家族全員が一日に何度も使う、重要な空間である洗面所。だからこそ、自分が建てる注文住宅に「素材にまでこだわったおしゃれな洗面所が欲しい」「実用性とデザイン性を兼ね備えた洗面所にしたい」と思うものですよね。
しかし、おしゃれな洗面所を具体的に導入しようとしても「今はどんな洗面所が流行っているのだろうか?」「長く使用できる洗面所のデザインとは?」など、たくさんの疑問が生れてくるのではないでしょうか。
デザインは時の流れと共に変化し、洗面所のデザインも長い歴史の中で変遷を辿ってきました。だからこそ、理想の洗面所を実現させることは難しいものであり、その反面、楽しいものでもあるのです。
今回は、時代と共にアップデートされる洗面所のデザインについて、参會堂が今まで手掛けてきた施工事例なども交えながら、素材と用途にこだわった洗面所の作り方をご紹介していきます。
目次
海外の洗面所デザインが人気を集める理由

最近は海外の洗面所を家づくりに取り入れる人が増えてきました。見た目の美しさに憧れるのはもちろん、“使う人目線”での設計に惹かれる方も多くなっています。
それでは、海外の洗面所デザインが人気の理由についてご紹介していきます。
空間の捉え方がまったく違う、日本と海外の洗面所
日本では、脱衣室を兼ねている洗面所も多く、限られた面積に「洗面台・洗濯機・収納」などさまざまな機能が凝縮されています。
比較的コンパクトなスペースで多機能が求められるため、狭さを感じてしまうこともあるでしょう。それは、デザインよりも機能重視で設計される傾向にあるからです。
一方、海外でも「バスルーム+洗面台+トイレ」といった複数の役割を1つの空間にまとめるスタイルは一般的です。
ただし、高級住宅クラスになると、「洗面所」を独立させて設計することが多くなります。
邸宅と呼べるような広い建築の場合、洗面台を2つ並べるスタイルは主流です。照明や細やかなデザインを取り入れ、まるでホテルのような雰囲気にすることも少なくありません。
ゆとりのあるスペースに「洗面所」という空間を自由な発想で仕上げているのが海外デザインの魅力です。
海外邸宅の洗面所が評価されるのは“合理性と快適性”ゆえ
海外の邸宅では、見た目の美しさだけでなく、日々の生活において合理性や快適性を重視した設計がされます。
洗面所はリビングと違いゆっくり長時間過ごす場所ではないものの、毎日の朝晩に欠かさず利用する、かなり使用頻度の高い空間です。その時間をストレスフリーに過ごすには、設計次第とも言えます。
海外邸宅では、洗面所の空間も広く確保できるため、照明や洗面台の高さ、収納量など暮らす人の毎日に沿った設計が可能です。
“動きやすい”という合理的な視点に加え、実際に使う際の快適性も考慮されていることも、海外の洗面所が評価されているポイントとなっています。
暮らし全体を豊かにする設計だからこそ支持される
日本の一般的な洗面所と一線を画す、海外の高級住宅の洗面所デザイン。洗面所を利用するたびに特別な気分となり、暮らしの質を高めてくれる存在になります。
「洗面所」という機能だけにとらわれず、自由な発想での空間設計もでき、インテリアとしても高級感に包まれた仕上がりに。
来客にも見せたくなるような、エレガントな空間を演出することが可能です。
朝の身支度や入浴後のリラックスタイム。単調になりがちな日々の習慣も、素敵な空気感に包まれた心地良いものになるでしょう。
上質な素材やこだわりの設計によって、暮らしを彩る海外デザインの洗面所は多くの人から支持されています。
多様な海外の洗面所デザインの特徴

