東京に隣接しアクセスしやすい利便性、そして海岸線の美しい景色や美味しい“食”を堪能できる魅力溢れる街「千葉」。
観光客も多く“都会の便利さ”と“豊富な自然”を兼ね備えている千葉は、移住先としても人気があります。
そんな千葉には高級住宅街と言われるエリアもあり「千葉に高級住宅を建てたい」という方も多いです。
これからの暮らしの舞台となる大切な家づくりにおいて
- 自分の理想とする高級注文住宅を建てられるのだろうか…
- 千葉という土地柄にあった高級注文住宅を建てるならどこに依頼すればいいか…
といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、30年にもわたり高級注文住宅を建てている参會堂の施工事例のなかから、千葉の雰囲気にも合う住宅をご紹介。千葉で高級住宅を建てるときに知っておきたい“千葉の魅力”も詳しくお伝えしていきます。目次
千葉の特徴(土地柄)と秘められた魅力
はじめに、千葉の土地柄や歴史など魅力をたっぷりご紹介していきます。
千葉という街の特徴と土地柄
千葉県は太平洋と東京湾に囲まれる“半島”の地形で、首都圏のなかでも広い面積を有している県です。房総丘陵は200~300mほどの山が続きますが、それ以上の高い山はなく平地が広がります。
人口は約627万人(令和6年8月現在)を超えています。
海岸に沿うような地形の千葉は「夏涼しい・冬暖かい」という海洋性の気候です。全体的に平野で海沿いからの風が通りやすく一年を通じて穏やかな気候です。
千葉といっても広いため「どこに住むか」で多少の違いはありますが、東京への通勤や通学もスムーズ。それでいて住環境が整い住みやすいエリアも多く、移住を検討している方からも注目されています。千葉に秘められた魅力とは
海に囲まれた千葉は海水浴場が多く、海水浴やサーフィンなどアクティブな楽しみ方はもちろん、美しい海の景色が日常的になります。海を眺めながらの温泉やグルメといった、視覚と味覚のどちらも堪能できるスポットも多いです。
それに、農業に適した広い大地と穏やかな気候により、千葉は全国的にも農業が盛ん。野菜、畜産、米など生産量の高いものも多く見られます。
東京湾と太平洋に囲まれた地形から水産業も活気があります。アクティビティやグルメ、雄大な自然の美しさなど、さまざまな楽しみを見い出せる魅力溢れる土地です。
働き方が多様化している昨今は、都会から離れて自然のなかで暮らすスローライフを求めている人も多いです。千葉なら、東京へのアクセスが良く、利便性も自然も得られる生活をすることができます。
千葉に建つ優れたデザイン建築
建築物① 千葉大学
千葉大学のキャンパス内にある「ゐのはな記念講堂」は1963年に竣工の建物です。
当初の設計コンセプトとともに意匠性が保たれつつ、これまでに2回の改修工事が行われました。
コンクリート打ち放しの外壁に台形のフォルムが斬新。デザイン性を感じさせる、大学キャンパス内でも存在感を放つ建物です。
改修工事によりホールの音響性能も向上し、講堂としてはもちろん、さまざまなイベント時に利用されています。
何十年もの時は過ぎていますが、そのレトロな雰囲気が魅力です。BELCA賞という賞でも評価されています。
また、同じく千葉大学キャンパス内にはゐのはな同窓会館があります。かつての同窓会館の老朽化により、建て替えされた建物です。
多目的ホールや会議室、合宿施設が融合され、たくさんの人が利用しています。水平に重なるような白い軒が印象的です。
建築物② 佐倉市立美術館
佐倉市立美術館のエントランスホールは、もともとは大正時代に旧川崎銀行佐倉支店として建設された建物でした。その後は市役所庁舎や中央公民館、図書館、資料館などさまざま活用されています。
その後、改築工事により建築当時の意匠性が再現され1994年には美術館のエントランスホールとなりました。
ヨーロッパを彷彿させるレンガや石積み、柱の装飾など重厚感がある建物です。
外観は2階建てですが、内部は吹き抜けによる大空間。開放感と風格が漂っています。色の異なるタイルを交互に張ったり、天井に装飾を施したり、凹凸のある腰壁など、繊細な装飾によるクラシカルなデザインです。
美術館エントランスホールに相応しい魅力があります。
千葉の平均坪単価と高級住宅街の坪単価
次は千葉の土地価格について見ていきましょう。
いずれも2024年(令和6年)公示地価や基準地価をもとにした数値ですが、商業地と住宅地が混在した坪単価のため、あくまでも参考としてご紹介します。
また、前年度よりも坪単価が上昇している土地も多く、なかには10%前後も上昇したエリアもあり、千葉の土地が人気となっていることがうかがえます。
千葉の平均的な坪単価
2024年(令和6年) 基準地価によると、千葉全体の平均坪単価は約40万円/坪です。前年から3.69%ほどの上昇を見せています。
千葉の最も高い坪単価
千葉のなかでも「市川市」が最も坪単価が高く、2024年(令和6年) 基準地価によると平均約156万/坪です。
