どこに別荘を建てるかを検討する際、日本でも有数な別荘地「長野県軽井沢町」が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
軽井沢町といってもいくつかのエリアが存在しています。
多くの方を魅了する軽井沢のなかでも、特にトップクラスの豪邸といえる別荘が建ち並ぶのが“旧軽井沢エリア”です。
昔から今も変わらず、高級別荘地として圧倒的なブランドを持つ旧軽井沢エリアについて、特徴や坪単価、観光名所などを詳しくお伝えしていきます。
目次
旧軽井沢エリアの特徴と魅力
はじめに、旧軽井沢エリアの特徴や魅力について迫っていきます。
旧軽井沢の特徴と土地柄とは
明治の頃、軽井沢を訪れたカナダの宣教師が軽井沢の魅力を発信した後、たくさんの外国人が軽井沢に別荘を建てました。
今も、その時代の名残が強く残っているのが旧軽井沢エリアです。
軽井沢町の北東にあり、軽井沢駅の北側に広がる旧軽井沢エリア。
軽井沢駅のすぐ近くには大きなスーパー、たくさんのお店が建ち並ぶ“旧軽井沢商店街”と呼ばれるメインストリートもあります。少しレトロな雰囲気も残りつつ、「入ってみたい」と感じるお洒落な店舗を見かけることができます。
そんな賑わう場所から徒歩でも行ける近距離にあるのが、美しい緑に包まれた静寂の別荘地です。軽井沢のなかでも一等地となる旧軽井沢エリアには富裕層の方の一戸建ての別荘が多く見られます。
別荘が建つエリアは、商店街とはまた違った印象です。見上げるような高木からの木漏れ日が心地良く、樹木から聞こえる微かな葉の音、爽やかなそよ風にあたりながらリラックスした日々を過ごせます。
周囲との距離も十分に確保でき、軽井沢の豊かな自然との一体感を感じられるのも、広い敷地に建てられる軽井沢の別荘地だからこそでしょう。歴史と文化が詰まった旧軽井沢の魅力
旧軽井沢は“旧”という字からも分かるように、軽井沢の歴史の始まりの地。
現在では軽井沢も広域となりましたが、「日本屈指の別荘地」として注目されたのは現在の旧軽井沢エリアです。
旧軽井沢エリアなら、別荘地として栄え始めた頃の軽井沢の雰囲気を今も変わらずに堪能できるでしょう。
もともとはカナダ人の宣教師が惚れ込んだ別荘地ということもあり、旧軽井沢エリアに建つ別荘や礼拝堂、ホテルには海外建築の美しさがあります。
旧軽井沢商店街などをはじめ、買い物施設も多く、旧軽井沢エリアに建つ別荘地からのアクセス・利便性は良好です。
周囲には深い緑とともに建ち並ぶ別荘や歴史的な建造物。歴史と文化が凝縮されている旧軽井沢エリアは、今もなお、日本でも指折りの別荘地として色褪せることはありません。
旧軽井沢の坪単価と住宅情報
軽井沢の森の奥に美しく佇む「ホテル鹿島ノ森」、軽井沢の歴史と共に130年も歩んできた「万平ホテル」、見惚れるような緑に包まれた「ホテル音羽ノ森」など、避暑地軽井沢を訪れた人を癒し続けてきたホテルがあるのも旧軽井沢エリアです。
別荘を建てるために必要なのが“土地”ですが、軽井沢のなかでもエリアによって土地価格はだいぶ異なります。“旧軽井沢エリア”は古くから別荘地として名をはせ、今でも変わらずブランド力を持つエリアです。
旧軽井沢の坪単価について
2023~2024年の公示地価(国による発表)、および基準地価(都道府県が発表)によると、旧軽井沢エリア(軽井沢駅の北方面)にある数地の坪単価は26~105万円です。
この坪単価は国や自治体による「土地価格の基準」で、実際の不動産取引価格とは違います。今回は、旧軽井沢エリアの土地価格のおおよその指標のひとつにできるものとして、参考までにご紹介しました。
軽井沢に別荘を建てるときは百坪以上、もしくは数百坪という広大な面積を持つ敷地を購入するケースが多く、“旧軽井沢エリア”のなかでも特に人気のエリアになると土地代は数千万円から1億を超えることも珍しくありません。旧軽井沢には日本最高峰の別荘が建ち並ぶ
ひとつひとつの広大な敷地、そして道路に立ち並ぶ高木により叶えられるプライバシーとセキュリティ。
誰もが憧れるような風格や格調の高い、世界最高峰の別荘が建ち並んでいるのが旧軽井沢エリアです。
優れた自然と伝統ある軽井沢の景色が共存できるように、“軽井沢”という圧倒的なブランドイメージを壊さないための建築ルールも存在しています。
旧軽井沢に別荘を持つことがステータスに
そんな旧軽井沢エリアに別荘を所有しているのは、古くからの名門の家・政界・財界の方々が多いです。
