅に吹き抜けリビングを作った人が仰るデメリットの多くが、温度差に関しての問題です。
- 冬になると寒くて仕方がなかった…
- 広すぎてエアコンの効きが悪い…
冷え性に悩む方や暑がりの方にとっては深刻な問題で、快適に過ごすことが求められるリビングの機能を果たせない結果になってしまいます。
これは、暖かい空気が上へ移動するという性質によるものです。
1階のリビングで温められた空気が天井の上部に流れて行ってしまうので、くつろぎ空間である低い位置のエリアでは、快適な温度を得ることができなくなってしまうのです。
温度差が発生してしまうのは、断熱性能の悪いところに穴を開けてしまう為であり、下が寒くて上があったかいという悪い状態を引き起こしてしまいます。
そんな空調に関する問題を解決するには、シーリングファンや床暖房、全館空調などの空調設備を事前に考えておくことが重要になります。
空気が循環する機能を付けておけば、そのような問題は解決することが可能で、冬でも寒くない快適なリビングを手に入れることができるのです。
窓の設置位置と採光のバランス
快適な吹き抜けリビングを実現させるためには、多くの自然光を取り入れて採光効果を最大限に活かせるような、緻密に計算された窓の設計が重要なポイントになってきます。壁の面積が広いために、「天然の光をふんだんに取り入れられる大きな窓を設置しやすい」ということが、吹き抜けリビングのメリットです。
しかし、吹き抜けリビングは縦方向に空間が広いので、その空間に十分な量の採光を得られるような窓の設置位置を考えないと、暗い感じのリビングになってしまうのです。
さらに、自然光に頼りすぎると、雨天や夜間には十分な採光を得ることができなくなってしまうので、照明機器の存在も重要です。
多すぎる照明機器は洗練された雰囲気を醸し出すことができず、野暮ったい感じになってしまい、照明機器が少なすぎると、暗い感じのリビングになってしまいます。
窓の設置位置を入念に調整して、照明機器とのトータルバランスを上手にとることも、吹き抜けリビングを成功させるポイントになるのです。
リビング以外の間取りの工夫
吹き抜けリビングにした場合には、2階の床面積になっていた部分を吹き抜けの空間として使用するので、2階部分の床面積が減ってしまいます。
例えば、使用できる土地の広さが制限される場合には、吹き抜けリビング以外の居住スペースや収納スペースが狭くなるという問題が発生します。
できることならば、吹き抜けリビングもその他の空間も快適に使用して、ストレスなく生活したいものですよね。
解決が難しそうな問題ですが、家を建てる土地や家の性能、ご家族のライフスタイル、間取りまでを考慮した高い設計力があれば、解決することは可能です。
施工実績が豊富なプロの力が加わることで、問題点を解決しながらも、センスのよい吹き抜けリビングを作りあげることができるのです。
さらに、吹き抜けリビングの施工事例をたくさん見て、自分の好みや趣向を明確にしておくことも、今後家を建てる際に大いに役立ちます。
吹き抜けに精通した設計事務所への依頼
リビングに吹き抜けを採用するときに重要なのは“開放感”と“明るさ”です。
しかし、単に「吹き抜けをリビングに取り入れることだけ」を意識すると後悔につながります。「窓ガラスのサイズが小さい」「自然光を取り込みづらい配置にした」など、採光性のない吹き抜け空間となることもあります。
吹き抜けでは窓ガラスが大きく枚数も増えることから断熱性が失われる失敗も残念ながらあります。
機能性も実現した吹き抜け空間には、素材に妥協しないことや、“吹き抜けの特性”を深く理解した設計が求められます。
そこで大切なのは吹き抜けリビングの設計に精通した設計事務所への依頼です。
私ども参會堂は、これまでに吹き抜けを採用した住宅を数多く手掛けてまいりました。
素材選びから妥協することなく、自然光を浴びたとき空間にどんな印象をもたらすか…といった視点からの設計を考えています。
デザイン性と機能性を両立しながら、素敵な吹き抜けリビングを実現することが可能です。
理想の吹き抜けリビングを手に入れよう!
最近は、おうちで過ごす時間がクローズアップされるようになってきていて、ご家族や親しいお仲間が集えるリビングの重要性がますます高まってきています。
後悔しない家づくりの為に正しい知識を
邸宅に吹き抜けリビングを取り入れようとする場合に、いちばん気になる点は、一般的に言われている吹き抜けリビングのデメリットなのではないでしょうか。
- 冬は寒い…
- 耐震性が弱くなる…
すでに吹き抜けリビングを設置している方などから、そのようなデメリットを見聞きすると、不安が増加して吹き抜けリビングの設置を躊躇してしまいがちです。
しかし、このデメリットはすべての吹き抜けリビングに当てはまるものではなく、上質な建材や最高の技術を駆使することによって解決できるのです。
そのためには、オーナー様自身が吹き抜けリビングに関する正しい知識を身に付けて、理想の吹き抜けリビングを実現させられる設計事務所を選択することが必要になってきます。
吹き抜けリビングの設計には豊富な経験が必須
理想とするおしゃれな吹き抜けリビングをつくりたいという想いが強すぎると、デザインばかりに重点が置かれてしまい、見栄えは良くても快適とは言えない空間になってしまいます。
しかし、高級注文住宅を約30年手掛けてきた参會堂ならば、吹き抜けリビングにデザイン性と機能性を両立させることが可能です。
参會堂の豊富な設計経験は、どんなデメリットでも解決することが可能であり、オーナー様が理想とするような、「居心地の良さ」と「理想やこだわり」が同居した贅沢な空間を作り上げることができるのです。私ども参會堂が持っている正しい知識とこれまでに蓄積してきたノウハウで、オーナー様の理想の吹き抜けリビングを形にすることができると考えております。
お客様の理想を叶える参會堂の家づくり
オーナー様やご家族の方に、最大級のリラックスタイムを与えてくれる理想の吹き抜けリビングを実現するためには、経験値と発想力が大切になってきます。
参會堂は、これまでに優れたデザインの吹き抜けリビングづくりに多数携わってまいりました。「おしゃれな吹き抜けリビングをつくりたい」漠然としたそんな思いからでも、理想の吹き抜けリビングを実現させることができます。
参會堂の家づくりは、オーナー様との会話から始まります。じっくりと時間をかけてオーナー様のお話に耳を傾け、オーナー様の頭の中にある小さなイマジネーションを膨らませていきます。
そして出来上がったイメージを具現化して、理想の吹き抜けリビングを完成させます。
まずは、ご相談ください。
オーナー様の理想とする吹き抜けリビングのイメージを、私たち参會堂にお聞かせください。
共に取り組み、一緒におしゃれで素敵な吹き抜けリビングを造り上げていきましょう。
下記の画像から、外観やリビングなど、場所毎にまとめた参會堂のデザイン事例をご覧いただけます。是非チェックしてみてくださいね。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。