海外の洗面所は、その土地ごとの文化が色濃く反映されます。次に、多様なデザインのなかからいくつかの特徴についてご紹介していきます。
欧米スタイルの洗面所
欧米の洗面所は、ラグジュアリーを意識しつつ、機能性も共存させる配慮が施されています。
朝の身支度の時間帯は、家族が同時に使うために混み合うことも多いですよね。欧米スタイルでは2人並んで使える「ダブルシンク」が特徴的です。
また、壁面や床に大判タイルを採用することで空間が広く感じ、しかもお手入れしやすいという機能面も兼ね備えています。
洗練されたデザインのなかにも、日々の生活に寄り添った使いやすさが魅力です。
北欧スタイルの洗面所
森林資源が豊富な北欧では、家づくりに木材を使うのが伝統的です。
天然素材が持つ温もりや柔らかさによって、視覚的にも心を落ち着かせ、優しい雰囲気が添えられます。
過度な装飾をせずに、それでいて照明や収納の工夫を施すことでシンプルながらにも無駄のない機能美を実現。多くの人から愛されるデザインとして定着しています。
地中海スタイルの洗面所
イタリアやスペインなど地中海の地域では、鮮やかな色彩や素材選びが特徴です。
青い空や海を彷彿させるブルー、太陽をイメージさせるオレンジ・イエロー。明るい配色でも派手過ぎることなく、伝統的なデザインとして人々を魅了します。
また、モザイクタイルを使って細やかな柄を演出。カラフルでリズミカルな色彩に、海外の伝統的な建築素材を使い、個性溢れる雰囲気が人気です。
リゾートスタイルの洗面所
リゾートスタイルの洗面所では木や石といった自然素材を使い、まるで屋外にいるかのようなリラックス空間を演出するのが特徴です。
色彩計画は控えめにしながらも洗練された雰囲気を叶え、ミラーや照明などの配置によって洗練された非日常感を演出。
まるでリゾートホテルのような特別な時間を過ごせるとあって、近年ますます人気のスタイルです。
海外の邸宅を思わせる施工事例5選
次に参會堂がこれまでに手掛けてきた高級住宅のなかから、海外の邸宅を思わせる施工事例をいくつかご紹介していきます。
温もりと上質さを纏う、北欧テイストのシックな洗面室

天井材に天然のヒバ材を取り入れ、木目のナチュラルな質感が美しい印象となりました。白を基調とした明るく清潔感のある内装です。
小ぶりながらも縦長の窓からは自然光が差し込みやすく、空間に明るさとともに開放感をプラス。温もりが感じられる北欧スタイルの洗面所です。
全体的に優しい雰囲気のなか、洗面扉のブラックという色彩が空間を引き締めるアクセントとなり全体のバランスが整います。
また、水栓金具や取っ手にはゴールドを取り入れシックで洗練された印象に。ナチュラルと高級感を兼ね備えた、北欧デザインの空間となりました。

天然石を使用した洗面台です。素材感を活かし、上質さが際立つ洗練された空間に仕上がりました。
白を基調とした内装で、圧迫感のない開放的な雰囲気となっています。大きな鏡の存在により、実際よりも空間に広がりを持たせることに成功しています。
照明にはブラケットライトを採用しました。
一般的な照明と違い、光が壁に反射して広がることにより、眩しさが感じづらい空間に。昼間は柔らかな自然光に包まれ、夜間は照明により優しく心地良く利用できる洗面室です。
ゴールドの水栓金具は上品なアクセントとなり、シンプルな北欧スタイルのなかにも華やかさを添えています。
洗練された機能美が映える、欧米ホテルライクな洗面所

まるで欧米のホテルを思わせるような洗練された空間です。
高級感漂うダークブラウンのカウンターの上には、ベッセル型の洗面ボウルを2つ設置。まるでオブジェのような存在感を放っています。
家族が同時に使用できる機能性、そして丸みを帯びたフォルムが空間に優しさを添えています。
2人並んだ姿も映してくれるほどの大きな鏡を設け、その裏側には間接照明を仕込みました。壁からほんのりと漏れた光により、柔らかな雰囲気を演出。
間接照明はおしゃれな印象に加え、適度に絞られた明るさによって落ち着きと心地よさをもたらします。
素敵なデザインはもちろん、オーナー様が使いやすい機能性も確保された欧米ホテルライクな洗面所となりました。

