日本で多くの人を惹きつける別荘地といえば長野県にある軽井沢町。皇室とも縁がある軽井沢なら、ワンランク上の別荘が建てられると期待に胸が膨む方も多いのではないでしょうか。
昔も今も日本の代表的な別荘地として高い評価を得ている軽井沢町の中部にあるのが中軽井沢エリア。別荘を建てる人だけでなく移住先としても注目されている地域です。
実は、中軽井沢は北と南に分けると特徴が異なります。今回お伝えしたいのは「中軽井沢 北エリア」です。
軽井沢ならではの雄大な自然を目の当たりにできる環境で静かに余暇を過ごせる魅力があり、自然派の暮らしが叶うエリアと言われています。
それでは、中軽井沢 北エリアについて、特徴や坪単価、観光名所など詳しくお伝えしていきます。
目次
中軽井沢 北エリアの特徴と魅力
はじめに、中軽井沢 北エリアの特徴と魅力をお話していきます。
中軽井沢 北エリアの特徴と土地柄とは
軽井沢町の中部に位置する中軽井沢エリア。
中軽井沢駅を隔てるように北側を「中軽井沢 北エリア」、南側を「中軽井沢 南エリア」と分けて呼ばれることも多いです。
中軽井沢駅から国道146号線を北上していくと近年人気の星野リゾートがあり、軽井沢の美しい自然環境を楽しむことができるエリアです。
軽井沢町の中軽井沢北エリアの大きな特徴は「自然を満喫できるエリア」という点です。軽井沢のなかでも標高が高く森林にも囲まれて気温が低め、まさに“避暑地”というに相応しい土地柄です。広大な自然に囲まれた中軽井沢 北エリアの魅力
中軽井沢 北エリアには星野リゾートがあり、「星野エリア」とも呼ばれています。星野リゾートが建ってからは、雰囲気も一変したエリアです。
都心からのアクセスも非常に良く、2時間もかからずして行けるリゾート地として愛されています。避暑地の涼しさと美しい自然に触れるため、夏を中心に多くの人が訪れ賑わっているエリアです。
たくさんの人が訪れる中でも、別荘地があるエリアに向かうと、川のせせらぎと澄んだ空気、見ているだけで癒される木々…と森の中で過ごす心地良さを感じさせる風景が広がります。
星野エリアの北側には、西武グループにより山ひとつを別荘地として開発した“千ヶ滝エリア”があります。1919年に誕生してから100年を超える歴史を持つ、風格のある別荘地です。
このエリアの別荘地は西部グループによる管理が行き届いているのが魅力。落ち葉清掃や道路の補修などがされた道路は通行しやすく、別荘に向かう道中も綺麗な風景に心が和みます。
区画はゆったり広々とした地形で、別荘地全体が整っている印象です。歴史は古く、時代とともに風格漂う別荘地として人々の心に刻まれていきました。
中軽井沢のほかのエリアよりも標高が高い千ヶ滝別荘地は、浅間山が見えるロケーションが大きな売りとなっています。眺望が良く、自然の好きな人が集まってきます。
ビルゲイツの大きな別荘があるのも、千ヶ滝エリアです。
中軽井沢 北エリアの坪単価と住宅情報
中軽井沢 北エリアの坪単価、そしてどんな別荘が多いかについて見ていきましょう。
中軽井沢 北エリアの坪単価について
2023年の基準地価(都道府県が発表)によると、中軽井沢駅の北側にある基準値数か所から読み取る坪単価は7~19万円です。
この坪単価は自治体による「土地価格の基準」で、実際の不動産取引価格とは違います。今回は、中軽井沢北エリアの土地価格の相場を知るときの指標のひとつとして、参考までにご紹介しました。
自然派志向の方に人気のある中軽井沢 北エリア
中軽井沢 北エリアは、自然派志向の方の多いエリアです。
リスを見かけることができる千ヶ滝へと続く遊歩道は、自然好きな方々の日々の散歩道として多くの人に親しまれています。
中軽井沢 北エリアには山全体が西武グループの別荘地「千ヶ滝別荘地」があります。
戦後に誕生した後には広く開発され、今では日本でも有数の別荘地にまで成し遂げました。広大な森になだらかに高低差を生みながら別荘地が広がります。軽井沢千ヶ滝別荘地はいくつかのゾーンに分かれて別荘地としてプランニングされているという特徴があります。山々が大パノラマとなって見晴らせる地区、バードウォッチングや温泉などを身近に楽しめる地区などさまざまです。
ゆったりと整った敷地にオーナー様の想いが詰まった建物が建っています。それぞれにオリジナリティがあるものの、景観を損なわないような“自然との調和”がはかられた別荘が多く見られます。
木々の合間を縫いながら別荘地の道のりを進み、軽井沢の美しい自然の中に佇む自分の別荘にほっと心が和むことでしょう。