暑い夏を過ごす“避暑地”としてはもちろんのこと、春夏秋冬の季節を問わず、豊かな自然がくつろぎの時間を叶えてくれるのが旧軽井沢の特色と言えるでしょう。
軽井沢の一等地となるこのエリアに別荘を持つことは事業で成功された方のステータスです。
旧軽井沢の代表的な名所・観光スポット
次に、旧軽井沢エリアの代表的なスポットをいくつかご紹介します。
旧軽井沢銀座通り
先に述べたように「旧軽井沢銀座通り」は“軽井沢の銀座”とも言える華やかで賑わいのあるメインストリートです。
東京から進出しているフレンチレストランも多く、別荘を保有している方はもちろん、観光客の方々からも注目されている場所です。
東京のようなお洒落なたくさんのお店が見られる商店街は、“軽井沢銀座”とも呼ばれています。
旧軽井沢ゴルフクラブ
大正8年に誕生した「旧軽井沢ゴルフクラブ」は、高級別荘地“軽井沢”に別荘を持つ、華族、実業者といった人たちが“軽井沢にゴルフ場を作ろう”と立役者となったのが始まりです。
現在、軽井沢にはたくさんのゴルフ場があるなか、旧軽井沢ゴルフクラブが最も古い歴史があります。
山々に囲まれた美しい景色のなかでプレーができるとあって多くの方が楽しめるゴルフ場です。
軽井沢聖パウロカトリック教会
昭和10年に建設された軽井沢聖パウロカトリック教会は、旧軽井沢エリアの静かな場所に佇む、美しい外観をした教会。モダニズム建築で有名な建築家レーモンド氏による設計です。
三角屋根の外観と、木材で組まれた内装が大きな特徴の建物です。
軽井沢の豊かな自然にそっと溶け込みながらも、思わず足を止めたくなるような存在感と建築美に魅了されます。
日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂
別荘地“軽井沢”の生みの親とも言える、カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏が創設した教会が「軽井沢ショー記念礼拝堂」。軽井沢の初となる教会です。
旧軽井沢銀座商店街を通り抜け、静かな森の奥に佇んでいます。
長い歴史のなか、何度か増改築を行いましたが、大切にその姿を残し、今でも多くの人が礼拝に訪れている教会です。
旧軽井沢プリンスショッピングプラザ
軽井沢駅の南口に広がるショッピングモールです。ファッションやインテリア、雑貨、レストラン、カフェ、スポーツ店など、200を超える店舗が入店しています。
軽井沢の豊富な自然に包まれ、広い敷地のなか、ゆっくりと充実した時間を過ごすことができます。
代表的な名所をいくつかお伝えしましたが、上記以外にも多くの文化的建物や一流のホテルが存在しています。
旧軽井沢エリアで不便に感じること
旧軽井沢エリアは多くの人を魅了する一方で、実際に過ごす中で不便に感じる点もあります。
時期によっては霧と湿気が多い
高い標高にあって山々に囲まれている軽井沢。
“霧の軽井沢”と言われることもあり苔もとても綺麗で、涼しい夏を過ごすことが可能です。一方で霧の発生により湿度が高く湿気が気になることもあります。
ただ、湿気が多いとはいえ、軽井沢は夏場の気温は低めです。高原ならではの“風”が吹くこともあり、気温よりも涼しい体感となり、汗をかきづらい環境と言えるでしょう。都会のように「湿度の高さ+高温」で汗ばむことはありません。
しかし、建物のなかは常に風が舞うわけではないため、 洗濯物が乾きづらい・カビやすいのがデメリットと言われることがあります。適度なタイミングで換気やお手入れ管理が必要となってくるでしょう。
湿気対策として開放感のある広い間取りなど、風通しの良さを実現する工夫も盛り込むことが大事です。湿気は過ごすなかで不便に感じるポイントかもしれませんが、豊富な自然に囲まれた軽井沢ならではの幻想的な景色を楽しめることや、避暑地として快適な夏を過ごせるメリットも多くの方から注目されています。
都会に比べると店舗の閉店時間が早い
軽井沢は都会のようなおしゃれな店舗も多く、飲食やショッピングを存分に楽しめる環境です。
ただ、夜間の静穏を保つために閉店時間が決まっています。都会と比べると、やや閉店時間が早いと感じるかもしれません。
軽井沢の街を楽しんだ後は別荘に戻り、リビングから見えるプライベート空間で極上の時間を過ごすのも軽井沢の別荘の魅力です。
旧軽井沢はどんな人におすすめ?
