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サーキュラー階段で住宅に海外の装いを。国内に建つサーキュラー階段の施工事例

サーキュラー階段で住宅に海外の装いを。国内に建つサーキュラー階段の施工事例。

映画のワンシーンを見ているかのようなおしゃれなサーキュラー階段。住宅のなかでも、大きな存在感を放ち、目を惹くような魅力的な階段です。

そのデザイン性の高さに、階段を昇るときはもちろん、見ているだけでも素敵な気持ちになりますよね。

ただ、

  • 自分の家にサーキュラー階段は作れるのだろうか?
  • どんなデザインが家の雰囲気に合うのか分からない…
  • 自分が理想とするサーキュラー階段を設置してくれる施工業者はあるのだろうか?

など、不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

単なる階段としての機能だけでなく、インテリアとしての側面を持つサーキュラー階段の設置は、優れた設計力と住まいの内装に合わせたコーディネートが必要です。

今回は、海外デザイン住宅を30年にわたり建て続けている参會堂が手掛けてきた、サーキュラー階段の施工事例をご紹介いたします。

ほかの階段との違いや、設置するメリットなども含めて、サーキュラー階段を作るうえでのポイントをお伝えしていきます。

サーキュラー階段とは

サーキュラー階段とは

サーキュラー階段とは、輸入住宅でよく見かける“曲線のラインを持つ”階段のことを言います。直線や直角ではなく、弧を描くような形状が特徴です。下階から上階へと緩やかな曲線でつながり、優しい印象をしている階段です。

まるで映画に登場するような華やいだ雰囲気を持ち、エントランスホールやリビングで存在感を放っています。

輸入住宅の象徴のような階段でもあり、Rを取り入れたデザインのため、アール階段とも言われることがあります。

「一般的な階段」と「サーキュラー階段」の違い

日本の住宅では、下から上まで一直線の「直階段」、途中で折れ曲がってL字型の形をした「かね折れ階段」、途中でUターンするような形状の「折り返し階段」など、直線や直角のラインで作られた階段が多いです。

今でこそ、デザイン性が高まりリビングに配置するケースも増えていますが、昔の日本では「階段は昇り降りするためのもの」として廊下の奥の目立たないところや、玄関から入ったすぐのところにひっそりとあり、存在感はありませんでした。

海外の家では、単に昇降をするという目的のほか、存在感を放つ「インテリア」として考えられています。

「サーキュラー階段」と「螺旋階段」の違いについて

曲線を描く階段と言えば、螺旋階段を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

次は螺旋階段とサーキュラー階段との違いについて見ていきましょう。

違い1.設置スペース

サーキュラー階段は存在感が大事ですから、設置するには大きなスペースを必要としています。

対して、螺旋階段は「省スペース」でも設置が可能。狭小住宅でも採用されることがある形状の階段です。

違い2.曲線の描き方

緩く描くような曲線のサーキュラー階段に対し、螺旋階段は「円」に近い形。設計によって一概には言えませんが、中心に軸を持ち、ぐるりと回転するような形状です。

サーキュラー階段の場合、直線に緩やかな曲線を含ませたような描き方をします。

サーキュラー階段が合う内装

美術館や音楽ホールなど、大きな施設でも採用されることからも分かるように、サーキュラー階段には「華やか」で「豪華」、「上品」な内装が合います。

ただ、サーキュラー階段の素材によっても、内装の合わせ方の方向性が違ってきます。

例えば、階段の蹴込板や手摺に「木」を使えば、“ぬくもり”が感じられる雰囲気になります。階段とつながる廊下の床材に天然のフローリングを選べば、調和が取れた印象になるでしょう。

手摺にもこだわり、アイアン素材を選べばゴージャスな印象に。大理石など高級感のある床材との相性も良くなるでしょう。

また、ホールやリビングに吹き抜けを作って開放感をもたらすサーキュラー階段は、シャンデリアなど豪華な照明で空間全体に華やぎを感じさせてくれます。

サーキュラー階段を使った憧れのインテリア実例(施工事例)

参會堂がこれまでに手掛けてきた海外デザインの住宅のなかから、サーキュラー階段を使ったインテリア実例を3つご紹介していきます。

インテリアとしても存在感を放つサーキュラー階段

インテリアとしても存在感を放つサーキュラー階段-1

輸入材を使用したサーキュラー階段です。

リビングから上階へと緩やかな曲線で描かれ、インテリアとして存在感を放つ豪華な階段となりました。

手摺のアイアンは特注で製作したデザインです。重厚さと高級感が際立つアイアンという素材の黒いカラーは空間全体のアクセントにもなり、清潔感のある明るい白いリビングの内装にさらなる優雅さをもたらしてくれます。

また、スターティング手摺部分はRを活かしたデザインに。曲線で描かれた唐草の流れるような装飾により、手摺の表情に動きを演出しています。鉄素材ならではの重厚感を保ちつつ、Rの曲線で上品さと華やかさを添えました。

