凛とした美しさと堂々たる存在感が感じられるお城のような家は、多くの人を惹きつける魅力に満ち溢れています。
伝統的な建築技法を施したデザインのお城のような家の暮らしは毎日が“非日常”。特別感に包まれる日々を過ごすことができるでしょう。
そんなロマンチックなお城のような家への憧れがある一方で、
- お城のような家の事例をたくさん見たい…
- 自分が考えている理想の家のイメージを再現してくれる設計事務所はあるのだろうか…
といった疑問・不安を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は参會堂がこれまでに手掛けたお城のような家の施工事例をご紹介いたします。
住宅でありながら芸術的な要素が豊富な“お城のような家”。あなただけの特別な空間を実現するべく、お城のような家づくりの建築ポイントを海外住宅の設計が豊富な参會堂が詳しくお伝えしていきます。
まるでお城のような高級注文住宅事例5選
参會堂は、これまでに海外デザインの高級注文住宅建築に数多く携わってまいりました。ヨーロッパの芸術的な伝統建築を取り入れた優れた家ばかりです。
そんな中から、今回はまるでお城を彷彿させる素敵な施工事例を5つご紹介いたします。
お城のような高級住宅事例①
多角形の塔屋にとんがった屋根がかわいらしい印象のお城のような家。
海外住宅でよく採用される縦長の窓が整然と並び、自然光がよく入り込みます。お城を思わせるデザインはもちろん、屋内に明るさをもたらす機能性も兼ね備えた住宅です。
サッシ上部のRで描かれた曲線部分や、ブルーのシャッターがヨーロッパらしいデザインとなりました。日本でよくあるシンプルな引き違い窓とは違う、凝ったデザインの窓ガラスが印象的です。
お城のような家づくりでは、独創性のあるデザインを取り入れることが重要となってきます。
窓辺に花を飾るための花台や、軒下にあしらわれた細やかなモールディング。外壁に上品な雰囲気を演出してくれました。お花を飾らずとも優雅な雰囲気になるように、全体的に統一感のある外観デザインとなりました。
お城を彷彿させる圧倒的な存在感のアイアン門扉が出迎えてくれます。高さがあるデザインは、防犯性も高めます。
力強い直線とアーチを描くような曲線が交じり合うアイアン門扉は、先端に尖った装飾が施された格調高いデザイン。金属製の門扉ならではのシャープな印象ですが、曲線により上品な雰囲気も加わります。
石造りの門柱と併せて“エレガント”が表現されつつも堅牢なエントランスとなりました。
そびえ立つ塔屋はまるでお城のよう…。街行く人が憧れの眼差しを向けるほどの素敵なファサードとなりました。
お城のような高級住宅事例②
噴水が設置された中庭を囲う、美しいピンク色の住宅です。
広々としたスペースをふんだんに使って設計された中庭は、一般的な住宅の中庭とは段違いのダイナミックな空間となりました。
中世ヨーロッパの宮殿を彷彿させる優れた装飾の噴水を中央に、そして円柱の石柱やアーチ壁、長方形の窓、色味の異なるタイルなどを美しい表情をもたせるように工夫して配置。
クラシックなヨーロッパのデザインにより、お城のような雰囲気を一層引き立てることができました。
内装は白を基調とした高級感溢れる空間となっています。
高く吹き抜けた天井から吊るされた豪華なシャンデリアや、二階の細やかで美しい鉄製の手摺が優雅な印象を与えます。
意匠性が高い2台のシャンデリアは、吹き抜けのある大空間だからこそ映えるインテリアといえるでしょう。
存在感のあるコラム柱がいくつも並び、まるで古城のような雰囲気を完成させています。
大きな窓ガラス、大理石の艶、豪華なシャンデリア…と常に白く明るい輝きのある空間となりました。
オーナー様ご家族はもちろんのこと、訪れたお友達までもが心から癒しの時を過ごすことができるでしょう。
お城のような高級住宅事例③
独特な風合いの柱によって表現された荘厳なエントランスは、まるで城塞のようなデザイン。ダイナミックな高さを持つコラムポストにより、お城のような風格が漂います。