変動率は前年から約10.7%も上昇しているので人気の土地であることが分かります。
高級住宅街と呼ばれる地域の坪単価
千葉には高級住宅街と呼ばれるエリアがいくつもあります。
- 【千葉市緑区あすみが丘】約31万円/坪
- 【千葉市美浜区】約59万円/坪
- 【舞浜駅周辺】約110万円/坪
- 【浦安市】約155万円/坪
実際の取引価格とは違いますが、おおよその土地価格の指標のひとつにできるものとして、参考までにご紹介しました。
千葉の代表的な5つの高級住宅街
千葉には高級住宅が建つエリアがいくつかあります。代表的な高級住宅街を5つご紹介していきます。
海浜幕張
1990年代から人工的に開発が進み、海沿いに高層ビルや高層マンション、商業施設や学校などが建ち並ぶ近代的な街並みです。道路も広々と通りやすく、都会的な街並みが広がります。
海浜幕張駅を中心に、幕張メッセやスタジアム、三井アウトレットパーク幕張、イオンモール幕張新都心など大型の施設が集中し、スポーツ観戦、ショッピングなど日常的に楽しみに満ち溢れています。
また、ハイグレードなマンションや大型施設が立ち並ぶなか、海浜公園が広がり、海や緑といった自然を堪能できる魅力的な環境。
駅周辺の賑わいから少し離れると、穏やかなひと時を過ごせるでしょう。東京都心へのアクセスも良く、首都圏への通勤や通学もスムーズです。
駅周辺はマンションが中心で一戸建てはありませんが、少し離れると住宅地も広がり利便性の高さから人気があります。
あすみが丘
千葉市緑区にあり、1980年代に造成された大規模なニュータウン「あすみが丘」。
広々とした道路沿いに街路樹や公園があって美しい環境が評価され、国交省による都市景観100選にも選ばれています。ゆったりとした雰囲気で閑静な住宅街で人気です。
また、あすみが丘のなかでも“一区画”が広大な敷地を持つ、ワンハンドレッドヒルズと呼ばれるエリアもあります。
ロサンゼルスのビバリーヒルズを彷彿させるような高級感のある住宅街で、当時“バブル期”だったこともあり「チバリーヒルズ」と呼ばれるようになりました。
当初は数億円という高値での取引が行われ、まさに“高級住宅街”です。
このエリアは千葉市の建築協定により、高さや意匠性が制限され、街並みの美観を保った豪邸が多く見られます。
新浦安
千葉の北西に位置している新浦安は、川を挟むと東京江戸川区に隣接。東京都心にもかなりアクセスしやすく、ベッドタウンとして発展してきたエリアです。
ディズニーリゾートにも近く活気に満ち溢れています。
住宅地として計画的に開発が進められた地域。広々とした道路に南国風の街路樹、大規模な商業施設やホテルが立ち並ぶ様子は、まるで海外リゾート地にいるかのようです。
新浦安には、浦安市総合公園や高洲海浜公園など海を一望できる広大な公園もあります。朝日がのぼる爽やかな海、日中太陽とともに光る青い海、夕焼けに染まるロマンチックな海…。
1日の時間を変えて訪れると、いろいろな海の表情を眺めることができます。
利便性が抜群という立地、海を臨める美しい景色のなかでの暮らしができるとあって、千葉県のなかでも人気のエリアです。
舞浜
千葉県浦安市の「舞浜」といえば、東京ディズニーリゾートとして有名です。
舞浜駅の北側は住宅地が広がり、整備された道路、綺麗な緑に包まれた公園もいくつかあり、静かで暮らしやすい環境となっています。舞浜駅周辺には大型のショッピング施設やホテルなどが立ち並び、日々賑わいが感じられるエリアです。
また、舞浜駅と東京ディズニーリゾートに挟まれるようにある大通りには、海外リゾート地を彷彿させる“ヤシの木”が並びます。
海沿いという環境も相まってまるで異国にいるかのよう。美しい景色が日々楽しめるでしょう。
市川
市川市のなかでも、菅野や市川真間周辺は古くから高級住宅地として知られているエリアです。
近代的に整備された街並みというよりも、昔ながらの邸宅が多く見られるという印象があります。和の趣が感じられる、昔ながらの落ち着いた雰囲気のお屋敷を見かけることができます。
都心へのアクセスが良いとして、市川駅周辺は土地価格も高めです。
市川駅の南口地区は近年再開発により、大きなビルが建ち利便性が向上しています。
参會堂が建てる高級注文住宅事例4選
参會堂はこれまでに海外デザインの高級注文住宅を設計してまいりました。そのなかから、千葉の魅力に合う施工事例を4つご紹介いたします。
リゾート感溢れる高級注文住宅
海に面した千葉県では、リゾート感のある住宅が似合います。写真のお住まいは淡いベージュ色のスタッコ仕上げの外壁に、アーチ型の格子入り窓を複数並べてスパニッシュデザインのファサードをつくりました。
海外デザインの住宅では、優雅で重厚感のある“アーチ”の曲線を取り入れた外観デザインがよく見られます。アーチ形状の窓は、デザイン性だけでなく、採光も多く確保できます。
1階にパティオ(中庭)を設け、南国を彷彿させる植栽により一層リゾート感を演出。開口部を広めにとり、室内とテラスを気軽に行き来できる動線にしています。