軽井沢の歴史とともに歩み続け、歴史的な建造物や文化に触れることができる旧軽井沢エリアは、たくさんの人から脚光を浴び続けています。
春夏秋冬で表情を変える美しい自然に、涼しい避暑地という夏に過ごすイメージはもちろん、どんな季節でも忙しい日々を過ごす現代人の心を研ぎ澄ましてくれること間違いありません。
ただ、日本でもトップレベルの別荘地「軽井沢」のなかでも、旧軽井沢エリアは飛びぬけた“一等地”とも言えるリゾート地です。だからこそ、土地代や建築費ともにほかのエリアと比べると高くなります。
コスト的に“別荘を所有していること”が負担と感じないような、政界や財界のトップの方、トップ企業の役員の方、事業で成功した方…などの方々に向いている別荘地と言えるでしょう。また、外国企業の接待向けの別荘として旧軽井沢エリアに建物を建てるのもおすすめできます。
旧軽井沢での別荘づくりは参會堂にお任せを
旧軽井沢エリアでの別荘建築は、一般的な住宅との違いをふまえたうえで、日本でも屈指の別荘地“旧軽井沢エリア”という点を意識する必要があります。
日本でトップクラスの別荘地に建てるからこそ、設計力の高い設計事務所への依頼が大切です。
別荘らしい遊びの要素をふんだんに入れた家づくり
別荘を建てるうえで意識すべきなのは、遊びの要素も取り入れることです。
「穏やかにゆっくりとした時間を過ごす」という“静”の部分を重視しがちな別荘ですが、ふだん忙しさに追われている人が心から楽しめるような“動(遊び)”の部分も盛り込みたいところ。
広い敷地にゆったりとした間取りをデザインできる旧軽井沢エリアなら、周囲の自然を活かしながら遊び心もくすぐる別荘空間が叶えられるでしょう。
私ども参會堂は、遊びの要素も豊富に取り入れることで、よくある別荘ではなく、唯一無二の特別感を満喫できる設計をすることが可能です。
自然と調和した最高のリラックス空間を提供
名所も多い旧軽井沢エリアは多くの人で賑わいを見せますが、少し歩けば別荘が建ち並ぶ閑静なエリアが広がります。
敷地が広い軽井沢の別荘は、屋内に居ながらにして日常の疲れが吹き飛ぶような美しいロケーションを望むことが可能です。軽井沢の極上の自然と調和した一体感のあるデザイン、そして別荘地ならではの地域の規制条件をふまえた設計も必要になってきます。私ども参會堂は、これまでに軽井沢に多くの別荘を建ててまいりました。
軽井沢の優美な自然を背景に、お客様が最高のリラックス空間で心地良い時間を過ごせるように設計してまいります。
豊富な実績と確かな技術で理想の別荘を実現
これまで長きにわたって高級注文住宅を設計している参會堂だからこそ、旧軽井沢エリアという格別の別荘地に似合う建物を建てることが可能です。
近年は、セカンドハウスのように使えるローコストの別荘を持つ方も増えてきましたが、日本で指折りの歴史深い旧軽井沢の別荘地にはそんなシンプルな建て方をするわけにはいきません。
日本有数の別荘地に建てるからこそ、ブランドイメージを裏切らない設計力が求められます。
旧軽井沢エリアの美しいロケーションを活かした設計ができるのは、お客様の別荘への想いを形にできる技術力です。高級注文住宅の豊富な実績を持つ私どもなら本物の素材にこだわり、旧軽井沢エリアのブランドに最適な別荘を建てることが可能です。あなたがご家族様やご友人達とかけがえのない時間を過ごせるような別荘を私ども参會堂にお任せくださいませんか。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
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