印象的な三角形のペディメント。それを力強く支えるコラムポストは「クリーム色の優しい色味」と「芸術的で繊細な装飾」により、圧倒的な存在感のなかにも柔らかな雰囲気をもたらしてくれています。
三角や円、アーチ、直線など多彩な形をバランスよく盛り込むことで、よりお城らしさが表現されたファザードとなりました。
玄関を開けると佇む、優雅な曲線を描くサーキュラー階段。曲線によるカーブを作り出すことで、直線の階段とは異なる“穏やかさ”や“柔らかさ”を表現しています。
存在感のある大きな階段は吹き抜けとの相性も良く、大理石や壁面の白さも相まって輝きに満ちた空間となりました。
全体が“ベージュ”という清潔感のある内装のなか、細やかな唐草模様が上品に施された鉄製の手摺に“黒”が際立ちアクセント効果をもたらしてくれます。玄関扉やシャンデリアとも調和するデザインです。
階段の中央に敷かれたカーペットにはゴールドのホルダーを取り付け、エレガントで上品な印象となりました。玄関扉を透過した自然光が大理石に艶やかに反射し、空間全体は穏やかで明るい雰囲気です。
赤いベルベットの椅子と金色のテーブルが芸術作品のように配置され、王室の一部のようなラグジュアリーな空間を演出しています。
繊細な装飾が施された猫脚家具は、お城のような家だからこそ映える本物の家具です。
お城のような高級住宅事例④
格子状にデザインされた天井や、アーチ垂れ壁、モールディング装飾、スワッグが付いた地厚のカーテン、総柄のソファとクッション、S字状の脚を持つ高級感のあるテーブルなど、クラッシックな要素をふんだんに採り入れたフレンチスタイルのお住まいです。
白い壁・天井、光沢のある大理石床というように、全体的に白い内装とし清潔感がある空間となりました。デザイン・素材ともに明るい輝きがあり、ダウンライトやブラケットライトなどを多角的に取り付けるだけで、十分な光沢を感じることができます。
中世ヨーロッパのお城のような空間となりました。
お城のような高級住宅事例⑤
リビングの主役級にもなる存在感のある階段を設置した、お城のホールを彷彿させる空間です。
濃いブラウンの木質の素材・色味は高級感が増し、よりクラシカルな印象をもたらしてくれます。シャープな印象のアイアン素材の手摺ですが、笠木部分に木材を採用したことで踏み板との色調のバランスも申し分ありません。
室内扉や窓枠にも木材を取り入れ、リビングの中央には、ヨーロピアンな本革ソファ、アンティークな風合いを醸し出すトランクテーブルといった、茶系の高級感のある家具を配置しました。
ダークブラウンや黒を多用しながら、重々しい印象にならないよう、素材やカラーバランスを工夫しています。
白く上品な壁面に天然木の暖かみが加わってリビングでの安らぎの時間を一層心地良くしてくれることでしょう。
また、窓辺には、ワインレッドのカーテンに、ドレープの利いたレースのカーテンを選びました。お城のような内装に合う、優雅な印象のデザインです。
お城のような家を実現する為の建築ポイント
貴族が築き上げるお城は、家族だけが住まう家という目的を超え、自分達の誇りを格調高く表現した作品とも言うべきものでした。
遠い昔の王族にとっては、「お城」は多くの人に見てもらうために、さまざまなこだわりを積み重ねていたのです。
現代においてお城のような家を造り上げるには、歴史的な建造物のデザイン・建築技法を盛り込むだけでは不十分と言えるでしょう。
見た目こそ、“お城”を再現できるかもしれませんが、今の生活にそぐわないことも。機能性が失われて住み心地がともなわなければ、デザインを真似ただけにほかなりません。
そこで重要なのが、格調高いデザイン力と緻密な設計力、卓越した技術力です。
それでは、お城のような家を実現するための建築ポイントを5つご紹介します。
細部にまでこだわりぬいた外観デザイン
外観デザインは細部にまでこだわりぬくことがポイントです。