窓を開ければ心地良い風が屋内に入り込むことはもちろん、窓を閉めたときでも外の景色を眺めることができます。
海外でよく見られる両開きの窓は、日本の住宅で一般的な引違い窓と比べると、気密性が高く住宅の断熱性を向上させ、採光や通風の面でも優れている窓です。また、お庭の地面は外壁の色味にもなじむ石を乱張りにしました。お庭の表情に動きが感じられ、爽やかな風を感じながらまるでリゾート地にいるかのような極上のひと時を過ごすことができそうです。
海外デザインが特徴的な外観の高級注文住宅
外壁をカラフルなピンクにすることでイタリアのリゾートをイメージさせる外観デザインの施工事例です。中央の円錐形の屋根と、白い装飾モールディングが目を引き、上品さをプラスしています。
屋根は暖色の洋瓦を混ぜ葺きにすることで、個性的な表情を持つ外観になりました。暖かみのあるオレンジや白などの洋瓦は、ピンクの外壁との相性も良いカラーです。立体感のある形状の瓦は、耐久性の良さやデザイン性を兼ね備えています。
石積みの門柱、曲線の柔らかなラインを描いたアイアンの門、木製のガレージ扉など素材や色味で細やかな変化をつけることで、上品で華やかな佇まいとなりました。
アプローチには、洋瓦や外壁の色と合わせた穏やかな自然石を乱張りにしています。色・サイズ・形がまったくバラバラの石をバランス良く組み合わせ張り付ける技法は、熟練された職人ならではのものです。個々のデザインが全体的にまとまるように繊細にデザインいたしました。
高級リゾートホテルを彷彿とさせる高級注文住宅
続いてご紹介するのは、床に大きな正方形のテラコッタ色のタイルを取り入れ、中央には太陽をモチーフにしたイタリア産のモザイクタイルを取り入れた施工事例です。
まるで、高級リゾートホテルのロビーを思わせるような格調の高い玄関となりました。
白を基調とした内装に、室内扉や窓枠の“ブラウン”がアクセントとなっています。
ステンドグラスのクラシックなデザインの室内扉は、空間を区切りながらも光を通過させることが可能。
両開きのデザインにしたことで全開・半開のどちらでも空間に広がりを感じることができます。もちろん、全閉にしても光を遮断せずに暗くなりすぎません。
さらに、外からの光も優しく入り込む大型の窓の存在もあり、明るく爽やか、そして優雅で落ち着きのある玄関ホールとなりました。
地中海を連想させる内観の高級注文住宅
キッチンキャビネットをセージグリーンにしたインテリアスタイルは、地中海を思わせるさわやかな内観デザインです。
カウンター側には小柄のモザイクタイルを貼り、上品でありながらも可愛らしい雰囲気に。
キッチンスペースも広めで、ゆったりと作業しつつ、ダイニングテーブル方面に視線を広げることができる設計です。デザイン性はもちろんのこと、“優れた動線”という機能面も重視しました。キャビネットの框扉やダークブラウンの窓枠によりアンティークな雰囲気を演出。赤系の透け感のある薄いカーテンと床タイルのオレンジは空間に暖かみをプラスし、どことなく招待的な空間を創りだしています。
アーチ窓の上部から光が差し込み、とても明るく過ごしやすいキッチンです。
千葉の高級注文住宅は設計事務所に依頼を
千葉は日本のなかでも人口が多く、ビジネスや観光で賑わう街。都会の近代的な建物とたくさんの人が集う楽しいスポット、それでいて少し離れると海や山をバックにのどかな“非日常”の暮らしも叶います。
そんな千葉に高級注文住宅を建てる際に重視したいのは“千葉”という土地柄と魅力を十分に理解した家づくりができる設計事務所選びです。設計の自由度があまりなく、デザインが偏りがちなハウスメーカーや工務店での住宅建築は、見た目だけの“高級感”はあるかもしれませんが個性が感じられないケースが多いでしょう。
自然に近く利便性もある千葉の魅力的な土地に唯一無二の住宅を建てるなら、あなたの理想に向けて一から創り出せる設計者の腕が必要です。参會堂には30年以上の経験を持つ建築家がいて、お客様の価値観から生まれる家づくりの想いを形にすることが可能です。
参會堂の注文住宅は完全フルオーダーです。高級っぽさを演出した見せかけの家づくりはいたしません。上質な素材にこだわり、海外とのネットワークも駆使した本物の家づくりを可能とする体制が整っています。
家が完成したときから続く、オーナー様の暮らしが心地良く素晴らしいものであるために。
そんな想いでお客様の家づくりに携わっています。お客様からのヒアリングを丁寧に行い、打ち合わせを繰り返しながら最高の家づくりを叶えてまいります。
秀逸なデザイン・設計、そして本物の素材選びと建築技術を持つ参會堂なら、お客様の頭のなかにある“イメージ”を膨らませて唯一無二の家づくりが可能です。私どものデザイン力と設計力から、理想の家の形にしてまいります。ぜひともお話をお聞かせください。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。