リビングの中央に位置することで、おしゃれなインテリアとして存在感を放つ階段となりました。

インテリアとしても存在感を放つサーキュラー階段-2

奥の空間へとつながるR壁の開口部を設けました。扉を設けないことで、「リビングから奥の方へ」「リビングから階段の方へ」とすべての空間がつながり、動線のよい間取りになっています。

カーブを描くような上部のR部分は、サーキュラー階段の緩やかな曲線とのバランスもよく、統一感のある空間となっています。

輸入材を使ったサーキュラー階段の踏み板は、深みのあるダークブラウン。アイアン素材の手摺や、クラシカルな印象を持つソファー、白く上品な床材とも馴染む素敵な色合いです。

サーキュラー階段の曲線美、そしてナチュラルな木材の暖かい風合いが居心地の良い空間を作り出してくれます。

大理石を使用した高級感溢れるサーキュラー階段

大理石を使用した高級感溢れるサーキュラー階段-1

ホールを開放的な吹き抜け空間に配置したサーキュラー階段です。階段材は特注で大理石を使用しました。上質で美しい輝きを持つ素材感が空間の気品を高めてくれています。

手摺は、特注のアイアンで製作し、壁や床など全体的な“白”のなかでアクセントとなる“黒”が際立ちます。中世のヨーロッパを彷彿させる優雅なフォルムのシャンデリアとも合うデザインです。

天井から吊り下げられた繊細なデザインのシャンデリアは、空間の中央で周囲に程よい光を放つ、装飾性の高い照明です。

日中はおしゃれで豪華なインテリアとして、そして夜間にはサーキュラー階段やホールを優しく彩ってくれています。

大理石を使用した高級感溢れるサーキュラー階段-2

海外のお城を彷彿させる美しい円柱が等間隔に配置されており、リビングとホールとの間に壁を設けず、さらに上へ向かって吹き抜けていることで、全体に奥行きが感じられます。

隅々まで自然光が行き渡り、明るく気持ちの良い空間に。壁の白さや大理石の艶やかな光沢も相まって、光に満ちた気品のある輝きをもたらしてくれます。

ホールの床には、モザイクタイルによる絵画のようなデザインや曲線が描かれ、一層インテリア性を高められました。

円柱と平行に並ぶように緩やかなカーブで上へとつながるサーキュラー階段によって、まるで映画の画面に迷いこんだかのような印象に。サーキュラー階段の優美な佇まいは、お住まいのなかでも中心的存在となりました。

クラシックなデザインが印象的なサーキュラー階段

クラシックなデザインが印象的なサーキュラー階段-1

輸入材を使用したサーキュラー階段で、手摺のバラスターは木製を使用し、ホワイトの塗装を施しクラシックなデザインにしました。階段ホールの床材にも天然木を使っていますが、こちらは少し明るいブラウンにしています。

サーキュラー階段の深みのあるダークブラウンとのグラデーションにより変化をつけ、素材の統一性を保ちつつも、単調にならないコーディネートとなりました。

サーキュラー階段のカーブに合わせるように、壁面も柔らかなラインで円を描くような空間です。

いくつものサッシから入り込む自然の光は、サーキュラー階段へと優しく降り注ぎます。

サーキュラー階段は、ホールの顔とも言えるインテリアとなりました。

クラシックなデザインが印象的なサーキュラー階段-2

サーキュラー階段の下から上部を見上げた写真です。

踏み板と手摺の色、窓枠には、味のあるダークブラウン…。カーテンレールにもこだわり、同系色を使っています。

そして、手摺の塗装や蹴込板、壁の下部にある巾木にはホワイトを…。ギャザーの白いカーテンも取り付け、カラーバランスのまとまりが感じられます。

吹き抜け上部には照明としては豪華でインテリア性の高いシャンデリアを設けました。

サッシが多く、明るさの確保は十分ですが、装飾性のあるシャンデリアによっておしゃれで優雅な空間づくりのアクセントにもなっています。

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サーキュラー階段を住宅に置くメリットとデメリット

サーキュラー階段を住宅に置くメリットとデメリット

魅力的なサーキュラー階段ですが、住宅に設置する上でのメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

サーキュラー階段を取り入れるメリット

優れたデザイン性

サーキュラー階段のメリットは、優れたデザイン性です。

素材や形状などは設計次第で異なりますが、住まいの間取りに合わせて描き出す独特のカーブは空間に「おしゃれ」「優美」「高級感」をもたらしてくれます。

踏み板や手摺のデザイン・素材にもこだわることで、自分が理想とする雰囲気にも仕上げることが可能です。

木材をふんだんに使ってアンティークな印象を強めたり、大理石やアイアン素材によって格調高い空間にしたり…。

階段の曲線の描き方、素材やカラーなど、すべてを繊細にコーディネートできれば、優れたデザインのサーキュラー階段が生まれます。

また、吹き抜けとの相性も良く、より”広大な空間”へと導いてくれる階段です。存在感の強い豪華なシャンデリアを吊るすことで、一層デザイン性が高まります。

インテリアに遊びを持たせられる

カーブを描くサーキュラー階段なら、インテリアに遊びを持たせられます。

階段に沿って屋外と面する壁を設ければ、カーブの形状に沿って曲線の壁面が生まれて個性的なインテリアに。窓の大きさや形、数、窓枠のカラーなどにもこだわることで、一層、面白みのある空間作りができます。