外部への開口部にはガラスを採用しました。
視線の抜けによって空間に圧迫感を与えず、広がりを感じられる開放的な洗面室に仕上がりました。
白い内装のなか、カウンターや収納扉にはダークブラウンを採用。引き締め効果のあるアクセントの色味をバランスよく配色しています。
床には濃い色味のタイルを敷き、水回りに適した機能性を備え、それでいてスタイリッシュな印象も実現。素材へのこだわりが感じられる設計で、デザイン性と実用性にも配慮された洗面所です。
機能性と美しさの両立が実現された、欧米のホテルライクの洗面所となりました。海外インテリアのエッセンスが詰まった空間です。
地中海の風を感じる、異国情緒あふれる洗面所

参會堂独自のルートで直輸入した海外建材をふんだんに使った洗面所です。
モザイクタイルの色と貼り方を細やかに計算して壁面を彩り、まるで海外にいるような雰囲気です。落ち着いたカラーバランスにより、一層リラックスできる空間を演出しています。
濃淡を意識した配色によるグラデーション効果が、全体的に淡い色味ながらもメリハリのある印象が生み出されました。
木枠のアクセントが美しい窓からは外の景色が見え、自然の心地良さを感じることができます。
さらに、花をモチーフにした照明デザインが可愛らしさと華やかさをプラス。地中海の異国情緒を感じさせる上質な空間です。

床や壁にはタイル、天井には明るいブラウンの木材を採用した洗面所です。
異素材でも、色使いにこだわることで、まとまりを表現することもできます。木目の温もりが洗面所全体に優しい印象を与えることができました。
開口部を大きめに確保していることで開放感が広がっていますが、中庭と繋がることでプライバシー面も確保されています。自然に囲まれ、明るさを確保できる快適な空間です。
洗面カウンターの下には収納力に優れたクローゼットを設置し、生活感を隠せる工夫も施しています。
実際に海外で選ばれる素材やデザイン、カラーバランスにまでこだわり抜き、本格的な海外デザインの洗面所により異国情緒満載の空間が完成しました。
開放感と優雅さに包まれた、リゾートスタイルの洗面所

洗面所から浴室へとまっすぐに視線が抜ける設計にしたことで、圧倒的な開放感を演出できました。
大きな窓からは柔らかな自然光が降り注ぎ、白い内装の効果も相まって空間を一層明るく感じさせます。
天井には木材を採用し、浴室方向へと自然に流れるような木目が視覚的に一体感のあるデザインとなりました。
洗面所から浴室まで床材を統一し、緩やかに繋がるような感覚です。洗面所カウンターには大理石、キャビネット扉には金色の取っ手、鏡の縁にも金色を取り入れて額縁のような高級感。
リゾート感に包まれ、ラグジュアリーな空間に仕上がりました。
南国の癒しを感じる、リゾートスタイルの洗面所

壁面には清潔感のある白いタイルと水色のタイルをバランスよく貼り、床にはオレンジ色のタイルを組み合わせた洗面所です。
キャビネットや鏡の縁にも水色を取り入れ、洗練された雰囲気に可愛らしさも同居した空間となりました。
天井には淡い色味の木材を使用し、温もりと穏やかな印象をプラスしています。
浴室と洗面所の間にはガラス扉を取り付け、視線が抜けて開放感も抜群です。
浴室にも水色のタイルを取り入れたことで、統一感も実現しました。
外の自然を望める設計や、アジアンテイストの椅子により非日常感を演出。単なる「洗面所」というシンプルな役割を超えて、リゾートのような癒しと寛ぎの空間に仕上がりました。
注文住宅で海外邸宅のような洗面所を実現するポイント

