美しい自然に囲まれ非日常を過ごせるとあって多くの方から注目されている軽井沢。
日本でも圧倒的な人気を持つ軽井沢町ですが、その西端に広がるのが追分エリアです。
古い時代の建築物や名残が多く、懐かしさや風情が感じられる街並みをしています。北側に広がる浅間山の景色は季節によって美しい変化をとげ、“四季”の移り変わりととも自然を堪能することができます。
今回はそんな軽井沢 追分エリアの特徴や土地価格、観光スポットなどをじっくりとお伝えしていきます。
目次
軽井沢 追分エリアの特徴と魅力
まずは、軽井沢 追分エリアの特徴と魅力についてお話していきます。
軽井沢 追分エリアの特徴と土地柄とは
軽井沢 追分エリアは軽井沢町の西方面に位置し、旧中山道の追分宿を中心としたエリアです。
当時、宿場町として栄えた伝統を感じさせる史跡も残り、独特な風情に溢れている地域となっています。
かつて大正や昭和に活躍した文学者達からも交流の場として親しまれていました。
なかでも、昭和初期に軽井沢を舞台にした多くの名作を残している小説家“堀辰雄”とも縁の深いのがこの軽井沢 追分エリアです。
昭和19年に追分に定住した堀辰雄氏が人生の最後を過ごした住居は、現在「堀辰雄文学記念館」として軽井沢 追分エリアに存在しています。
軽井沢随一の快適さを誇る追分エリアの魅力
宿場町として栄えた歴史を感じることができるエリアです。
軽井沢 追分エリアは中心地よりは少し離れていることから観光客が連日訪れるような雰囲気はなく、落ち着いた印象があります。
浅間山を綺麗に見渡せるのも追分エリアの特徴のひとつで、歴史を感じさせる味わい深い風景に心が研ぎ澄まされるエリアとなっています。自然が多く残り美しい風景に恵まれた地域で、地元の方もたくさん住んでいるエリアです。また、軽井沢は霧が多く、エリアによっては“湿気”が気になることがあります。
ただ、軽井沢町の西側にいくほどに霧は発生しづらく、軽井沢町のもっとも西端の追分エリアは湿気が少な目で快適に過ごしやすいと定評があります。
別荘を購入する方だけでなく、定住をお考えの方にも注目されているエリアです。
軽井沢 追分エリアの坪単価と住宅情報
軽井沢 追分エリアの坪単価、そして周辺の別荘地の情報について見ていきましょう。
軽井沢 追分エリアの坪単価について
軽井沢駅から3.4キロほどの位置にある地点では、2023年の基準地価が1坪約5.9万円です。
前年の地価と比べても6000円ほど上昇していることから、近年人気が高まっていることがうかがえます。美しい景観と静かな雰囲気から人気が出ている追分エリアには、別荘地のエリアもあります。余暇や趣味を楽しみたい人が別荘を買ったり、子育てやリタイア後の終の棲家として定住したりなど、追分エリアはもちろん、軽井沢全体がここ数年で土地価格が上昇しています。
ここでご紹介した坪単価は公的な観点での価格相場であり、実際の不動産取引価格とは違います。今回は、軽井沢 追分エリアの土地価格の相場を知るときの指標のひとつとして、参考までにご紹介しました。
近年定住地としても人気の追分エリア
観光地として開発されていない軽井沢 追分エリアは、歴史的建造物が大事に残されて情緒のある風景、素朴な雰囲気が広がります。
江戸時代に稲作のために作られた「御影用水（農業用水路）」の周りは水辺のほとりで散策できるように整備され、まるで海外の絵画のようだと人気です。
周囲で散策すると、まるで異国にいるかのような風景のなか、ゆったりとした時間が流れます。
このエリアは地元の方も多いですが、別荘地もあります。静かな自然に包まれた平坦な土地が多いのが特色です。
並木道を通る際には、木漏れ日の程良い明るさの心地良さを感じることができます。
また、佐久市や小諸市方面へのアクセスも良く、最近は定住者からも注目されています。
軽井沢 追分エリアの代表的な名所・観光スポット
軽井沢 追分エリアにある代表的な名所をいくつかご紹介します。
追分宿
追分宿は江戸時代の雰囲気が色濃く残る宿場町です。
現代のように自動車はなく、馬や徒歩による移動だった昔は、旅の道中に「宿場（宿駅）」が設定され、休む場所が整備されていました。
旅人の宿や休憩場所となる施設のほか、荷物・通信物を隣の宿へと運ぶための業務を担っている拠点となっていたのが宿場で、そこを中心として広がる町が「宿場町」です。
追分宿は中山道と北国街道の分岐にあり、江戸時代には人の往来がかなり多く、賑わいを見せていたところでした。
今でもその時代の原型を保っているスポットや、面影を残すような建物が立ち並び、宿場町としての当時が感じられます。
周辺の散策スポットでは、街道歩き旅が人気です。
堀辰男文化記念館
信濃追分駅から車で10分ほどの場所にある堀辰雄文学記念館。昭和を代表する作家、堀辰雄氏にちなんだ記念館です。
堀辰雄氏といえば、「風立ちぬ」の原作者としても有名。19歳の頃に訪れた“軽井沢”という地に魅了された後は、軽井沢を何度も訪れながら、軽井沢の地を舞台としたたくさんの作品を執筆しています。
昭和19年に追分に定住し、晩年をこの地で過ごしています。
そんな彼の人生の背景や遺愛の品々、文学者として残した原稿や関係する書籍をじっくりと知ることができる堀辰雄文学記念館は、文学ファンの間でも大人気です。