木々の美しい緑や小鳥のさえずり、可愛らしい小動物との遭遇など日常のなかに“自然からもらえる癒し”…。肩ひじ張らずゆっくりと過ごせるエリアです。
中軽井沢 北エリアの代表的な名所・観光スポット
次は中軽井沢 北エリアの代表的な名所・観光スポットについてご紹介します。
星野リゾート
軽井沢町には、全国的にリゾートホテルや温泉旅館などを展開している星野リゾートの拠点があります。
この中軽井沢 北エリアにもいくつかのリゾートホテルが点在し、観光地を訪れる方々の宿泊施設として利用されています。
中軽井沢駅から国道146号線と並走するように北に向かって流れる“湯川”という小さな川。その周りには、ハルニレテラスや村民食堂、星野温泉トンボの湯など癒しのスポットが広がります。
ハルニレテラス
軽井沢の観光スポットとしても外せないのが「ハルニレテラス」です。
100本を超える春楡(はるにれ)という樹木を活かし、ウッドデッキで9つの建物をつないだ森の中に広がる“小さな街”。ハルニレテラスの床は一面を木で張られていて広々とした印象です。
多くの人が集う中でもゆとりをもって歩くことができる心地良い空間が広がります。イタリアン、菓子処、ベーカリー、カフェ、インテリア、料理店、工房…と個性豊かなショップが立ち並んでいるスポットです。
「軽井沢の日常」というコンセプトがあるハルニレテラスは、美しい緑を眺めて、川の流れる音を聞きながら食事やショッピングを楽しむことができ、毎日のように多数の人で賑わっています。
軽井沢野鳥の森
中軽井沢駅を北上し、ハルニレテラスの北東に広がるのが軽井沢野鳥の森。
森全体は100haという広大な敷地を有し、クリやカラマツ、ミズナラなどの樹木、四季折々の表情を見せる草花、多数の種類の鳥たち…と美しい自然の景観と野生動物の生態を観察できる国設の森です。
年間80種類もの珍しい鳥たちを見ることができる森とあって、野鳥を愛する方にとっては絶好のバードウォッチングスポットとなっています。
樹木が放つ香りに包まれ、都会では見られない美しい景観、鳥のさえずりや木の葉の音色などに触れながらウォーキング、バードウォッチングを楽しめる森林です。
また、年間通していろいろなアクティビティを楽しめます。標高が高く冷涼な気候で、夏場でも涼しさを感じられる森です。
ピッキオ
イタリア語で“キツツキ”を意味する「ピッキオ」も中軽井沢北エリアの名スポットのひとつ。
「軽井沢野鳥の森」の隣接する一角に施設を構え、野鳥の森においてさまざまな活動をしている野生動物の専門家集団です。
軽井沢の自然に密に触れ合い、森の生き物との出会いを楽しむさまざまなツアーは人気があります。
夕暮れの中を飛ぶムササビを観察するムササビウォッチング、2キロ弱の歩行でお子様から年配の方まで楽しめるネイチャーウォッチングなど、自然生物を熟知した専門家が森の愉しみをサポートしてくれます。
中軽井沢 北エリアには、上記以外にも多くの名所・観光スポット・温泉などが存在しています。
中軽井沢 北エリアで不便に感じること
多くの人から注目される名所とともに、美しい自然に囲まれた魅力溢れる中軽井沢 北エリア。ただ、一方で不便とも言える点はあります。
他の人気エリアに比べると利便性が悪い
おしゃれな星野リゾートや温泉も多い中軽井沢 北エリアは、自然が身近にありながらも観光スポットに向かう道路は人や車の量もそれなりにあります。
ひとたび別荘地方面に入りこむと木々も多くなり、別荘を中心とした雰囲気になってきます。
“利便性”という観点で考えると軽井沢のほかのエリアよりも劣ってしまうかもしれません。
軽井沢町のほかのエリアを比べたときには利便性があまりよくないという印象はあるものの、このエリアならではの“自然との近さ”は魅力的です。別荘地に向かうにしたがって標高も高くなり、避暑地と言うに相応しい涼しさも味わえます。軽井沢の豊かな自然を密接に感じることができるのが中軽井沢 北エリアです。
観光地が多いので時期によっては混雑する
中軽井沢 北エリアは自然派を大切にした景観の良い観光地で、星野リゾートなど観光スポットが多数あります。
星野温泉やハルニレテラスなどは中軽井沢 北エリアのメインとも言える国道沿いに位置しています。
時期によっては多くの人々で賑わい混雑を感じるでしょう。駐車場もそれなりに確保されているとはいえ、近隣の駐車場が満車という混雑ぶりも珍しくありません。
中軽井沢 北エリアはどんな人におすすめ?