エレガントな門扉をくぐり抜けて広がる穏やかな庭、石畳の趣溢れるアプローチを進むと出迎えてくれる玄関扉。
通風のためだけの窓ではなく、外観デザインにもなり得る窓が特徴的です。
細やかな部分にまでこだわることで、訪れた人たちの心を圧倒的に揺さぶるファザードが実現します。
素材や色味、形を巧みに使い分けてデザインすることで、周囲の景観に調和しながらも芸術的な個性をもたらす外観が生まれるのです。
古き良き時代のお城の要素を保ちつつ、“住む家である”ことを意識することが重要です。人を惹きつける華やかな装飾性を持たせることで、誇り高い家づくりが叶うでしょう。
芸術的なデザインは一夜にして成せるものではありません。お城のような家づくりを成功させるため、たくさんの実例を持つ設計事務所への相談が欠かせないのです。
本物の素材でいろどる唯一無二のインテリア
お城のような贅沢な空間のためには、素材選びが重要です。
光のあたり具合で輝きが変化する天然の大理石、年数とともに趣と味わいがプラスされ続けていく銘木フローリング。重厚感・高級感が溢れるレンガや石積み、見惚れるような優雅なモールディング装飾なども取り入れましょう。
プリントされた見せかけの「大理石調」「木目調」「レンガ調」ではなく、本物の素材による質感、味わいを実現していくことが重要です。
さらに、空間を彩る家具選びも大切にこだわりましょう。
工場で量産されたようなありふれた家具はお城のような家には似合いません。
熟練の技術を持つ職人が時間をかけて作りあげた家具なら、手触りから使い心地までが上品な心地良さをもたらし、まるで宮殿内にいるような上質な空間が生まれるでしょう。
大理石調、レンガ風…といった、見せかけのものではなく、“本物”と呼べる高品質な素材をふんだんに取り入れること。それが、見た目だけの美しさではなく、長い愛用にもつながるのです。
テンプレートに当てはまるような“ありきたりのインテリア”は、お城のような家づくりでは不向き。本物の素材を厳選することが唯一無二のインテリアの実現をしてくれるのです。
快適な暮らしを叶える空間デザイン
神秘的な素晴らしい外観でも、暮らしにくければ意味がありません。宮殿における大広間は多くの人が集う場所。現代でお城のような家を建てるなら、訪れる人をもてなせるように、ゆったりとした設計をするには広い敷地面積が必要です。
そして、吹き抜けや天井の高さなどにより“開放感”を意識した設計をすることで、お城さながらの広大な空間が実現できるでしょう。
ただ、住まう人の日々の動線が考慮されていなければ「お城のような雰囲気が醸し出された建物」としか言わざるを得ません。
デザインばかりを重視すると、毎日を充実して過ごせるような快適性がともなわないので注意が必要です。
キッチンやリビング、浴室、寝室、収納など、それぞれの生活動線をシミュレーションしながらレイアウトをプランニングすることで、美しさと過ごしやすさが両立した住まいが実現できるでしょう。
また、土地の特徴を最大限に活かした間取り設計も求められます。
屋内から見える眺望をインテリアの一部とすること、自然光を最大限に取り込み明るく見せられる採光性も、お城のような家を建てるときに欠かせないことです。
最高水準の防犯対策で安全性にも配慮
格調高いお城のような家は、周囲から注目の的となるはずです。近年の日本では輸入住宅も増え、街並みに海外デザイン風の家々も見かけるようになりました。
お城のような家はそういった輸入住宅よりも格段上の芸術的なデザインとなり、たくさんの人が見惚れる家となるでしょう。しかし、注目度が高いからこそ、防犯対策を徹底することが、安全・安心な暮らしを守ることにつながります。
参會堂の家づくりでは、世界水準の防犯性の高い窓ガラスを標準採用しています。
ドイツ製のアルプラスワンは、複層ガラスと防犯フィルム、アルコンガスからなる“4層構造”の窓ガラスです。ハンマーでも貫通しないという防犯性の高さを誇り、外部からの侵入リスクを大幅に減らすことも可能です。