窓から漏れてくる自然の光さえも、インテリアの一部として設計するのも工夫のひとつと言えるかもしれません。

また、カーブの描き方によって、階段の昇り降りもリズミカルな要素が感じられます。

日常の動作のひとつとして何気なく昇降するのではなく、そこを通るたびに特別な気分にもなれる不思議な階段です。

メインの存在にもなれる

サーキュラー階段はとても存在感のある階段です。ホールやリビングに作ることで、インテリアのメインの存在にもなります。

玄関ホールのサーキュラー階段なら、住まい手はもちろん、来客の目にも触れるでしょう。玄関扉を開けたとき、その素晴らしいデザインに心が一瞬で惹きつけられるほどの存在感です。

絵本の1ページを切り取ったような、あるいは映画のワンシーンに迷い込んだような…。

圧倒的な存在感によって、異空間へと誘われるような気持ちになる階段と言えるでしょう。

また、リビングに作られたサーキュラー階段は、いつも視界に入って気持ちを和ませてくれる存在に。ソファーやダイニングで座っているときも、インテリアの一部として暮らしを華やかに彩ってくれるでしょう。

サーキュラー階段を取り入れるデメリット

広いスペースが必要になる

緩やかに曲線を作るサーキュラー階段は、設置するには広いスペースが必要です。

階段部分に面積を割いてしまうと、ほかの空間が狭くなってしまうというデメリットがあります。

基本的には、建物面積的に余裕がある方が、サーキュラー階段をとり取入れています。

ただ、サーキュラー階段を取り入れるときの間取り作りは、設計者の腕によって叶えられるものです。階段の形状、ほかの空間とのつながりを含め、理想を超えるような広々としたサーキュラー階段が完成することもあります。

サーキュラー階段を間取りに導入するときは、意匠性の高いデザインを手掛けている設計事務所への依頼が欠かせません。

繊細なコーディネート技術と設計力が必要

サーキュラー階段のメリットには、デザイン性やインテリア性、そして存在感があると前述しました。しかし、「カーブを描く」という単純な設計だけでは、そのメリットすべてを叶えることはできません。

魅力的なサーキュラー階段を作り出すには繊細なコーディネート技術と設計力が必須です。

サーキュラー階段の配置や緩急の付け方など、廊下、壁、ほかの部屋とのつながりも計算した仕上げ方が求められます。

階段は踏み板の素材やカラー、手摺のデザインによっても印象が大きく変わります。お住まい全体のインテリアの方向性とのバランスを考慮しながら、コーディネートして設計しなければ、せっかくのおしゃれなサーキュラー階段も失敗になってしまうでしょう。

ただ、海外では当然のように作られているサーキュラー階段は、まだまだ日本では主流とは言えない階段の種類です。そのため、サーキュラー階段を知り尽くした豊富な実績を持つ設計事務所に相談することが大事です。

サーキュラー階段の良さは作り手に左右される

サーキュラー階段の良さは作り手に左右される

絵本や映画に出てくるような、存在感のある豪華なサーキュラー階段。海外住宅の優れたデザイン性を持つサーキュラー階段を取り入れた内装なら、日々の生活のなかにおしゃれな空間を実現できます。

ただの階段ではなく、インテリアの一部としての存在感のある階段ですから、日本住宅で一般的な階段とは違った面が多々あります。

また、サーキュラー階段は住まいの顔ともなり得る大きなインテリアで、外観や内装など住宅のほかの空間との統一性を考えないまま、むやみに取り入れると違和感のある空間となる可能性があります。

このように、サーキュラー階段は作り手の技量によって、優れたデザインにもなりうる一方で、理想を叶えられず“失敗”と感じてしまうケースもあります。

どんな素材をどんな風に仕上げるか…。これは、これまで手掛けてきた実績によって培われる手腕とも大きく関わります。

サーキュラー階段は一般的な住宅よりも、海外デザインの家づくりで採用される階段なので、本場のサーキュラー階段の味わい深さを表現するには、資材の輸入から設計までを叶えられるかという点もポイントになります。

参會堂は、海外デザインの住宅施工歴30年の経験豊富な設計事務所です。

すべての家づくりにおいて、素材へのこだわりを持ち、本物の海外デザインの家を建築してまいりました。そんな参會堂なら、あなたが理想とするサーキュラー階段の提案が可能です。
  • 素敵なサーキュラー階段に憧れる
  • 自分が理想とする家に合ったサーキュラー階段を叶えてほしい

そんな高まる気持ちを私ども参會堂にお話しください。

何年経っても輝き続ける、お客様のかけがえのない家づくりを共に作り上げてまいりましょう。

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参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間

参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。

どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。

住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。

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一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。

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