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極上のリラックス空間。おしゃれで快適なバスルームづくりポイント【施工事例あり】

極上のリラックス空間。おしゃれで快適なバスルームづくりポイント【施工事例あり】

家のなかでは比較的狭いスペースですが、バスルームは日々の疲れをとるために重要な空間です。

日本において、浴室は毎日の暮らしのなかにおいて重要性が高く、“疲れを癒やす”場所と考えられています。

極上のリラックス空間にするために理想をとことん追求したい、高級感溢れるようなデザインにしたいとお考えの方も多いでしょう。

非日常を感じさせるデザイン性、それでいて清潔感を保ち使い心地の良い機能性を兼ね備えられるバスルームにしたいものですよね。

今回は、参會堂がこれまでに手掛けたデザイン性の高いバスルームをご紹介しながら、極上のリラックス空間にするためにおさえておきたいポイントをお伝えしていきます。

高級注文住宅で人気のバスルームスタイル

高級注文住宅で人気のバスルームスタイル

まずは、高級注文住宅で人気のバスルームスタイルについていくつかご紹介します。

モダンなバスルーム~落ち着いたスタイリッシュな空間

モダンなバスルーム~落ち着いたスタイリッシュな空間

洗練されたおしゃれなデザインで、現代的な印象となるのがモダンなバスルームの特徴です。

直線的でシャープなラインを多用し、メタリックやタイルなど洗練された印象をもたらす素材を選びます。白や黒、グレーといったモノトーンのカラーの組み合わせもモダンスタイルのバスルームでよく見られます。

壁面や床材などにダークカラーを選んだり、輝きと明るさをもたらす白い浴槽を設置するなど、重厚感のある色・光沢のある色などをバランスよく配色するのがコツです。それでいてクールな表情を持つ素材をプラスするのもいいでしょう。

シンプルなラインや現代風の印象をもたらす素材を使い、落ち着きのある空間を演出するのがモダンスタイルのバスルームです。

スタイリッシュと高級感を融合させることで、デザイン性と機能性を備えた落ち着く空間に仕上がります。

ナチュラルなバスルーム~自然素材の温もりを感じられる空間

ナチュラルなバスルーム~自然素材の温もりを感じられる空間

高級注文住宅では、自然素材のぬくもりを感じられるナチュラルテイストのバスルームも人気があります。

ナチュラルテイストの場合、モダンスタイルのような重厚感のあるダークカラーをベースにすることはありません。白系の淡いカラーを基調として明るさを意識し、ナチュラルな雰囲気を演出します。

そして、敢えて質感にマットな無垢材や天然石、タイルなどをプラスしたコーディネートもナチュラルテイストのバスルームの特徴です。自然素材が持つ独特な風合いと融合し、いつまでも飽きがこないナチュラルさが演出できます。

幅広い世代にも受け入れやすい雰囲気であることから、家族みんなが使うバスルームにはナチュラルテイストを選ぶ方も多いです。

ホテルライクなバスルーム~すっきりとしながらも高級感のある空間

ホテルライクなバスルーム~すっきりとしながらも高級感のある空間

ホテルライクのバスルームは生活感を極力なくし、まるで高級ホテルのような洗練された空間にします。ラグジュアリーな雰囲気にするために高級感のある黒を用いる場合も多いです。

大型の浴槽、タイルや石などのアクセント、開放感を演出できるガラス、デザイン性の高い水栓金具などの採用もホテルライクなバスルームの演出に取り入れることができます。

開放感のある“白”や、クールで上品な“黒”をバランスよく配色することで、よりホテルライクな印象に仕上げられるでしょう。

黒を多用すると高級感と同時に閉塞感が生まれがちですが、ガラス張りで「屋外・洗面室」とつながりを設けることや、ダウンライトの配置によって開放的な雰囲気の演出は可能です。

ホテルライクなバスルームの大前提にあるのは“無駄のないシンプルさ”。

シャンプーやボディソープなどのボトルは極力減らし、統一感をもたせるのもポイントです。すっきりと見せながらも、配色バランスや上質な素材など変化をもたせ高級感を演出するのがホテルライクなバスルームの特徴です。