中軽井沢 北エリアにある別荘地がおすすめなのは、利便性を求めず、静かな自然が好きな人です。
観光地や宿泊施設、温泉もあるので比較的賑わいはありますが、景観の良さや自然との調和をコンセプトに建てられたスポットばかり。
川が流れる音や風の音、耳を澄まさなくても自然と耳に入る野鳥の鳴き声…。都会では到底味わえないような自然を満喫できるエリアです。
四季とともに移り変わる自然の美しさという最高のロケーションに建てる別荘は、きっとかけがえのないあなただけの空間となるでしょう。中軽井沢 北エリアでの別荘づくりは参會堂にお任せを
都会の暮らしに身を委ねている方にとっての別荘で大切なことは、日々の生活では得られないような“非日常”ではないでしょうか。
中軽井沢北エリアの豊かな自然環境は心と体をほぐしてくれる最高の別荘地です。
誰もが憧れる最高の別荘地に最高の別荘を建てる…。
これができるのは、別荘建築の経験が豊かな設計事務所です。
別荘らしい遊びの要素をふんだんに入れた家づくり
新緑の季節の爽やかな緑、紅葉の季節の鮮やかな赤や黄色…と、中軽井沢 北エリアの別荘地の木々は四季を通じて変わる表情を見せてくれます。
ただ、あまりにも自然に溶け込み過ぎると面白みのない別荘空間になってしまうこともあります。
私ども参會堂は、非日常を味わうためにも、別荘建築に遊びの要素もプラスいたします。別荘で過ごしたときに“癒し”だけでなく、“何度も来たい愉しみ”を見い出せるように、オーナー様の思いを形にしてまいります。自然と調和した最高のリラックス空間を提供
中軽井沢 北エリアにある別荘地は、区画が整備されて敷地の形も綺麗です。
敷地もゆったりめで「地形が悪くて思い通りの別荘が建てづらい」ということもあまりないでしょう。
ただ、軽井沢は日本中の人の憧れでもある、有数の別荘地です。洗練された個性的なデザインで建ててしまうと、自然との調和がはかれず失敗に感じることも…。
だからといってありふれたデザインで妥協すると、軽井沢に建てた意味を見い出せなくなるかもしれません。
私ども参會堂が意識しているのは、中軽井沢北エリアの地域の特色を活かした設計です。建物の外側・内側共に、雄大な自然風景からの“癒し”を感じられるデザインとし、オーナー様が最高のリラックス空間を手に入れられるような設計をいたします。
豊富な実績と確かな技術で理想の別荘を実現
参會堂はこれまでに高級注文住宅を手掛けてまいりました。
軽井沢という世界中からも脚光を浴びている別荘地に建てる設計力がございます。オーナー様の想いが詰まった別荘を“ありふれたデザイン”にはいたしません。
豊富な実績から培った優れた技術を使い、軽井沢に精通したスタッフとの連携も駆使し土地探しのご相談もうかがいます。
今後のオーナー様の人生が豊かになるような理想的な別荘を実現いたします。かけがえのない別荘づくりを私どもと共に進めてまいりましょう。
本物の素材を選び、デザインはもちろん、居心地の良い建物を叶えてまいります。高原地の爽やかな気候のなか、オーナー様の休日が最高のものとなりますよう、まずは私どもに別荘への想いをお話くださいませんか。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。