彼の世界観に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
浅間神社
軽井沢町のなかでも最も古い木造建築の浅間神社本殿は、明治2年浅間山鳴動のとき、明治天皇により鎮静を願うための勅祭が行われたとして知られています。
「流造（ながれづくり）」と言われる神社建築様式の浅間神社は、海老虹梁や宝珠の彫り、木鼻の出張り、六葉のついた懸魚など、室町時代における神社建築の名残が見られる美しい建築物です。
また境内には芭蕉の句「ふきとばす石も浅間の野分かな」の碑があり、当時の風情を感じ取ることができる場所となっています。
浅間山
長野県の軽井沢町、群馬県の嬬恋村の境にある「浅間山」。標高2568ｍという雄大な姿をした活火山です。
一年を通じて美しい景色をもたらすことから「日本百名山」に選定、さらには美しい高山植物の宝庫として「花の百名山」にも選ばれている山です。
追分エリアには、そんな雄大な浅間山の景色を眺められるスポットも多数あります。
また、追分エリアには、上記以外にも多くの自然を満喫できるスポットや歴史的名所が存在しています。
軽井沢 追分エリアで不便に感じること
軽井沢 追分エリアは、軽井沢町の西の端にあり中心地からは少し離れているため、“利便性”という観点では他のエリアより劣るかもしれません。病院や学校、生活用品店などが少ない印象があります。
とはいえ、車移動なら軽井沢町のあちこちにも行きやすく、極端な不便は感じることはないでしょう。
隣接している佐久市が近いことから、買い物はそちらにも向かいやすく便利です。
「佐久平ハイウェイオアシス」のスマートインターチェンジからも近く、高速道路での各方面にも行きやすい環境となっています。
また、このエリアは湿気が少ないのが特徴で、快適な暮らしと大自然を同時に楽しめるメリットがあります。
軽井沢 追分エリアはどんな人におすすめ？
軽井沢 追分エリアは、軽井沢の主要スポットの観光地の賑わった雰囲気とは一変し、のどかで閑静なところです。
古い歴史の名残を感じさせる名所も残り、散策するのに絶好のスポットもあります。
軽井沢の中心地からは少し離れてはいるものの、周囲へのアクセスはそれほど悪くありません。
少し足を延ばせば佐久市、小諸市へも行けるので、利便性の面では不便を感じないでしょう。
浅間山の雄大な姿が見られるスポットが生活圏内にあり、景観の良さを楽しめます。
都会のような活気と利便性ではなく、大自然のなかでゆったりした時間を刻むことを求めている方におすすめできるエリアです。
軽井沢 追分エリアでの別荘づくりは参會堂にお任せを
自然を圧倒的に感じられるロケーションと風情溢れる街並みの追分エリアなら、都会で忙しさに追われる毎日を解きほぐしてくれる絶好の別荘地となりそうです。
設計事務所によって得意なデザインが違う
軽井沢という大自然において、澄んだ空気や風で木々が揺れる音、小鳥のさえずりを心地良く感じられるのは、洗練された現代風の建物建築ではありません。
周囲の景観を崩すことなく、美しい佇まいを感じさせる風格が軽井沢での別荘建築には求められます。そこで、日本で指折りの“軽井沢”にふさわしい設計力・デザイン力を持ち合わせている設計事務所への依頼が大切になってきます。私ども参會堂は、これまでに本物の素材で建てる高級注文住宅を手掛けてまいりました。誰もが立ち止まって眺めたくなるような美しさ、そして過ごす人が快適でいられる機能性を兼ね備えた設計が可能です。
非日常を楽しみ、リラックスできる空間づくり
軽井沢の別荘で過ごす魅力は、都会では感じられない“豊富な自然”です。
軽井沢のなかでも観光客が多いエリアは賑わっていますが、別荘地にはのどかで爽やかな空気感が流れています。
追分エリアは自然もたくさん残り、浅間山の雄大な景色も近く、毎日が“非日常”。大自然のなかで過ごす時間は、都会では味わえない極上の癒しとなるでしょう。
そんななかでも私ども参會堂が意識しているのは、非日常を楽しみながらも自然と調和できる空間作りです。周囲の特徴を理解し、オーナー様が心から愉しみリラックスできる空間を提供いたします。
実績豊富な参會堂なら理想の別荘を実現可能
私ども参會堂は、住宅建築において“本物”を意識したデザイン・設計を意識しています。
オーナー様が別荘において、遊び心やリラックス、非日常を感じ、それでいて機能性もともなう設計が可能です。
大自然と風情を感じる美しいロケーションとなる軽井沢追分エリアにおいて、最高の別荘づくりを成功に導けるのは「軽井沢という土地の魅力を引き出せるデザイン力」と「ゆったり快適に過ごせる環境を実現できる設計力」。参會堂なら、あなたの理想の別荘を実現することが可能です。
別荘建築の本質を見極め、自然と調和し、大自然に佇む別荘だからこそ叶えられるデザインを叶えてまいります。
軽井沢に精通した現地スタッフとも連携しているので、土地からのご相談も可能です。
軽井沢に別荘を持ちたい…、そんな高鳴る想いを私どもに私どもにぜひともお聞かせください。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。