リゾート風のバスルーム~非日常の癒しを感じる開放的な空間

リゾート風のバスルーム~非日常の癒しを感じる開放的な空間

高級住宅では、完全なるプライベート空間となる“中庭”を設けることも多いです。

第三者の目線を気にする必要のない中庭に繋げるように浴室を計画することでリゾート感満載のバスルームにできます。高級住宅ならではのスタイルと言えるでしょう。

庭に植えられた緑の木々を楽しみながらの入浴は、まるでリゾート地にいるかのような錯覚に。非日常の至福の時を過ごすことができます。

立地によっては海や山の風景を臨める大きな窓を設け、開放的な空間にすることも可能です。

外の景色との一体感に包まれながら、極上のバスタイムを楽しむことができるでしょう。

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快適なバスルームをつくる5つのポイント

快適なバスルームをつくる5つのポイント

次に、快適なバスルームを作るためのポイントを5つ紹介します。

浴槽の形状と大きさにこだわる

湯船に入ってリラックスをするためには、入りやすく、心地良く過ごせる“浴槽”にこだわることが重要です。

近年の家づくりでは「工期短縮・コスト削減」のために規格化されたものを現地で組み立てるユニットバスを施工するケースも多いです。土地面積に限りがあり、部屋の面積を広くした結果、浴室は畳2枚分ほどの空間となり、仕方なくユニットバスを計画することもあるでしょう。

ユニットバスは限られた面積に施工しやすいメリットがある反面、デザインの選択肢が限られてしまうのがデメリット。造作風呂のように大きなこだわりを反映できません。

高級注文住宅のオーダーメイドで造り上げるバスルームなら、浴槽の形やサイズにも存分にこだわることが可能です。

細長い浴槽、子供と並んで入れる大型浴槽、多角形の個性的な浴槽…など。

完全オーダーメイドだからこそ、目を惹くような形やゆったりサイズにすることもできます。

本物の素材を活かしたインテリアづくり

快適なバスルームのためには、本物の素材を取り入れたインテリアにしましょう。

上質な輝きが得られる大理石、視線の抜けを実現できるガラス、スタイリッシュさを演出するメタリック、温かみをプラスする木材。

本物の素材に徹底的にこだわることで、優雅で上質な空間に仕上がります。

モザイクタイルで装飾性を高めることや、輸入した水栓金具など、個性を演出できるものを取り入れるのもおすすめです。

本物の素材は、“木目調”や“石目調”などの見せかけのものと違い、本物ならではの質感により上質な空間デザインを生みます。

浴室に通じる洗面所も全体的な統一感を意識することが大切です。キャビネットや鏡、洗面ボウル、照明などお住まい全体のコーディネートをふまえたこだわりを持つことで、空間に足を踏み入れた瞬間心が弾む感覚になります。

浴槽で至福のときを過ごしたあと、洗面室でゆったりと身だしなみを整えられるような、リラックスできる空間に仕上げましょう。

採光と眺望を考えた窓のサイズと配置

日本では、浴槽に浸かって疲れを癒やす習慣があります。

一般的な住宅では“入浴する”といった機能だけを重視し、窓は換気のために留めるケースも多いかもしれません。

一方、高級注文住宅は外の景色をも“デザイン”に取り入れることがあり、一層の高級感をもたらすことができるのが魅力です。窓のサイズをダイナミックな“大きい窓”にできれば、まるで外と繋がるような感覚になり、開放感も生まれます。

浴槽の位置から見えるように設計することで、採光性も高まり、優れた景色を堪能しながらの入浴が可能です。

借景を活かした設計にもできますが、立地によっては外部からの視線が気になるケースもあるでしょう。

中庭に繋げる、もしくはバスルームだけのために小さめの“坪庭”を作り、採光と眺望を実現するなど工夫することが大事です。

リラックス効果を高める照明設計

1日の終わり、夜の時間帯に入浴する方も多いでしょう。リラックス効果を高めるため、灯りの存在が欠かせません。

明る過ぎたり、逆に暗過ぎたりでは落ち着かず、ゆっくりと入浴するのは難しくなります。ひとつの灯りで全体を照らせる照明だけでなく、壁を照らすように間接的に広がる照明のダウンライトなどを併用するのもおすすめです。