また、厚みのある窓ガラスにより外部からの騒音もしっかりと遮断できます。防犯性だけでなく、デザイン性、断熱性能、遮音性能も実現できる最高水準の窓です。
本格的なお城のような家は、人を惹きつける外観でありながらも、安全性と防犯性、プライバシーを確保する設計が求められるのです。
高いデザイン性と機能性を両立
お城のような家づくりをする場合、優美な外観や内装を意識するあまり、機能性がともなわないことがあります。実際の暮らしが不便では、理想の家づくりとは言えないこともあるでしょう。
“お城”を彷彿させる華やかなデザインに、利便性のある暮らしに導ける機能性が調和したときに、「本物の邸宅」と呼ぶに値する家の実現が可能となるでしょう。
貴族の暮らしを彩るような芸術的な装飾に加えて、豊富な収納、使いやすい設備を設けるなど、日常の動線を意識した設計を盛り込みましょう。
快適性や安全性を犠牲にせずに、それでいて華麗なデザインを追求する。デザイン性と機能性の絶妙なバランスにより、究極の「お城のような家」が実現できるのです。
確かな技術と豊富な経験が求められる高級注文住宅設計
華やかさや芸術的な要素をいくつか取り入れるだけでは、本物のお城のような家は叶いません。そこに必要なのは、設計者の豊富な知識とノウハウ、施工者の確かなスキルです。
ディテールに徹底的にこだわり、妥協を許さない家づくりの姿勢が不可欠。格調高い上質な住まいのためには、経験豊富な設計事務所への依頼が必要です。
トータルコーディネート力が欠かせない
お城のような豪華な要素をふんだんに盛り込むことだけでは、アンバランスな家づくりになりかねません。
芸術的なお城のような家を完成させるには、庭のレイアウトまでを含めた外観、そして内装に至るまでのトータルコーディネートが欠かせません。
おとぎ話のようなお城の世界観の確立、そして居住性にも深く配慮したプランニング。長く愛される住まいの実現には、全体的なバランスを意識した設計・デザインが大切です。
30年以上も邸宅を手がけてきた参會堂
私ども参會堂は、これまで30年以上もの間、数多くの海外住宅をデザインしてまいりました。なかには、中世ヨーロッパのお城を彷彿させる優れた設計もございます。
豊富な実績を積み重ね長年培ってきた職人技とノウハウ、そして細部へのこだわりを丁寧に反映させられる私どもなら、お客様が理想とするお城のような家づくりを可能にします。お客様の理想を超える提案により、世界にひとつだけの“あなただけの邸宅”を形にすることが私たちの使命です。
本場ヨーロッパ 提携パートナーの存在
私どもがこれまで本格的な海外デザイン建築を手掛けてきた背景には、本場ヨーロッパの本物の素材を取り寄せる販路、現地デザインを熟知するパートナーとの連携があります。
参會堂はヨーロッパのデザイナーやメーカーとの協力体制を築くことで、多彩な選択肢のご提案が可能。あなたが理想とする“お城のような家”をトータルでコーディネートいたします。
素材選びから仕上げに至るまで、本場ヨーロッパのエッセンスを存分に取り入れ、“お城風”にはならない本物の邸宅を造り上げてまいります。
まずはお気軽にお問い合わせください。
参會堂が創り出す「唯一無二」の独創空間
参會堂は、1992年の創業から一切の妥協を許すことなく建築と向き合ってきた、海外デザイン建築を得意とする設計事務所です。
どの建築会社にも真似できない秀逸な参會堂の建築デザインは、住宅設計のみならず、クリニック設計や土地活用・賃貸設計といった分野で、多くのお客様からご支持頂いております。
住宅設計なら「ずっと家に居たくなる空間」、クリニック設計なら「ホスピタリティが溢れる空間」、土地活用・賃貸設計なら「いつまでも色褪せない魅力を放つ空間」と…。参會堂は、それぞれのお客様のご要望に合った価値を生み出し、ご提供しております。
一切妥協のない本物の建築技術、心躍るような唯一無二の空間をお求めの方は、是非その夢を参會堂にお聞かせください。