注文住宅で海外の邸宅のような洗面所を実現する場合、見た目のデザインを叶えるだけでなく、日々の使いやすさにも目を向けることが大事です。
そこで、海外スタイルの洗面所を取り入れるために心得ておきたいポイントをご紹介します。
素材選びが空間の印象を決める
一般的な住宅と違い、邸宅と呼ぶにふさわしい豪華な家では、“上質な素材選び”が空間の印象を左右します。
水回りですから、水に濡れることも想定し、メンテナンス面や耐久性にもこだわることが重要となってきます。
大理石のカウンターや真鍮の水栓金具、モザイクタイルなどは耐久性の高さはもちろん、美しい空間を創り出すのに効果がある素材です。
洗面所の壁面にモールディング装飾を採用すると、クラシックな雰囲気が生まれ、ワンランク上の雰囲気にもなります。
海外の邸宅では、洗面所のキャビネットに無垢材を使うことがありますが、経年変化による美しさも堪能できる素材として注目されています。
こういった素材選びへのこだわりは、注文住宅だからこそ叶えられるものです。特に、海外邸宅のようなラグジュアリーな洗面所を理想としている人にとっては、重要なポイントです。
ただし、コストを削ろうと「似せた素材」を選ぶと失敗します。実際に海外邸宅で使われているものを選ぶことも大切です。
私ども参會堂では、独自のルートにより、こだわりの素材を直輸入して海外デザインの洗面所の設計をすることが可能です。
「何を選ぶか・どんな配置にするか」は空間の印象を決定づけるポイント。
実際に海外デザインで使われている素材を取り入れ、質感や色味、風合いを意識することがデザイン性の高い洗面所空間を作るカギとも言えるでしょう。
レイアウトで暮らしに“ゆとり”を生む
「洗面所」という空間に多機能を凝縮させる傾向にある日本住宅では、洗面所は空間としては若干狭めな設計になりやすいです。
海外の邸宅では、実際に広めの面積を確保できるので、広がりが感じられます。
さらに、外につながる開口部を配置すれば、視線の抜けや採光によって実際以上の広さを演出できます。
このようなレイアウト設計への工夫を盛り込むことで実現できるのが「暮らしのゆとり」です。
たとえば、海外デザインで採用されることが多いダブルボウル。家族が並んで同時に使えるレイアウトにすることで、慌ただしい朝にイライラも起こりづらい空間に。
大きな鏡や光を取り入れやすい窓を設けて開放感をもたらすなども1つのポイントです。
限られたスペースのなかでこうした工夫を取り入れることで、まるで海外の邸宅のような“余裕ある暮らし”を実現可能になります。レイアウトの工夫こそが、洗面所の快適性と美しさを両立させるカギなのです。
生活動線とデザイン性を両立させる
“邸宅”と呼ばれるような海外住宅では、洗面所を単なる機能的な空間とは考えません。
美しい意匠性は大前提ですが、洗面所を使いやすい動線や生活感を極力なくす収納計画などの実用性も兼ね備えた設計をします。
どちらかを優先するのではなく、デザインと使いやすさを両立させることで、生活の質を高めることにつながる…というのが海外の邸宅のような洗面所を実現するポイントです。
広い敷地にゆとりを持って建てられる邸宅なら、洗面所とバスルームをガラス戸で繋げるような広々とした設計もできます。
開放感・採光性が高まり、全体的に明るい洗面所となり機能もデザイン性も実感できるでしょう。
さらには、洗面所からバスルーム、ウォークインクローゼットなどを行き来しやすい回遊動線にすることで、日々の生活動線もスムーズでゆとりを感じることも。
自分たちの生活スタイルに合わせ自由に動線を設計し、それでいて洗練された海外住宅のようなデザインを両立できるのは注文住宅による自由設計の醍醐味です。
オーダーメイドの造作洗面台だからこそ、美しさと心地よさを兼ね備えた洗面空間が実現するのです。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。