ダウンライトは空間を立体的に演出し、夜間になると優雅でリラクゼーションサロンのような雰囲気にもできるでしょう。

また、光の強さだけでなく、光の色(昼白色や電球色など)にもこだわることが大切です。夜間にライトアップさせると「昼・夜」の違った表情を味わうことができます。高級注文住宅ならではのバスルーム設計です。

開口部を広く確保し外との繋がりをもたせた場合は、外の照明計画も重要です。植栽の下から柔らかく照らす照明設置により、風情溢れる景色を眺めながら上質なひと時を過ごせるでしょう。

デザインだけでなく機能性にも妥協しない

開放感や高級感を演出したデザインのバスルームは、視覚的に心躍る感覚に誘ってくれることでしょう。ただ、デザインだけを叶えた結果、機能性が劣ると残念ながら快適とは言えなくなります。

水回りのバスルームは家族皆が使う場所で利用頻度が高くなる分、さまざまなアイテムが雑然と散らかることや汚れが蓄積しがちという懸念もあるはずです。お手入れのしやすさを見据えた素材・形状選び、換気計画が求められます。

たとえば、床材をタイルにすると洗練された雰囲気の演出につながる一方で、裸足で歩く際に滑り、安全性が劣る可能性も考えられます。滑りづらさという安全面にも配慮した設計が大切です。

また、生活感を無くすべく収納不足になった結果、バスルームで使うものが目に見え過ぎてデザイン性が損なわれることもあるでしょう。

浴室で使うものを想定した収納量を確保することや、安全に入浴するための動線など、機能に直結することをしっかり想定した設計も重要になってきます。

ホテルライクやリゾート感を演出するために大きな窓を確保した場合、単に「眺望の良さ」を叶えるだけでなく、断熱性にも配慮しなければなりません。デザイン性はもちろんのこと、機能面でも妥協しないことが快適なバスルームに繋がるのです。

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至福の時間を生む おしゃれなバスルーム事例3選

これまでに参會堂がデザインしたバスルーム事例を3つご紹介します。バスルームで過ごすひと時が優雅で快適な時間となるように、デザイン性も機能性も兼ね備えられるように設計しています。

素材を活かしたナチュラルなバスルーム

素材を活かしたナチュラルなバスルーム事例-1

天然素材である“檜”を天井に採用し、全体的にナチュラルトーンでまとめられたバスルームです。

円形の大きなバスタブへの段差には細やかなモザイクタイルを施し、床や壁面とのタイルの大きさや色合いに変化をもたせました。

大きな半月型の窓から、柔らかい自然光が差し込み、リラックスタイムを演出。タイルの四角というシャープさと対比するように、バスタブや窓に曲線を描き、柔らかさも添えています。

開放感のあるラグジュアリーな寛ぎの空間となりました。

素材を活かしたナチュラルなバスルーム-2

隣接したパウダールームには、ダブルボウルのドレッサーを設置しました。

木製キャビネットに取り付けられたマットな質感の取っ手や、モザイクタイルの豪華な装飾が、アンティーク家具のような雰囲気をもたらしています。

モザイクタイルには複数の色を用いていますが、天井の木材や扉、窓枠のブラウンになじむような淡い色合いでまとめてバランス良い配色としました。

水栓のレバーハンドルや洗面ボウルにもこだわっています。丸みを帯びたクラシカルなフォルムのデザイン。洗面室の白い空間と合うような色・素材選びをしています。装飾性を高め、優雅な空間となりました。

大きな窓が特徴的な重厚感あるバスルーム

大きな窓が特徴的な重厚感あるバスルーム-1

大きな開口部を設け、屋外の景色を臨めるバスルームです。

窓から見える眺望は、まるで壁面に飾られた絵画のよう。夏場は窓の前の樹木に葉が生い茂り、美しいグリーンを眺めながらバスタイムを満喫することができます。

淡い色の壁面にしたことで、外の景色の美しさが一層強まります。

黒い浴槽に自然光が軽やかに輝きをもたらし、重厚感がありつつも、明るく開放的な印象に。まるで温泉旅館のような“和の趣”もプラスされた、贅沢な空間が出来上がりました。

大きな窓が特徴的な重厚感あるバスルーム-2

黒いタイルで統一された浴槽と床が高級感を演出したモダンなバスルーム。浴槽を縁どるように黒いモザイクタイルをあしらい、アクセントにしています。

タイルの大きさを変えることで立体感が加わり、デザイン性が高まりました。

“黒”というクールなカラーに和やかな印象を添えるよう、自然素材も取り入れています。

清潔感あふれるモダンなバスルーム

清潔感あふれるモダンなバスルーム-1

明るいトーンでまとめられたバスルームは、清潔感のあるモダンな空間となりました。

淡い色調になじむよう丸い形の浴槽を取り入れ、穏やかで心地良い雰囲気を演出。ジャグジーがついた円形の浴槽は機能性も備わり、一日の疲れを癒してくれます。

清潔感あふれるモダンなバスルーム-2

隣接したラバトリーとの仕切りをガラスにすることで、広々とした空間となりました。

バスルームの窓から差し込む明るい自然光がラバトリーまで広がるように、全体的に淡いトーンでまとめ爽やかな空気感が伝わります。

バスルーム内には二面に窓が設置されており、両側が外に面して視線の抜けを実現。ラバトリーの鏡の効果も相まって、浴槽に浸かっているときはもちろん、ラバトリーからも開放感が広がっています。

一部、トイレの背面にモザイクタイルを施し、単調にならないようにデザインしています。

バスルーム内には壁面収納を確保。シャンプーボトルが整然と並び、生活感のないホテルライクで優雅なバスルームになりました。

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お気に入りのリラックス空間を取り入れよう

お気に入りのリラックス空間を取り入れよう

気品や美しさを実現しつつ、機能面も損なわないための設計をすることで極上のリラックス空間が生まれます。

癒し空間へのこだわりが快適な生活をつくる

高級注文住宅では、家のなかのあらゆるところを自由に設計できる魅力があります。ただ、メーカーにより形・デザインの選択肢から選ぶタイプの「ユニットバス」では完全自由ではなくなるため、高級注文住宅には不向きです。

天井や床、壁、浴槽、窓…と素材や色、柄とこだわれるのが造作スタイルのバスルームの魅力。

バスルームは心身共にリラックスする空間だからこそ、細部にまでこだわるべきです。

バスルームを使うたびに初めて訪れたときのような高揚感をもたらすデザイン性、そして温かく安全に入れる機能性。それらが叶うのは完全なるオーダーメイドの家づくりです。

外の眺望の良さを活用した大きな窓ガラスを取り入れることや、空間の仕切りにガラスを設けると空間に広がりをもたせることもできます。

浴槽や入口の配置などを住む人のライフスタイルに合わせた動線とし、デザイン、使い心地、お手入れ、収納、照明計画、安全性などとことんこだわってオリジナリティを追求することで極上の癒し空間が生まれます。

おしゃれと機能性を叶える参會堂のバスルーム

ふだん目に入るリビングやキッチン、個室と違って、バスルームは家族だけが使う場所。

しかし、デザイン性を考えずに“入浴する”といった目的にとどめシンプルにし過ぎると、入浴時間が優雅な時ではなくなってしまいます。

デザイン性と機能性のどちらも兼ね備えた設計にするために重要なのは、豊富な実績です。

私ども参會堂は、これまでに数多くの高級注文住宅を手掛けてまいりました。オーナー様が好む色合いやテイスト、取り入れたい素材、浴室での過ごし方の理想などを十分にお聞きしたうえで柔軟にデザインをいたします。

洗練された空間、ホテルライクな雰囲気など、誰もが思い描くバスルームとは一線を画すような唯一無二のバスルームを作りあげてみませんか。

私ども参會堂には長年の経験があり、使いやすさと美しさを実現した空間設計をすることが可能です。

  • ホテルライクなバスルームにしあげたい
  • リゾートホテルのようなバスタイムを過ごしたい

などお客様の理想をぜひともお聞かせください。

あなたが描く理想の家づくりを共につくり上げてまいりましょう。

下記の画像から、外観やリビングなど、場所毎にまとめた参會堂のデザイン事例をご覧いただけます。是非チェックしてみてくださいね。

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参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間

参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。

どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。

住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。

参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。

一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。

参會堂の事業「クリニック設計」

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